いなちくを丸臨列車が行く |


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2017年 11月 29日
この記事は11月12日(日)の出来事を書いたものです。 私はリキさんとずー・たにさんをハイエースに乗せ 早朝の千種川沿いを北上していました。 バックミラーを見ると遥か後方までヘッドライトが続いています。 早朝の国道373号線で これだけの車が列を成すのを見たことがありません。 「リキさん、この時間、こんな田舎で 後ろ、スゲェ数の車が続いてますよ」 「あっ、ホントですね。 楽しみだなぁ~」 昨年初めて開催された「いなちくロングライド」でしたが 初開催でありながら 参加者から圧倒的な高評価を受け 今年は規模を拡大して開催されることになりました。 にも関わらず 募集して短期間で参加枠が埋まり 早い段階でキャンセル待ち。 昨年、良かっただけに 今年はどんなサイクルイベントになるか 期待も大きいのでしょうね。 会場に到着すると そこかしこで挨拶が交わされていました。 地元開催のサイクルイベントだけあって 知った顔が多い。 そんな静かなざわめきの中で 今年はスポーツMCの元気な声が 会場の雰囲気を盛り上げていました。 ふと空を見上げると・・・ 「うぉ!今年はドローン飛んでるで!」 それだけの事ですが なんだかワクワク感が高まって来ました。 町長の挨拶や警察官による諸注意など いかにも自治体らしい開会式のセレモニーがあった後 まずはサポートライダーが紹介され いよいよスタートとなります。 いなちくロングライドはゼッケン順に人数を区切ってスタートします。 リキさんのゼッケン番号は399番 ロングコース枠ギリギリの最後尾。 私は166番ですからスタートにかなり時間差があります。 もちろん臨時漕会のメンバーもバラバラでスタート。 スタート前にみんなに声を掛けておきました。 「第1CPで合流しよう」 昨年はスタートして間もなく 佐用坂とトンネルがありましたが 今年はそれらを迂回するコースが設定されていました。 いかにも自転車乗りが見つけてきたような裏道を走ります。 もちろん、私も走った事がありません。 やがて見慣れた幹線道路に入ると 私はゼッケン番号が若いおばさんを追うべく高速巡行! 早く仲間と合流したい気持ちがペダルを踏ませます。 そして、あっという間に第1CPに到着しました。 「す、すげぇ行列!」 まだ参加者間で差が開くには早すぎたのでしょう。 短時間に参加者が集中。 私たちの様に第1CPで待ち合わせのグループもあったかもしれません。 そんな事情もあって ぜんざいと珈琲をもらうのに大行列が出来てしまったのです。 ぜんざいを振舞う係の方は 一心不乱にぜんざいを入れ続けていました。 しかし、混雑の割には参加者はにこやか・・・ イラつく人が居ないのは 何ででしょうね? それはもてなす人の心が見えたからかもしれません。 ぜんざいと珈琲の他にも どっさりと置かれた補給食。 そして、この混雑の中で 実はドリップ珈琲を用意していたなんて・・・ 程なくスポーツMCがマイクを片手にやって来ました。 何が始まるのかと思ったら カメラを回してFacebookのライブ中継。 参加者にインタビューがあったり・・・ 楽しませる仕掛けが憎いですね。 「コギコギさん おばさん達、先に出発したみたいですよ」 「えっ?そうなんだ」 思いっきり走らせてやろうって親心かな・・・ 「じゃ、俺達も、そろそろ行くか!」 ここで合流したメンバーはリキさんとマスオさん。 私達は3人列車を形成して高速巡行! 即席列車でしたが脚が合い イイ感じに先頭交代を繰り返しながら 先行するおばさん達を追いました。 やがて散らばっていた丸臨が 吸い寄せられるように集まって来ました。 後ろから追いついて来た者。 遅い集団に引っかかっていた者。 先行して待っていた者。 別に打ち合わせたわけでもないのに 丸臨ジャージが私を先頭に列車を形成していったのです。 私たちが一塊になってしばらく 遅い集団に引っかかっていました。 私は近くを走っていたサポートライダーに声を掛けました。 「あのう・・・ この集団、追い越していいですか?」 「はい、いいですよ」 私は後続に追い越しを伝えるべく 右に寄るのハンドサイン。 すると間髪入れず 最後尾の住友輪業さんの声が聞こえました。 「後ろ、オッケー!」 こうして、リキさんを加えた臨時漕会列車が高速巡行を始めたのです。 遅い集団は、あっという間に遥か後方に消えていきました。 私は緩い右カーブで先頭交代のハンドサイン。 左に寄って二番手のリキさんに先頭の視界を譲りました。 脚を止めて後ろに下がっていくと 臨時漕会列車によってつくられた空気のカプセルが 私のすぐ横を通り過ぎていくのが分かりました。 「最後尾です!」 住友輪業さんの声を合図に 私は再加速して最後尾にジワリと付きます。 すると目の前に整然と丸臨が並んでいるのが見えました。 先頭が空気抵抗を切り裂いて行く背後に 丸に臨の字を背負った男達が 高速で移動する空間を共有しているのです。 ハンドルから伝わる振動・・・ 流れるアスファルト・・・ メンバーの息遣い・・・ 五感で感じる全ての感覚さえも共有すべく 全身の細胞を覚醒させて あたかも、一つの生物が如く丸臨列車は走る。 男心をくすぐるこの一体感・・・ 「久しぶりやぁあああ! めっちゃ気持ちイイ!」 私は思わず声を上げました。 道の駅ちくさのCPで リキさんが思わずこぼした一言・・・ 「丸臨列車イイねぇ~ 僕だけ丸臨じゃないのが残念だった。 丸臨ゼッケン欲しくなっちゃった」 その気持ち よぉ~く分かります。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ■
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by a-elf
| 2017-11-29 22:44
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2017年 11月 27日
前回は、初心者の女性ローディーと思われる方の落車について書きました。 敢えてイベント名などは伏せて一般論として書かせていただきましたが もう少し深く掘り下げて考えようとすると やはり、どんなイベントでの落車であったかをはっきりさせた方が良いと思い イベント名を明らかにして私の意見を述べさせていただきます。 落車があったイベントは「いなちくロイングライド」 落車は目玉のちくさ高原の下りで発生しました。 落車の詳しい状況はリキさんの「モーツァルトな走りで」や 住友輪業さんの「住友輪業の業務日報」で書かれている通りです。 最近は急激なロードバイク人口の増加で サイクルイベントに参加する初心者の割合は増えていると言っていいでしょう。 特に「いなちくロングライド」では 100km以下の距離と上りの体力に自信の無い方でも ちくさ高原の上まで車で運んでもらえる「ワープシステム」もあって 更に初心者が気軽に参加出来るイベントとなっていたかもしれません。 他で類を見ない「ワープシステム」は より多くの人に楽しんでもらいたいという「思い」と 運営側自身も自転車に乗る人たちであって 上れない人たちの気持ちが分かる「優しさ」の詰まった仕組みだと思います。 