臨時漕会10周年のサプライズ |
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2017年 10月 30日
この記事は10月1日(日)の出来事を書いたものです。 高梁ヒルクライムの記事はもう終わりだと思われていたかもしれませんね。 でも、終わりじゃなかったんです。 大変うれしい事がありました。 ゴール後の興奮が冷めやらぬ中 まだ人々が会場のそこかしこで 自分のレースについて、語り合っている時 人込みの中を縫うように足早に近づいて来る丸臨ジャージが一人・・・ 彼は私の前を通り過ぎる時 立ち止まる事も無く 本当に小さな声で呟きました。 「コギコギさん、優勝しました」 彼はそれだけ告げると私の前をサッと通り過ぎてしまいました。 私は気の利いたお祝いの言葉を彼に掛ける事さえ出来なかったのです。 嬉しさと照れくささと・・・ 純粋な男心と・・・ その彼こそ 臨時漕会で最も走れる男、乗り気さんです。 思えばこの優勝は 丸臨ジャージが表彰台の一番高いところに立った最初なのです。 彼が入会してからちょうど一年・・・ 入った時から彼にはこんな日がきっと来ると確信していました。 航続距離も巡航速度も登坂力も どれをとっても抜きん出ていましたからね。 私が彼と一緒に走ったのは 出石に蕎麦を食べに行ったグループサイクリングでした。 その帰りの笠杉峠でのことです。 峠でよくやる「おかわり」ですが 彼は一味違っていたのです。 ここで少し「おかわり」の説明をしておきますね。 峠を上ると速い人は先に頂上に到着します。 そこでただ単に最後尾を待つんじゃなくて 最後尾の人の所まで下って再び上るんです。 最後尾の人が頂上に到着するまで何度でも「おかわり」OKというものです。 この「おかわり」をする人っていうのは トレーニングするという意識が強い人が多くて 如何にもトレーニングって感じが漂うものなんですが 乗り気さんは全く違っていました。 物凄く楽しそうに満面の笑みで「おかわり」するんです。 もう坂を上るのが楽しくて仕方がないって感じで・・・ しかも最後尾が到着しそうになると 「あ~もう、終わっちゃうぅ~」 なんて言うんです。 仲間が冗談で「乗り気さんは頭がおかしい」って言ってたんですけど あの時、私も確かにアイツは頭がおかしいって思いましたもん。 もちろん、いい意味でですよ。 彼は本当に自転車に乗るのが好きなんだなと思いました。 自転車が好きで、溢れんばかりの素質を持つ人が いよいようちのチームにも入って来たんだと思いました。 昔はレースに出場しても 表彰式の時間まで残っていませんでした。 だって関係無いですから・・・ しかし最近は表彰式の時間まで残っていることが多くなりました。 もちろん、臨時漕会のメンバーやそれ以外にも 知り合いが表彰台に乗る事が多くなったからです。 実は表彰式の時間まで残る事が憧れだったんですよね。 いつかうちのメンバーがあそこに立てればいいなと思っていたんです。 実際、2時間エンデューロチームで ディーさんとオンチさんが優勝しているんですが それは臨時漕会ではなく、だるま珈琲チームとしてだったんですよね。 今回は正真正銘、丸臨ジャージが優勝です。 これは会長として本当に嬉しい事です。 折しも臨時漕会が結成されて10年の節目を迎えていました。 臨時漕会10周年のサプライズです。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ▲
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| 2017-10-30 23:01
| 臨時漕会
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2017年 10月 27日
この記事は10月1日(日)のレース翌日、 備忘録として書いたものを紹介させていただきます。 高梁ヒルクライムレースは 午前7時15分からパレードランが始まる。 私たちは走り出した瞬間から声援を受け始めるのだ。 「頑張って下さい!」 「気をつけて!」 沿道には小旗を振る人々。 横断幕もあれば、笛や太鼓で応援する人もいる。 「がんばれ!」を連呼しながら 踊る様に小旗を振る小さな子供。 庭先に出した椅子に座って小旗を振るお婆さん。 お婆さんの周りには 孫も嫁も爺さんも息子もいた。 それは、もちろん競技中も続く。 苦悶の形相でペダルを踏む私達の目には 手を叩いたり 体を上下に揺らしたりしながら 声援をくれる人々が見えていた。 そして驚いた事に 声援は競技が終了してからも続くのだ。 「お疲れ様!」 「また来てください!」 「ありがとう!」 両手を大きく振って さよならのゼスチャーをするおじさん。 消防団の制服を着た人も 手を振りながら頭を下げる。 車椅子の女性も 農協の帽子を被ったお爺さんも 父親に抱かれた子供も 市の職員も みんな声を掛け続けてくれる。 私は何度も何度も頭を下げながら 「ありがとうございます」と言い続けた。 声援を受け続けた私は そして目頭が熱くなる。 この声援は 実に1000人の選手が走り終える昼まで続く。 高梁の人々は 何故、私達に熱烈な声援をくれるのか? 毎年、この疑問に答える言葉が見つからない。 いや、声援を送る彼等に 元々、理路整然とした理由など無いのかもしれない。 もし説明できるとすれば それは 「日本人だから」だろうか。 コスモスの花咲く 日本の原風景の中を走り抜けた日のストーリー・・・ 自転車コギコギ日記備忘録 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