その「思い」と「優しさ」は大切であって それがあるからこそ 短期間でこれだけの高評価を得るイベントになっているのだと思います。 今年は去年の経験を踏まえ 更に充実したイベントに成長していました。 参加枠を拡大し コースもより安全なものに見直されました。 しかも、更なる初心者も受け入れるべくショートコースも設定されたのです。 だから、ロングコースにきちんと止まれない初心者がエントリーする事は なかなか考えにくい事だったかもしれません。 しかし、もともとロングコースも 初心者でも頑張ればなんとかなるコースですから チャレンジしたいと思う初心者が居ても不思議ではありません。 それでは今回の落車はどうすれば防げたのか? 例えば サポートライダーが下りに不安を抱える初心者を誘導する事が出来るでしょうか? いや、それはちょっと不可能な気がします。 その理由は簡単、 サポートライダー自身も安全に下らなければならないからです。 彼ら自身、しっかり前を見て しっかりハンドルを握って下らなければならないのに 初心者を見ながら誘導は難しいと思います。 それでは下山する前に講習会を開いてはどうか。 私も女性を含め色々な人に簡単なテクニックを教えた事があります。 もちろん、どうやって下るかというのもやりました。 その経験から踏まえると・・・ まずは個人個人のスキルが様々ですよね。 それに合わせて教えようとすると もっと緩やかな下りを先行させて下らせて その様子を見て後からアドバイスする事になります。 本当に教えようと思えばマンツーマンで一緒に坂を下る事が必要でしょう。 そういう事を教える坂として ちくさ高原の坂は適当ではありません。 しかも彼女のロードバイクに旧105が使われていて それは手の小さい女性には握りにくいから せめてアルテグラに交換した方がいいよと 坂の上でアドバイスしたとしても 後の祭りでは無いでしょうか。 では今回の落車を防ぐ方法は無かったのか? そもそも論になって申し訳ありませんが ボタンの掛け違いは最初から・・・ 下りに不安を抱えているのならエントリーしなければ良かったのです。 こう書くとキツイ様に思われるかもしれませんが 彼女がロングコースにエントリーした時から 少なくとも彼女がちくさ高原の頂に立った時から 今回の落車は運命づけられていたのです。 制動力が不足して暴走するロードバイクを 誰も止める事は出来ませんから・・・ 今、彼女は後悔していると思うんですよね。 病院のベッドの上で テクニックが不足しているのに どうしてエントリーしたんだろうって・・・ 彼女の周りの人間関係にも 沈痛な思いでおられる方もいるかもしれません。 どうして彼女を誘ったんだろう・・・ もっとサポートしてあげる事が出来なかっただろうか・・・ 彼女や彼女の周りの自転車友達の 心の痛みを察して余りあります。 落車は体や機材を傷つけるだけでなく 多くの人の心までも傷つけてしまうんですよね。 正直、今回の落車の状況から考えて 命が助かって良かった・・・と思います。 それでは今回の落車の経験を踏まえて 私たちに何が出来るでしょうか? 初心者は どの程度なら大丈夫って それすら分からない・・・ そういう声も聞きました。 だから経験者は適切なアドバイスを・・・ ごもっともです。 しかし、最終判断は初心者であっても自分自身なんですよね。 私はよく、 「サドルの上は一人きり」 という言葉を使います。 それは自転車は自由であるという事を言いたい時に使ってきました。 しかし、その自由には責任もついてくるのです。 例えば 今回の落車は単独でしたが これが誰かを巻き込んでいたらどうでしょう。 オーバースピードで前走者を交わせず 後ろから突っ込んでいたら・・・ 全く過失の無い人に怪我を負わせていたかもしれません。 そんな状況で 初心者だからと言い訳が出来るでしょうか。 サドルの上は一人きり・・・ 初心者であっても 誰かがブレーキを掛けてくれるわけではありません。 サドルの上は一人きり・・・ そのロードバイクを止めることが出来るのは あなたしかいないのです。 それでは彼女自身の判断以外に 落車を防ぐ手立ては無いものでしょうか? 私が運営側であったなら エントリーの段階で 下りに不安を抱える初心者がエントリー出来ない仕組みを考えるでしょう。 もやもやとしたアイデアで具体的でないので申し訳ないのですが エントリーしようとする人が 参加出来るか出来ないかを 適切に自分で判断する事を誘導するような仕組み・・・ それは判断に必要な情報提供であったり 質問であったりするかもしれません。 自己責任とは言え 初心者が多く集まるイベントです。 少しでも間違ったエントリーを防ぐ手立てを なんとか考えられないでしょうか・・・ 「いなちくロングライド」は 地元のローディーとして全国に誇れる素晴らしいサイクルイベントであると思っています。 せっかく生まれたこの素晴らしいイベントが 今後も開催されることを願ってやみません。 そして 落車した女性が早くケガから立ち直り 再び笑顔でロードバイクに乗れる日が来ることを心から願っています。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ■
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by a-elf
| 2017-11-27 23:02
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2017年 11月 24日
最近、ロードバイク人口の増加が著しいですね。 走っていて ローディーにすれ違う回数が増えました。 特に、女性ローディーの割合がグンと急上昇している様に思えます。 やっぱり、女性向けのウエアやロードバイクが充実してきましたもんね。 ロードバイクに乗る魅力を理解してくれる女性が増える事は 男性ローディーとして単純に嬉しく思います。 しかし、ロードバイク人口が増えるという事は それだけロードバイク初心も増えるという事。 そうすると初心者特有の落車や事故も増えるという事なんですね。 最近、初心者の女性ローディーと思われる方の 下り坂での落車の状況を仲間から聞く機会がありました。 今日は、その事について書こうと思います。 さて・・・ 女性は一般的に男性より体が小さくて力も弱い事が多いです。 それ故、ロードバイクに乗り始めて 多くの女性が感じるのが ロードバイクのブレーキの利きの悪さなんですよね。 「クロスバイクに乗っていた時は ブレーキの利きが悪いなんて思ったこと無かったのに ロードバイクに乗り換えると 下り坂が怖くて怖くて・・・」 そんな風におっしゃる方もいます。 彼女達が言うブレーキの利きの悪さというのは 但し書きが必要で 多くはブラケットポジションでの利きの悪さの事を指します。 ブラケットを握った状態でのブレーキングは ママチャリやクロスバイクのブレーキングとは異なります。 ママチャリやクロスバイクは それこそ思いっきり手の平をグーにすれば ブレーキは利きますが ブラケットポジションでのブレーキングは 手の平をグーにするのとは違います。 手首の返しも必要で ちょっとしたコツがいるかもしれません。 どちらが力を入れやすいかと言えば ママチャリやクロスバイクのブレーキングに軍配が上がります。 ブラケットポジションのブレーキングは それらに比べれば制動力が劣ると言えるかもしれません。 しかし、ロードバイクでも 下ハンを握った状態でのブレーキングなら ママチャリやクロスバイクと同等、またはそれ以上の制動力を得られます。 下ハンでブレーキングする時 それこそ思いっきり手の平をグーにする感じですからね。 ただ・・・ 下ハンを握る事自体 初心者の女性には敷居が高いのです。 そもそも下ハンがあるのはロードバイクだけです。 ロードバイクのハンドルが どうしてあんな形をしているのか 理解で出来ないまま乗っている方多数です。 腕をつっかえ棒にして ハンドルにもたれ掛かる様なフォームだと 正しく下ハンを握れません。 結局、下ハンにもたれ掛かるだけになります。 下ハンをちゃんと握ろうと思えば 下ハンを握ってハンドルを引くフォームが出来ないとダメですからね。 下ハンを握って前傾を深くすると 上目遣いにしないと前方をよく見れない。 初心者は視界を広くしようと上半身を起こします。 だから多くの初心者は ちゃんと下ハンを握れない・・・ という事は ブレーキングに関しては制動力が弱いままという事になります。 それでも男性はまだいいんです。 女性に比べて力がありますから・・・ 問題は女性です。 一般的に男性より手が小さく力も弱い。 そんな女性のブラケットポジションでの制動力は 男性が想像する以上に弱いものになります。 だから男性目線で 上りさえすれば何とかなるだろうという考えは危険です。 以前、こんな事がありました。 セーテンさんとレンちゃんの夫婦と 仲間でサイクリングした時の事です。 レンちゃんはバリバリの初心者でした。 下り坂が怖いという症状をはじめ お尻が痛いだとか肩がこるだとか腕が痛いだとか 初心者によくある症状を訴えていました。 そこで、それらの症状を一気に解消すべく 室内でローラー台を用いたコギコギレッスンを行ったのです。 もちろん 下ハンを握る練習もしましたした。 その後、70~80kmくらいを実走して ローラー台での練習を確かなものにしました。 それから数カ月・・・ いよいよレンちゃんもセーテンさんや仲間と一緒に サイクルイベントに出る事になりました。 本格的な上りを含むイベントです。 不安だった本格的な上りも みんなでゆっくり上れば大丈夫でした。 そして、いよいよ下りです。 ブラケットポジションでブレーキを掛けながら下っていました。 しかし、本人の意思とは裏腹に 勾配が急になったところでスピードが上昇。 レンちゃんの力では ブラケットポジションのブレーキングでは制動力が足りない勾配だったのです。 加速するレンちゃんにセーテンさんはどうする事も出来ません。 このままだったら大変なことになる・・・ セーテンさんの顔が青ざめました。 咄嗟に、レンちゃんは下ハンを握ってブレーキを掛ければ 強い制動力を得られると教わった事を思い出しました。 しかし、既にかなり速いスピードに達しています。 下ハンに握りなおそうと思えば 一瞬、ブレーキングに空白が出来ます。 その瞬間、更に加速する・・・ 両方の手を握りなおす事は無理! そこでレンちゃんは まずは右手だけを下ハンに握りなおしたのです。 すると、必要な制動力を得られたロードバイクは減速し始めました。 充分減速したところで 今度は左手を下ハンに持ち替えました。 もう、大丈夫です。 「コギコギさんに教えてもらってて良かったです」 坂を下ったところで セーテンさんとレンちゃんが神妙な表情を浮かべていたのを思い出します。 レンちゃんが勇気を出して まずは右手だけでも下ハンを握ってブレーキングしたのが大きいですよね。 レンちゃんのロードバイクは右が前ブレーキでした。 下りでは荷重のかかる前ブレーキが最重要です。 後ろブレーキを掛けたところで 荷重がかかっていないため タイヤは容易にロックされます。 コーナーならドリフトする様に滑り 直線ならロックしたまま引きずられる感じになります。 もし、レンちゃんがブラケットポジションだけで止まろうとしていたら・・・ 考えただけで背筋が寒くなります。 10%の勾配でしか止まれない制動力であったとして 15%の勾配が続けば すなわち加速し続ける事になります。 時速は考えたくもありません。 50kmはおろか60km、70kmにも達する事でしょう。 そうなれば誰も助ける事は出来ません。 サドルの上は一人きり・・・ 落車するまで止まらないという事です。 そんなスピードでガードレールやカーブミラーに激突したら・・・ 体は原形をとどめず 命を失ってしまうでしょう。 レンちゃんは本当に下ハンでブレーキング出来て良かった・・・ 私は何が言いたいかというと 「下りを甘く見るな」という事です。 どうしても、体力が必要な上りにばかり目が行きますが 上りは落車しても死ぬことにはなりにくい。 絶対的なスピードが遅いですからね。 しかし下りは 本人が持っている技術以上のスピードに 容易に達することが出来ます。 そしてそのスピードは いとも簡単に命を奪ってしまうのです。 私達はこういう悲惨な事態を防ぐため どんなことが出来るでしょうか? サドルの上は一人きりですから まずは本人がロードバイクについて しっかり勉強するのが第一でしょう。 それにプラスして 周りの経験者がアドバイスする事。 その下り、彼女の力量で安全に下れるかどうか・・・ 初心者が多く参加する様なサイクルイベントを運営する人たちは 下りの危険性についての事前告知をしっかりとしておくべきでしょう。 少なくともコースに本格的な下りがある場合は特に・・・ 取りあえずロードバイクに乗れるようになった彼女と 色々なところへサイクリングに行きたい気持ちは分かります。 でもね、少し立ち止まって まずは彼女がしっかり止まれるかどうかを確かめて欲しいんです。 しっかり上れるより優先されるのは しっかり止まれる事なんです。 当たり前すぎて 実は見過ごされていないでしょうか? 不十分な制動力で 下り坂で何とかなるは無いのです。 今回、仲間から聞いた 初心者と思われる女性の落車について せっかく楽しいサイクリングだったのに・・・ せっかくロードバイクに乗ってくれたのに・・・ せっかくロードバイクが人生を豊かにするはずだったのに・・・ あんな事になってしまって・・・ 本当にいたたまれない気持ちです。 願わくは 彼女が再びロードバイクに乗れる日が来ますように・・・ ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ■
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by a-elf
| 2017-11-24 23:22
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2017年 11月 22日