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| 2017-10-27 21:54
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2017年 10月 25日
この記事は10月1日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 「スタート!」 一斉に自転車の群れが動き出す。 ヒルクライムレースは短期決戦。 心拍をレッドゾーンまでいち早く上げるのです。 タフBeeさんやモーニングさんは 集団の前の方へ消えていきました。 気が付くと何故か私がトレインの先頭。 程なくハンドサイン無しで志願制の先頭交代。 タイプRさんの友達さんがゆっくりと前に出ます。 後ろに下がった私はトレインの最後尾につこうと出力を上げます。 が、しかし! 既に心拍は170オーバーのレッドゾーン。 心拍が180を超えようとした時 最早、最後尾につく事すらままならず ずるずると車間が開いていってしまったのです。 小さくなっていく丸臨ジャージを 私は為す術もなく見送るしかありませんでした。 トレインを組んで協力体制で行くどころか のっけから千切れるという有様だったのです。 2.6㎏の体重増が体を勾配に対して敏感にさせていました。 それはまるで自分の体の中に敵を抱えているようなもの・・・ いつまでも覚醒しない全身の筋肉に 鉛の様に重い苦しみがだけが蓄積されていく・・・ 私は自分の脚に合う人のドラフティング圏内に避難しました。 ヒルクライムレースは短期決戦。 直ぐに結果が出ます。 耐久レースの様に何時間も走り続ける事はありません。 30分なら30分、 40分なら40分という短時間に 全ての力を出し切らなければならないのです。 ほんの数十分の時間でも 走り終えた時 力を出し切った気持ちにならなければ きっと、後悔する事になる・・・ カン、カン! 私は勾配が上がったところでギヤを重くして ダンシングで前に出ました。 「この重力の呪縛から早く解き放ってくれ!」 視界が開けると同時に私は不思議な感覚に包まれました。 「あれ、この景色・・・ 見た事がある・・・ あの時と同じ感覚・・・」 目の前に広がる景色が 2015年のこのレースと殆ど同じに見えたのです。 「抜かれ方が あの時と同じだ・・・」 去年のレースは明らかに抜く方が多かった。 それに比べて今回は 明らかに抜かれる方が多い気がするのです。 「見えてる世界が違う・・・」 もがいても、もがいても あの時と同じ景色が続きました。 最後の急こう配が去年より長く長く感じました。 ゴールラインを越えてサイコンを止める・・・ タイムを見た時、一縷(いちる)の望みさえ打ち砕かれました。 ゴールした後 少し走った場所で仲間が心配そうに待ってくれていました。 「コギコギさん どうでした?」 「約2分30秒遅い! 去年、いい機材を投入して別人になったみたいと言ってたけど また、元の木阿弥(もとのもくあみ)に戻っちゃった」 「コギコギさん、いつ千切れたの?」 「一番最初から・・・」 ばつが悪そうに答える私を見て これ以上、話しかける者はいませんでした。 やはり、ありきたりの話になりますが どんなに高価な機材を投入しようが 自分自身を鍛えなければ生かす事は出来ないのです。 レースに向けた準備をどれだけやったかに尽きますね。 実はスタート前に結果の95%は決まっているのです。 それでも最低記録よりも55秒速かったのは そこはやっぱり機材のお陰でしょう。 ダイエットして体重を早く元に戻します。 そして来シーズンはイチから体を作り直します! ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 人生には色々な場面があって やはり自転車に乗れない時期っていうのはあるのだと思います。 それは子育てであったり介護であったり仕事であったり様々です。 若い時に自由にしてきた分、今は少し乗れない時期かもしれません。 でも、やっぱり自転車が好きなので これからも乗り続ける事でしょう。 あ~だ、こ~だと言い訳をしながらレースも楽しみたいと思います。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