この記事は11月5日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 二十四の瞳映画村を後にした私達に問題発覚。 まだお昼ご飯食べてない! 観光シーズン到来だけあって ちょっとしたレストランや食堂はどこも混んでいました。 時間がかかると半ば入店を断られる所もあったほど。 私とヒトムさん以外は それでもカレーパンなんかを食っていたんですが・・・ 最悪、コンビニで補給も視野に入れながら 何か食べれる所を物色しながら走っていました。 「そうだ!森國酒造のパン食べよう!」 近くを走って思い出しました。 あそこなら美味しい米粉を使った美味しいコッペパンが食べられる。 まるで勝手知ったる地元民の様に 路地を入って森國ベーカリー・・・ 私たちがお店に入った時は カップルが一組来ているだけで 6人がすんなりと座れました。 私が頼んだのはこの二品。 特に焦がし醤油はオリジナリティーがあって また食べたくなる味でした。 私たちがパンを食べている間 次々にお客さんが訪れてパンをテイクアウトしていきました。 いいタイミングで入店したみたいです。 エネルギーを補給した私達は 国道426号線を西に向かいます。 いつもなら、それほど車の多さを感じないのですが さすが観光シーズン到来の小豆島。 観光客の車はもちろん 大型の観光バスも多く、路肩の狭い道でかなり気を遣いました。 そりゃそうですよね。 短い区間に草壁港、池田港、土庄港と3つもフェリー乗り場があるんですから・・・ それでも県道253号線に入ってしまえば交通量は一気に減少。 いつもの静かな小豆島に戻ります。 「小豆島は 夏、走るのも、もちろん楽しいんだけど 日の短い冬に走ると 今からの時間から、フェリーに乗るまで 瀬戸内海の夕景を見ることが出来る・・・ それがさ、絶景だらけなのさ!」 ヒトムさんに話しました。 小豆島の海岸線はアップダウンばかりです。 鳥が羽ばたいて羽ばたいて上空の高いところに上ったと思ったら 今度は弧を描く様に滑空して舞い降りる・・・ そんな道の繰り返しなんです。 という事は 瀬戸の日暮れを高いところからも 低いところからも楽しむことが出来ます。 海の向こうに本州が見えるところ・・・ 大きな船や小さな船も 瀬戸内海の夕景の中を進みます。 「コギコギさん もうそろそろじゃないですかね」 バスク輪さんが何を言おうとしているのか察しがつきました。 「そうだね・・・ 潮が引いてるといいんだが・・・」 「あっ、引いてるんじゃないですか」 「ホントだ!」 私は早速列車を止めました。 「減速ぅ~!」 「ストップぅ~!」 新舞子の干潟とまではいきませんが 干潟と夕景のコラボレーションは美しいのです。 「フェリーまでの時間を考えると そうそう、ゆっくりもしていられない。 あとは、造船所跡で止まるくらいかな」 私達は途中に見られる絶景は 心のデジタルカメラに収める事にしました。 何回か海岸線のアップダウンを繰り返し ある集落に差し掛かったところで私は再び列車を止めました。 「たぶん、この道を下って行けば 造船所跡に出られるはず・・・ 通る度に気になってた道なんだ」 「コギコギさん、ホントですかぁ~ 下まで続いてますかね?」 私が指さす方向に 細いコンクリート舗装の荒れた道が海の方へ向かっていました。 しかし木々に覆われ先が見通せません。 ロードバイクで抜けられるかどうか分からない状態でした。 「じゃあ、俺が行ってみる!」 言うが早いか 私はロードバイクに跨って その道を下り始めました。 程なく・・・ 「大丈夫!」 私の後にずー・たにさんとオンチさんが続いていて 道が通行可能である事を後続に伝えに行ってくれました。 私は先に 誰もいない船着き場の先端まで歩いて行きました。 風が無い・・・ まるで海に浮かんでいる様です。 かすかに海水が揺れる音がするだけ・・・ その音が かえって静けさを際立たせます。 これほど心が落ち着く場所があるでしょうか・・・ メンバーが造船所跡にやって来たのを見て 私はヒトムさんを船着き場に呼び寄せました。 「お~い! ここが、村のお婆さんに聞いて辿り着いた とっておきの場所だよぉ~」 丸臨ゼッケンを背負ったヒトムさんは やっぱり仁王立ち・・・ 世界に入ってますねぇ~ フェリーまでの時間が無いはずのに 不思議とこの場所では 時が経つのがゆっくりに感じられました。 私たちが屋形崎から県道26号線に戻った時 気が付くと更に日没が進んでいました。 フェリーの時間に間に合わせるためスピードは落とせません。 「たぶん・・・ この坂が最後だったと思うよ」 何度もアップダウンを繰り返してきたヒトムさんに もうこれ以上、上りは無いと伝えました。 私たちが坂の頂上から下りに転じた時 視界の先にフェリーが入港するのが見えました。 左折してフェリーターミナルに入ると 乗船待ちの多くの観光客たちが まるで私たちを出迎えてくれている様に思えました。 「凄いね、自転車でも時間ピッタリに回って来れるんだ」 そんな声が聞こえる程 私達はグッドタイミングで大部港に戻って来たのです。 私たちが乗船を終えるとフェリーのディーゼルエンジンの音が大きくなりました。 観光客が多くて私達は残念ながら客室には入れませんでした。 しかし甲板の客席に輪になって座ることが出来ました。 やっぱり少し寒かったですけどね。 半パンのレーパンという服装のオンチさんは 若い女性客に「あの人、脚、見えてるで!」と言われたそうです。 自販機にも冷たいものしかなかったのもご愛敬・・・ 「あっ!そうだ! 金両醤油の女将さんからもらったお菓子あったでしょ! あれを今、食べよう!」 ずー・たにさんのリュックから取り出したお菓子を囲みます。 「うわっ!これ、めっちゃ美味い!」 「ホント!美味しい!」 「これ、めっちゃ納豆の味!」 女将さんのおかげで 帰りのフェリーも楽しい旅の余韻に浸れました。 フォトグラファーワタルさんは この寒いのにデッキに出て写真撮影に余念がありません。 瀬戸内海の美しい夕景を 船の窓が まるで額縁の様に切り取っていました。 フェリーはゆっくりと現実の世界へ戻って行きます。 走行距離…81.22km 時間…04:34:49 平均速度…17.73km/h 最高速度…48.58km/h 平均CAD…70 積算距離…4852km 消費㌍…2239kcal 補給食…###kcal 心拍…Ave.130 Max.### ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ■
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by a-elf
| 2017-11-22 23:38
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2017年 11月 20日