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| 2017-10-25 22:37
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2017年 10月 23日
この記事は10月1日(日)の出来事を書いたものです。 レースを前にタイプRさんから ある作戦を持ち掛けられていました。 「何人かでトレインを組んで走りませんか?」 高梁ヒルクライムレースは 距離15km、標高差398m、平均斜度2.6% というコースプロフィールからも分かると思いますが コース中にドラフティング効果を期待できそうな区間が存在します。 特に前半に緩やかな勾配が集中しているので そこだけでも協力体制を組もうというのです。 臨時漕会のメンバーの話では 上位陣はトレインを形成して あたかもロードレースの様に走っているというのです。 私はそんな上位陣に絡んだことはありませんが しかしそんな私でさえ そう言えばトレインを組んで走った区間がありました。 協力体制を組めるのなら それに越した事はありません。 しかし、問題は脚が揃うかどうかです。 ある程度、似たような走力を持った者同士なら トレインを組んで先頭を回せば 空気抵抗を分担できる分、有利になります。 しかし走力に差があり過ぎると そもそもトレインを組むことすら難しくなります。 タイプRさんは私が去年、アンカーRS9を投入して3分16秒も縮めた事を知っています。 だから、ある程度なら役に立つだろうと踏んだのでしょう。 私自身は体の仕上がり具合が良くない事は分かっていたので 役に立つ自信は全くなかったのですが 新たに投入するキシリウムに期待しつつ 「一緒に走るのはいいかもしれませんね。 早々に千切れると思いますが・・・」とお茶を濁しておきました。 一応、トレインに加わるメンバーは 臨時漕会ではONIさん、タイプRさん、私 そしてタイプRさんの友達 更に私が誘ってタフBeeさん、 タフBeeさんの友達のちくちくわさんという布陣。 当日、私たちは去年より早く駐車場に到着。 思った以上の寒さに震えながら ウインドブレーカーを持ってくるのを忘れたのを後悔しつつ出走の準備。 何回もレースに出場しているので慣れたものです。 トイレを先に済ませ 大会会場で開会式を迎える頃には すっかり明るくなっていました。 気温が低く霧が発生していましたが天気は大丈夫との事。 市長の力強いあいさつの後 私たちはスタート地点の高倉荘横まで、11.5kmのパレードランです。 スタート地点に到着すると いよいよトレインを組むメンバーで集まります。 だいたいスタート前っていうのは 学校のテストの前と会話が似ている気がします。 テスト前の会話って 如何に自分がテスト勉強を出来なかったかを主張し合いますよね。 「全然テスト勉強できなかったぁ~」なんてアピールしている奴に限って いい点数とったりするものです。 ヒルクライムレースのスタート前・・・ しかもトレインを組もうっていうんですから 如何に自分が走れてないかのアピールが始まりました。 タイプRさんもONIさんも練習不足と言います。 体重も増えたって言います。 ホントかな? 私も正直に練習不足と2.6㎏の体重増をアピールしておきました。 そんな会話の中で タフBeeさんだけは 実務的に自らの成績と試走のタイムを教えてくれました。 「今回、試走したタイムは38分・・・ いつも本番では5分くらいは速く走れます。 昨年のタイムは32分台でした」 「えっ? さ、さ、さんじゅうにふん?」 私とタイプRさんは驚いて顔を見合わせました。 「そんなに速いんですか? じゃあ私たちとレベルが違います」 私はタフBeeさんのエンデューロの成績は知っていました。 ですからヒルクライムもそれほど大きな差があるとは思っていなかったのです。 しかしそれは大きな間違いでした。 やっぱり脚質っていうものがありますから ヒルクライムレースとエンデューロレースの順位に 大きな差があってもおかしくないのです。 「タフBeeさん、遠慮なく先に行ってもらうか・・・ あっ、そうだ、あそこにモーニングさんがいるから モーニングさん追ったほうがいいかも」 私はいきなり戦意喪失? トレインは他人任せです。 しかしトレインを組むという作戦をスタート直前に翻す事も出来ず 取りあえず私もトレインを組む事にしました。 兎にも角にも・・・ 最初から全開で行くしかありません。 去年と同じタイムで走れたとしても どうせ千切れる事が予想されますから・・・ 目標心拍は170オーバー・・・ 今年のレースに投入したキシリウムが どこまで自らの不足分を補えるか? 目の前でスタートのカウントダウンが始まりました。 「10秒前!・・・・・ 9、8、7、6、5、4、3、2、1、スタート!」 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ▲