この記事は11月5日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 映画村に到着した私達は 警備員の誘導に従って進みました。 「おっ、バイクラックがあるぞ」 バイクラックに次々にメンバーのロードバイクが掛けられます。 私は、その横にある 古い醤油樽をリサイクルしたバス停にヒトムさんを座らせて 如何にも観光してますという風に記念撮影。 さて、いよいよ私を先頭に二十四の瞳映画村の入口に向かいます。 私は、ずっと前から この中がどんな風になっているのかが気になって仕方なかった。 だから、今回は絶対に中に入ってやると意気込んでいました。 「さて・・・ 入場料はいくらかな?」 「750円・・・750円・・・750円・・・ な、ななひゃくごじゅうえん!」 間髪入れずオンチさんが反応しました。 「俺、やめときます」 続いてバスク輪さんも 「俺もいいっすわ!」 ずー・たにさんとワタル君は みんなが行くなら行ってもいいけど 積極的に行きたいわけじゃないという風に見えました。 走る事が目的のローディーは 入場料が一定ラインを超えると拒否反応を示すのです。 この流れは今までと同じ・・・ だからこのままでは また今回も二十四の瞳映画村に入らずに終わってしまいます。 そこで私は捨て身の戦法に出ました。 「じゃあここは・・・ 代表者が入場するという事で・・・」 ここで引き下がっては 二十四の瞳映画村の中がどうなっているのかという疑問は 解けないままになってしまいます。 だから、単独で集団から抜け出す作戦に出たのです。 メンバーが沈黙する中に 私は心の声を聞きました。 「コギコギさん、ちょっと中に入って見るのに さっきの220円と合わせりゃ970円にもなりますよ。 そりゃ少し高過ぎやしませんかね」 この沈黙を破ったのはヒトムさんでした。 「それじゃあ私は コギコギさんと一緒に中に入りますね!」 な、な、なんと! ヒトムさんが私と一緒に集団から抜け出てくれるというのです。 「それじゃあ僕らは コギコギさんとヒトムさんが中に入ってる間 こっちの店で何か補給しときますね」 バスク輪さんがナイス提案! その店にはオリーブサイダーや醤油サイダー オリーブソフトに醤油ソフト、 海産物の何か色々と ファストフード的な 如何にもローディーが喜びそうなものがあったはず。 私は何回か来ているので知ってます。 二人でドラフティングすれば 向かい風も何のそのです。 ヒトムさんという協力者を得た私は 強い足取りで入場口に向かいました。 「あのぉ・・・ 大人一人・・・」 そう言いかけた時、ヒトムさんがアシスト! 「すみません、私達、岬の分教場回って来たんですけど セット割引の値段で入場できませんか? これがその半券です」 いやぁ~言ってみるもんですね。 係のおじさんは少しぶっきら棒ではありましたが 割とあっさりとセット割りを認めてくれたのです。 「じゃ、610円」 私はヒトムさんのアシストのお陰で 750円のところ610円で入場したのです。 二十四の瞳映画村の中の様子は ブログで紹介すると営業妨害になるやもしれません。 だからここは敢えて触れないでおきましょう。 さて・・・ 私たち二人が二十四の瞳映画村を出た時 メンバーのみんなはまだ楽しい補給中。 カレーパン? か何か食ってました。 「コギコギさん、それでどうだったの?」 バスク輪さんが聞いて来ました。 「えっ?」 「え、じゃないっすよ、えじゃ・・・」 「いや、長年の疑問が解けて良かったなと・・・」 「だからぁ~ 中はどうだったんですか?」 「う~ん・・・ ・・・・・ ・・・・・ 代表者が行く事にして良かったなと・・・」 やっぱり私もローディーって事でしょうか。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 二十四の瞳映画村は、足早に見て回るんじゃなくて それこそ、お土産の品定めをしながら、ゆっくりと滞在するのがいいんでしょうね。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ■
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by a-elf
| 2017-11-20 20:45
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2017年 11月 17日
この記事は11月5日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 「ブレェーキィイイイイ!」 「段差ぁあああ!」 「グレェーチングゥウウウウ!」 四方指から草壁への長い長い下り坂・・・ どんな下りでも落車したら無傷ではいられません。 私達は最大限の緊張感を持ってダウンヒルします。 本当なら眺めの良い草壁ルートも 下りとあっては景色も見れない。 視界に偶然入って来る景色と 体で感じる気温の変化で 標高が下がっていくのを感じます。 せっかく、重力に逆らって獲得した標高から 今度は重力に身を任せて一気に下降していきます。 なんだか少しもったいないような気も・・・ 6台のロードバイクが右に左に体を傾けて 弧を描く様にコーナーをクリアしていく様は 遠目には、鳥が戯れながら滑空しているようにも見える。 ヒトムさんは丸臨ゼッケンを風になびかせながら 先輩ローディー達と一緒に 大きな声を出しながら下ります。 私達は突き当たりの交差点を左折して 金両醤油に向かいました。 やがて目印のガソリンスタンド(実は金両醤油が経営)から 信号に差し掛かった時・・・ 「うぁああああ! 来た事無いのに、この景色、見た事あるぅうう!」 自転車コギコギ日記ヘビー読者のヒトムさんが 大声で叫びました。 「そりゃ金両醤油、 何回もブログに出てきてるからね」 バスク輪さんがニヤリと笑いました。 「コギコギさん ヒトムさんの反応、コージ君みたいっすね」 「そうやね、トリガタワ行った時のコージ君みたい・・・」 金両醤油の敷地に入ってからも 「このアングルで写真撮ってたんやぁ~」 なんて言いながら興奮冷めやらぬ様子。 ちょうど女将さんも店にいらしたので 私はお互いの近況報告を兼ねた世間話。 メンバーが店内をグルっと巡ったのを見て 私は女将さんにお願いをしました。 「女将さん、オンチさん、ずー・たにさん、ヒトムさんは初めてです。 例のテイスティング付きのおススメしてあげて下さい」 私が思うに 小豆島のお土産としては 金両醤油のガーッリックオリーブオイルと だし醤油の組み合わせが最強だと思います。 未だにこれを超えるお土産に出会ったことがありません。 そして女将さんのテイスティング付きのおススメは 殆ど百発百中の様に思えます。 女将さんおススメを受けたメンバーはもちろん 小豆島経験者のメンバーも 全員、関連商品をゲットしました。 帰り際、記念写真を撮ってもらった後 女将さんが店の棚から何やら商品を取り出しました。 「これ、うちのだし醤油で味付けされたものなんです。 これなら、自転車でも持って行けるかしら? よかったらみなさんで食べて」 「えっ?マジっすか! ありがとうございます!」 ずー・たにさんのリュックに入れてもらって 私達は岬の分教場に向かいました。 小豆島の島の形を牛に例える事がありますが 岬の分教場はちょうど牛の右足にあたる半島にあります。 明治35年に建てられ、昭和46年までの約70年間、 苗羽(のうま)小学校田浦分校として使用されていたそうです。 昭和29年に映画『二十四の瞳』のロケ地となった事で有名になりました。 私は何回も小豆島に行って しかも岬の分教場の前の道を何度も通過しているのですが 一度も入った事がありません。 ローディーっていうのは走るのが目的ですから 観光は二の次になってしまうんですよね。 だから入場料を取られるっていうだけで じゃあ、やめとこうかってなる。 でもね、小豆島に何度も来て 岬の分教場に入った事が無いってのも あまりにも観光地、スルーし過ぎだろって思うんですよ。 私は到着すると いの一番に敷地に入っていきました。 「入場料220円だってよ! 俺は入るからね」 ま、ま、220円ですからね。 メンバーも、それほどの抵抗を見せず 私に従って入場しました。 中は、もちろんの事 古い小学校そのものです。 教室に入ると年配のご夫婦がゆっくっりと教室を回られていました。 