by a-elf
| 2017-10-23 23:13
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2017年 10月 20日
この記事は9月24日(日)の出来事を書いたものです。 高梁ヒルクライムレースまであと1週間。 最後の追い込み練。 と言っても特別なメニューではなく 相変わらずAT値周辺の心拍で走り続ける練習です。 今回のコースもトリガタワ同様 何度も走った事のある大原120kmコース。 新宮から佐用に入り 平福を通過して岡山県の大原を回ります。 AT値周辺の心拍で走り続ける練習は ミトコンドリアを増やすためですので 直接ヒルクライムに有効という訳ではありません。 試験勉強みたいに一夜漬けが有効ならまだしも 今更ジタバタしても仕方ないと言えば仕方ない。 しかしその後の耐久レースを見据え 最後まで悪あがきも悪くありません。 自転車人生はずっと続きますからね。 冬場にLSDをやって LSDの後に追い込み練をやって 春は上位30%以内という目標達成しました。 しかし、その後の過ごし方が悪かった。 軽めの負荷のサイクリングばかりでしたからね。 あ~あ、いまさら言っても仕方ないのですけれど・・・ さて、この日は前回よりも風は穏やかでした。 ただひたすらに心拍150を意識して走りますが 前半はついつい目標心拍より高めが多かった。 案の定、大原で急にモチベーションが下がり 道端の自販機で休憩を取りました。 この休憩は予定外です。 江見のつるやで昼食をとり 午後から心を入れ替えて走ります。 「AT値周辺の心拍で走る」と 言葉で言えば簡単ですが 実際にやるとなると案外難しいものです。 LSDのように低負荷なら 例えば最大心拍の65%以下だとか120以下だとか 一定心拍で走るのは容易です。 しかし、負荷の高いAT値周辺となると 路面状況や風はもちろん モチベーションによっても目標心拍の維持は難しくなります。 それでも、目標心拍を維持するコツは 高めのケイデンスで回す事でしょうか。 重いギヤを使うより 軽めのギヤでクルクル回す方が 目標心拍を維持しやすいような気がします。 例えば、チョイ坂や向かい風などは サドルの前寄りに座って 小さな円を描くようなイメージで ケイデンスを上げてクルクル回すと一定心拍を維持しやすいです。 逆に言えば重いギヤを多用すると 一定心拍は維持しにくい感じがします。 それと言うまでも無く 目標心拍を維持するんだという意志の強さが必要です。 単独で行う追い込み練は どうしても心が折れてしまいますから・・・ 自分より走力が上の人に必死について行くような練習は 割とモチベーションを維持しやすいのですが・・・ だるま珈琲に到着してサイコンのデータを見ると 前回よりアベレージの低さは解消しました。 しかし、やっぱりスピードが失われている気がしました。 調子のいい時の 200kmオーバー出石そばサイクリングと同じアベレージですからね。 2.6㎏の体重増加は 体からキレを奪ったような気がします。 体中の細胞の覚醒レベルが低い感じ・・・ これで追い込み練は終了。 次週の高梁ヒルクライムレースに賭けますが・・・ 去年のヒルクライムレースは 機材効果があったんですよねぇ~ 2008年モデルのブリヂストンアンカーRFX8から 2016年モデルのブリヂストンアンカーRS9に代わって なんと前回から3分16秒も縮めたんですから・・・ タイムはお金で買えると豪語していました。 そのRS9に今年は MAVIC KSYRIUM PRO EXALITH SL LIMITEDを投入。 去年履いていたコスミックカーボンより 明らかに登坂性能は上だと確信しているホイールです。 練習不足と体重増を 果たして機材は帳消しに出来るのか? 走行距離…119.32km 時間…04:44:44 平均速度…25.14km/h 最高速度…52.20km/h 平均CAD…85 積算距離…4698km 消費㌍…2697kcal 補給食…###kcal 心拍…Ave.141 Max.### ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ▲
by a-elf
| 2017-10-20 21:52
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2017年 10月 18日