その奥様の方は 小さな机に触れながら郷愁のあまり涙ぐんでおられました。 しかし、私達ときたら・・・ 私以上の年代だと 自分が小学生だった頃の木製の机や椅子が こんな風に残っているだけで感動だと思うのですが 私以下の年代だと 机や椅子はもちろん その他のグッズも自分たちの年代とは少し違うんですよね。 だから、何かの資料を見る感じで 心の底からノスタルジーを感じる事は無いのだと思います。 それに団体で来てますからね。 「よぉ~し! インスタ映えするように写真撮ろう! オンチさんが先生役で ヒトムさんは生徒役ね!」 いやぁ~本当にいい写真が取れました。 やっぱり学校っていうのは人が居る方がいいですね。 廊下の向こうには 偶然、子供が、いやヒトムさんが写っていました。 岬の分教場を出る時 気になっていたことがあるんです。 それは入場料なんですが 岬の分教場単体で220円・・・ それが二十四の瞳映画村とセットなら830円となっていたんです。 ちょっと、いい値段しますよね。 ここで私が「今日は観光だからセット割りの830円だよ」って言ったら 恐らく反乱が起こって 岬の分教場すら入らずに帰る事になったと思うんです。 この220円の入場料がギリギリ平和に観光できる絶妙な金額だったのです。 それじゃあ、 次の二十四の瞳映画村は単体でどのくらいの入場料が要るんでしょうね? 今まで何回も訪れて この入場料に打ち負かされて帰ったわけですよ。 私も記憶が定かではありませんが そりゃ、それなりに毎回打ち負かされる値段だという事は確かです。 今までと同じように 二十四の瞳映画村の入口まで来て やっぱり高いから入るのやめようという事になるのか それとも、せっかく小豆島まで来たんだから 少しくらい高くても映画村に入ろうよって事になるのか・・・ ヒトムさんペースで前を牽く私は そんな事ばかり考えていました。 果たして私は 今までずっとずっと気になってた 二十四の瞳映画村に 果たして入場する事が出来るのでしょうぁああああ! ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 もう少し書いていたのですが 写真の選択やら何やらで時間かかりそう・・・ 今日はここで切りました。 続きは後日、書くつもりです。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ■
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| 2017-11-17 23:50
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2017年 11月 15日
この記事は11月5日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 どんな坂でも 速く上ろうとさえしなければ 何とかなります。 スローモーションのようにゆっくり上っても 前に進みさえすれば必ず頂上がやって来る。 いつかきっと、 重力の呪縛から解き放たれる時が来るのです。 四方指へのルートは 一気に頂上まで上るのではなく 県道31号線と29号線が合流するところで 一旦、休憩を設けます。 実はここにも展望台があって 主に小豆島の南側の眺望が楽しめます。 四方指からの絶景には遠く及びませんが ここまで稼いだ標高を確かめる事が出来ます。 そして、ここからの眺めを見る事で 四方指への期待と 最後まで上り切るという意欲が 大きくなっていくんですよね。 最近、写真にハマったワタルさんは リュックを背負ってデジイチ投入! フォトグラファーワタルがあれこれとアングルを変えて撮影します。 私はやはり霞んだ景色が気になっていました。 「この標高で ここまで霞んで見えるのか・・・」 下界までの距離が遠いほど 強く霞んでしまう事は容易に想像がつきました。 「まっ、晴れてるし・・・ それなりに絶景は見えるだろうよ」 標高が高くなってくると 体に当たる風が冷たくなるのが分かりました。 それと同時に 木漏れ日を形作る木々の色が 明らかに秋めいてくるのです。 下界の紅葉よりも早く そして鮮やかに色づく天然の色彩は 私達から上りの苦しさを忘れさせる程でした。 次々に現れる美しい色に見とれて走るには 上りの速度が調度良いのです。 「おっ!四方指の看板!見えた!」 私は、はやる気持ちを抑えられず ダンシングに切り替えました。 左折して少しだけ木のトンネルを抜けると 次の瞬間、急に空が広くなります。 「四方指や!」 絶景を期待して階段を駆け上がりました。 しかし・・・ 冬晴れの透明で澄んだ空気の日 羽ばたけば飛んで行けそうな四方指からの絶景を知っている者にとって 白く霞んだ曖昧な景色に納得で来るはずもありません。 「本当はね、 もっと綺麗に下界が見渡せるんだけど・・・」 私はいつの間にか ヒトムさんに言い訳じみた言葉をかけていました。 晴れているからと言って必ず絶景が待っているわけではありません。 逆に悪天候が故、ドラマチックな景色に出会えることもあるのです。 「こればっかりはね・・・」 影の無い四方指の頂上は 風が無く 日の光が温かく感じられました。 霞んだ景色が春霞に見える・・・ こういうのを小春日和というのでしょうか。。 遠くに白く霞んだ内海湾を眺めながら 曖昧だけれども 居心地の良い空気と時間が流れていたような気がします。 「小豆島に また、来るしかないな!」 苦労して上っても 絶景が待っているとは限らない四方指・・・ だからこそ 私を惹きつけるのかもしれませんね。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 私と二人、四方指で後姿のヒトムさんの写真・・・ 丸臨を意識してか 腕を組んで仁王立ちのポーズが微笑ましいです。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ■
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by a-elf
| 2017-11-15 23:18
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2017年 11月 13日
この記事は11月5日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 せっかくの1時間の船旅です。 客室に居るのはもったいないと デッキに出てみる・・・ こういう時間帯も 小豆島サイクリングの「旅」感を味わう重要な要素ですね。 しかし、寒い! 客室に戻り船首側の窓を見ます。 「うわぁ~晴れてるのはいいんだけど・・・ かなり霞がかかってる。 四方指からの景色、大丈夫かな」 やがて船内にレトロな曲調の オリーブの歌が流れ 到着が近い事を知らせます。 「夢も楽しいそよ風に♪ ♪みどり明るいオリーブの 枝がさやさやゆれている♪ ♪ああ 恋を知り恋に泣く 島の乙女の胸のよに♪」 「俺、この曲、歌えるかもなぁ~ 昔はね、ちゃんと歌も流れてたのになぁ~」 そんな話をしながら階下の車両甲板へ下りていきました。 車のエンジンに次々に火が入り 私達もロードバイクのハンドルを握って下船の用意です。 「フェリーから降りると 直ぐに上りが始まりますよ」 バスク輪さんは半ば彼女を脅かす様に言いました。 ヒトムさんはロードバイクに乗り始めて日が浅い。 最近、やっと、万葉岬を避けずに だるま珈琲にやって来るようになったばかり・・・ そんな彼女を いきなり、小豆島の寒霞渓や四方指を上らせようというのです。 フェリーのランプウエイが徐々に降ろされると 不安げな表情のヒトムさんを 明るい日の光が照らしました。 「いい天気だ! 四方指からの絶景が楽しみだね」 私を先頭に6台のロードバイクが走り出しました。 5台は臨時漕会の武骨な男達。 そして1台は 可愛らしいお手製の丸臨ゼッケンを背負ったヒトムさんです。 程なく、バスク輪さんが言う様に 手ごわい坂が始まりました。 ヒトムさんが呼吸する音が激しくなるのを聞いて 私は後ろに控えるメンバーに号令をかけます。 「健脚の人は先に行ってもらっていい! ここからは自由行動!」 いつもなら、この号令を合図に 何人かが飛び出して行くはずなのですが・・・ 「今日は我慢できない奴はいませんから 大丈夫っす!」 オンチさんの返事の通り 誰も前に行きませんでした。 けな気にペダリングする彼女を 丸臨の男たちが守る様にしてヒルクライムが始まりました。 私はいつもの様にヒトムさんの心拍を聞きます。 「今、心拍いくつ?」 「155です!」 こうやって心拍を聞くことで かなり正確にヒトムさんのペースに合わせることが出来ます。 「師匠はいくつなんですか?」 「う~んと143・・・ 俺、坂、苦手やし・・・ 後ろに控えるメンバーはもっと低いよ」 「オンチさぁ~ん! 今、心拍いくつぅ~?」 「115ですぅう!」 「ね、オンチさんは今LSDの心拍だ」 「すっごぉ~い!」 ヒトムさんは心拍に興味津々! 「師匠の心拍は上がっても回復するのが早いですよねぇ~」 「そ、そう?」 こんな風にヨイショするのも忘れません。 私はヒトムさんが少し頑張るくらいのペースを維持しました。 今回のメンバーの中で 一番頑張って上っているのは言うまでも無くヒトムさんです。 それが、私には生き生きとして見えるんです。 九十九折れの坂道の 少し視界の開けた所から 時折、大部の町越しに海が見える。 その度に高度が上がっていくのが分かるんですよね。 それが分かる度に ヒトムさんは「おおっ」と 小さく驚く・・・ その景色を励みにペダリングします。 そして私達と一緒に上る事で 少し心が強くなれるのです。 「ヒトムさん、 丸臨ゼッケン写真に撮るから俺より前に行って」 「し、師匠! なんてこと言うんですか!」 と言いながらも ケイデンスを上げて前に出ました。 「あの丸臨・・・ 喜んでるぜ・・・」 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ■
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by a-elf
| 2017-11-13 22:39
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2017年 11月 10日
この記事は11月5日(日)の出来事を書いたものです。 午前6時30分、まだ薄暗い日生(ひなせ)港の駐車場に 臨時漕会メンバーを乗せたハイエースが到着。 メンバーは、兵員輸送車から降り立った兵士が 戦闘準備を始める様に 手際よくロードバイクを組み立てて チームジャージに袖を通していました。 そこへ一人の女性ローディーが ロードバイクを押しながら 恐る恐るといった感じで近づいて来ます。 ダウンジャケットの下から延びるスラリとした長い脚。 それとは裏腹に ショートカットの髪の下には、どこか無邪気な表情。 彼女は控えめに話しかけてきました。 「ヒトムと申します。 今日は、よろしくお願いします」 実は彼女こそ 「自転車コギコギ日記」大好き! と言ってはばからない 当ブログのヘビー読者、ヒトムさんなのです。 出会いはミッドナイトエンデューロでした。 自転車仲間のなかやんさんが「コギコギさんのファンなんだって」と 臨時漕会のピットに連れて来たのです。 その時は偉そうに握手をして記念写真を撮りました。 長年ブログをやってきたお陰で 男性読者からは度々お声かけして頂く事があるのですが 女性読者からお声かけ頂いたのは おばさん以来、初めてでした。 臨時漕会というと 何故か硬派なイメージなんですよね。 しかも、最近、それにガチのイメージが強くなった。 実際は、色々な人がいますから そんな事も無いんですけどねぇ~ ブログのコメントも女性から頂く事もありましたが 圧倒的に少なかったですし・・・ だから目の前に 「自転車コギコギ日記のファンです」 と言う女性が現れるとは思ってもみなかったのです。 その後、SNSで繋がり 高梁ヒルクライムレースでも声を掛けて頂きました。 そして遂に一緒に走る約束をしたのです。 ところが10月は週末ごとに雨が降って おまけに台風2連発・・・ なかなかサイクリング出来なかったのですが その代わり、だるま珈琲でブログの裏話や 自転車談義に花を咲かせる事が出来ました。 そう、この日のための準備は万全になったのです。 私達は乗船して輪になって座りました。 私以外のメンバーは まだ彼女に慣れていない感じ・・・ 彼女を気にしていない様でもあり その実、気にしている様でもあり・・・ そんな雰囲気の中 小豆島のどのルートを走るかの相談をします。 今回は晴れれば四方指、寒霞渓を上る事は決めていました。 「到着していきなり大部から頂上を目指すのと 草壁まで南下して、草壁から上るのと どっちがいいと思う? 最初は大部からって思ってたんだけど・・・ 小豆島の東海岸の絶景も捨てがたい。 小豆島が初めての人が多いから 東海岸の南風台を経由して草壁から上るっていうのはどうだろう」 するとブログ読者のヒトムさんも 「南風台、行ってみたいです!」 「草壁からは距離は伸びるけど勾配は一定で緩い。 初心者が上る事を考えれば 草壁からの方が難易度が低いと思うんだけど・・・」 私の意見に待ったをかけたのはバスク輪さんでした。 「でもコギコギさん 草壁から上っちゃうと 土庄へ下りなきゃならなくなる。 そうすると18%の下りが連続する事になりますよ」 「そ、そうか・・・ 下りの難易度は高くなるな・・・ 初心者には危険だね。 それじゃあ、やっぱり、到着したらすぐに大部から上ろう!」 こうしてメインディッシュの四方指ルートは決定。 あとは草壁まで下りてから何をするかです。 「金両醤油は外せないよね。 女将さんとも会いたいし・・・」 「実は今まで何回も小豆島に行っているけど いかにも小豆島らしいところなのに行ったことが無い、 いや、正確には入った事が無い場所があるんだ。 それは岬の分教場と二十四の瞳映画村だ。 どちらも入場料払うのが嫌だって事になって 入っていない」 「だから、今回は それを入れようと思う」 私は半ば強引に立ち寄りポイントを決めました。 「日が短くなってくるこの時期は 夕方に絶景を見ながら走ることが出来ます。 土庄から海岸線を走って帰るルートを外さなければ いいんじゃないですか」 バスク輪さんの経験を踏まえたアドバイスで 大まかなルートは決定しました。 フェリーはディーゼルエンジンの回転数を上げ 日生港から離岸しました。 いよいよ1時間の船旅が始まります。 その時、ヒトムさんが申し訳なさそうに話し始めました。 「あのう・・・ 今日、皆さん、丸臨ジャージですよね?」 「それで・・・ こういうのを作って来たんですが・・・ これを付けて走ってもいいでしょうか?」 ヒトムさんが ジップロックのナイロン袋に大切に仕舞ってある何かを取り出しました。 「これなんですけど・・・」 「うわっ!可愛らしい丸臨!」 「いえいえニセ臨ゼッケンです」 「ハハハハハハハ! もちろん!付けて走っていいよ」 オンチさんがニタニタと しょうがねぇなぁという顔をしていました。 彼女がお手製の丸臨ゼッケンを見せた事で 彼女とメンバーの距離が一気に縮まりました。 彼女にとって初めてのグループサイクリングが ブログで想像するしかなかった 臨時漕会メンバーと共に丸臨を背負って走る事になったのです。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ■
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by a-elf
| 2017-11-10 23:53
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2017年 11月 08日
臨時漕会10周年という事で 色々な思いが頭をよぎります。 今日は、その中でも、 考えを整理する上で ちょっと書いてみようかなと・・・ 臨時漕会は「安全に走行する」をスピリットに 「落車ゼロ、事故ゼロ」を目標に掲げています。 この「落車ゼロ、事故ゼロ」を達成するには どうすればいいでしょうか? こんな問いかけをすると ああだ、こうだと議論が始まるかもしれませんね。 しかし、最も確実に目標を達成するには ロードバイクに乗らなければいいんです。 これは極論ですが実際、そうですよね。 例えば会社の営業で 社用車を使わずに 全て公共交通機関を使って移動せよという命令はアリでしょう。 社用車を使う事で発生する事故のリスクやそれに伴うコストを考えれば 経営者の判断としてありうる話です。 社用車を走らせなければ事故は起こりませんからね。 しかし、臨時漕会が「落車ゼロ、事故ゼロ」を達成するために ロードバイクに乗らないという選択をしたなら それは本末転倒でチームとして成り立たなくなってしまいます。 私達はロードバイクが好きな人間の集まりなんですから・・・ たまに私を批判するドライバーなんかのコメントで 「趣味の自転車が公共の道路で車の邪魔してんじゃねーよ」 みたいなのが入って来る事があるんですが そもそも道路の公共性って何なんでしょう? 公共の道路・・・ 直接的な役割としては物資の輸送や人々の移動のためのインフラでしょうかね。 そこに趣味の自転車は大きな顔で走ってはいけないのでしょうか? もちろん、そんなことは無いと私は考えます。 道路の目的は物資の輸送や人々の移動のためだけでしょうか? 私は道路の公共性は もっと広い意味があると思います。 例えば、嫌な事があって ちょっと部屋から出て その辺を散歩してみる・・・ そういうのも道路の公共性の様な気がします。 彼女とドライブに出かけるにも 経済性の高いトラックが優先という訳ではなく 平等に道路を走れます。 趣味のオートバイで大勢の仲間と バイクインカムで会話しながら走るのも問題ありません。 フルマラソンに出るために 道路でトレーニングをするのも 公共の道路だから距離を走れるとも言えます。 もちろん私達だって 新聞配達の自転車は道路を走っていいけど 趣味のロードバイクは邪魔なんだよという理屈は成り立ちません。 車にもスポーツカーがあって オートバイにもスポーツバイクやレーサーレプリカなんてある。 自転車もママチャリや通学用自転車、新聞配達に使われる実用車もあれば ロードバイクの様なスポーツサイクルもあるわけです。 趣味で車を運転したり オートバイに乗ったり出来るのなら 私達だって 趣味で公共の道路を走っていいはずです。 しかし、何にしても 公共の道路を走るからには 事故というリスクは付きまといます。 事故というリスクがあるから 趣味の人は道路を走るなって訳にはいかないでしょう。 事故というリスクがあっても 自転車の趣味としての部分も大切にしたいですよね。 スポーツとしてのロードバイクを大切にしたいという気持ち・・・ 自転車に乗るのが大好きだって気持ち・・・ 言うなれば私達臨時漕会は 趣味として、そしてスポーツとしてのロードバイクを大切にしながら 尚且つ、安全に走行する事を実現しようとしているのです。 例えば仲間と自転車で遠くへ行く・・・なんていうのは 自転車の最も根源的で趣味的な魅力ですよね。 そんなのを落車せず事故無く楽しむためには 集団走行のノウハウを知っているの方がいいと思うんですよ。 そう、ノウハウなんですよ・・・ 何が正しいとか間違っているとか そういう議論をしたいのではないんです。 趣味として、そしてスポーツとしてのロードバイクを大切にしながら 「落車ゼロ、事故ゼロ」を実現していく為のノウハウを追及する・・・ それが臨時漕会の大きな部分であるかもしれません。 そして私はそういうノウハウをみんなに知ってもらえれば 少しでも落車や事故が減らせるかもしれないと思って ブログで紹介したりしているだけです。 例えば右折と直進の交差点での事故・・・ 自分は直進だから正しい。 右折車が良く見ていないから悪いんだ。 しかし、自分が正しくても大怪我をしたり 死んでしまったら元も子もありません。 直進車優先というのが正しいとか そんな次元では無くて・・・ 「車はロードバイクの速度を見誤る事が多いから たとえこちらが優先でも かなり減速して進んだ方がいいぜ 特に夜はライトしか見えないからなおさらだ」 というのがノウハウだと思うんです。 過失割合とか云々ありますが どういう過失割合でも車と自転車が当たったら 怪我をするのは自転車ですからね。 まずは事故にならないノウハウを 読者の方々と共有できればいいなと思っています。 そしてトラックもいればスポーツカーもいて 新聞配達も居れば散歩している人もいる・・・ ありとあらゆる人々が行きかう公共の道路の中では 求められる立ち居振る舞いというのがあると思うんですよね。 結局は人間同士のお付き合いだと思うんです。 色々な立場の人々が様々な移動手段で行き交う訳ですから やっぱり他者への配慮が必要だと思います。 臨時漕会には他者への配慮が出来ない自分勝手な人は要りません。 「ロードバイクに乗る者、紳士(淑女)たれ」 というのは、そういう事を言おうとしているのです。 そろそろ、まとめましょうか・・・ 10年の活動を振り返り 私達、臨時漕会の方向性を考えてみると・・・ 「趣味として、そしてスポーツとしてのロードバイクを愛し 尚且つ安全に走行するノウハウと 公共の道路で適切に立ち居振舞う人間性を追求する」 でしょうか。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ■
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by a-elf
| 2017-11-08 22:50
| 臨時漕会
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