この記事は9月18日(祝)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 過去のレースで周回数、順位、共に過去最高だったのは 2017年4月16日(日)の4時間耐久レースでした。 70位/255人中(上位27.45%)で目標の30%以内達成。 周回数も36周と過去最高に並ぶものでした。 その時の平均心拍が過去最低の150だったんですよね。 平均心拍を高く保てた方が速いと思いきや 実際は過去最低の平均心拍で過去最高の記録を出せたのです。 これまでは2013年7月27日(土)の ミッドナイトエンデューロでの平均心拍153を目安に練習していましたが 今回は150を目安に走り続けます。 するとどうでしょう。 予想通りと言えば予想通りですが 153を目安に走れば2時間を超える頃から辛くなり 結局、失速して心拍を上げられなくなって なんのこっちゃ平均心拍135まで下がってるで!って事が多かったのですが 150を目安に走ると3時間くらい いや下手したら最後まで頑張れる感じなんですよね。 もちろん、一般公道ですから 信号待ちや減速して走らなければならない区間があります。 その分、平均心拍は低くなりますが それでも過去の経験からすると 単独で140代の平均心拍はよく頑張っている方です。 ところが、平均心拍は高いのですが 如何せんアベレージが低いんです。 アベレージは向かい風等のコンデションによって左右されるので 一概には言えません。 この日も風は強い方でした。 しかし、それを差し引いたとしても低い。 過去のレース前のアベレージだと27km/h後半って事もありました。 だから25km/h以下では話にならないレベルです。 実はこのアベレージの低さですが 思い当たる節があるんです。 それはウエイトの増加。 目標の体重より2.6㎏重い! ウエイト増の原因は 飲酒量が増えた事・・・ それに伴ってつまみも食べた事・・・ そして悪い状況証拠は他にもありました。 タニタの体重計は体内年齢も出るんですけど それまでずっと33歳だったのが37歳にジャンプアップしてたんです。 体内年齢的には過去最高齢です。 考えてみれば今年は距離を乗れていません。 200kmオーバーをしょっちゅう走っていた頃もあったのに 今年は数える程しかありません。 走行距離は嘘をつかないですからね。 トリガタワの旧道が 過去の記憶よりもキツイと感じてる・・・ これはちょっとヤバいかもしれません。 少なくともウエイト増はヒルクライムレースについては致命的かもしれませんね。 残るレースは高梁ヒルクライムレースと3時間エンデューロ・・・ 果たして復活できるのか? 走行距離…121.76km 時間…05:11:54 平均速度…23.42km/h 最高速度…49.73km/h 平均CAD…82 積算距離…4579km 消費㌍…3032kcal 補給食…###kcal 心拍…Ave.143 Max.### ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 ほんの5か月前に過去最高をたたき出しておきながら 短期間でここまで状況は悪くなるんですね。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2017-10-18 22:46
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2017年 10月 16日
この記事は9月18日(祝)の出来事を書いたものです。 台風18号の影響で日曜日は走れず 辛うじて翌日の敬老の日に走る時間を持てました。 台風一過・・・ 荒れた天気も嘘のよう。 揖保川の濁流が台風の余韻。 私はレースに向けて単独走です。 私のトレーニングはバリエーションは多くありません。 シーズンオフの冬場のトレーニングとしてはLSD。 そしてシーズン中の単独走で行うトレーニングとしては AT値周辺の心拍で走り続ける練習です。 今回の練習はAT値周辺の心拍で走り続ける練習です。 まず、AT値とは 有酸素運動領域と無酸素運動領域の境界の値という説明でいいでしょうか。 AT値以下の心拍、 つまり有酸素運動の領域の主体は遅筋で 主なエネルギー源は脂肪。 筋肉細胞の中にあるミトコンドリアという器官で 脂肪を酸素を使って燃焼させることでエネルギーに変換しています。 負荷が上がってAT値以上の心拍、 つまり無酸素運動の領域の主体は速筋で 主なエネルギー源はグリコーゲン。 エネルギーを得るのに酸素を必要としませんが乳酸が発生します。 本来、エネルギーを発生させる器官であるミトコンドリアは遅筋に多く存在し 速筋には少ないのですが トレーニングによって速筋にもミトコンドリアを増やす事が出来るそうです。 つまり、速筋に遅筋の性質を持たせる。 スピードとパワーの速筋に持久力を持たせる。 そういう速筋と遅筋の両方の性質を持った夢の様な筋肉を中間筋と呼ぶそうですが ズバリ、AT値周辺の心拍で走り続けるというのは この中間筋を増やす練習といえます。 LSDだけでは持久力とかスタミナはつくのですが スピードは得られません。 レースに出るならスピードは喉から手が出るほど欲しいですからね。 AT値なんですが 私の経験から述べさせていただくと 上手くいった時の耐久レースの平均心拍に近い感じなんですよね。 平均心拍が高い時のレースは後半大きく失速するのに対し 上手くいった時のレースは最初から最後までラップタイムの変化が少ない。 そういう時の平均心拍は感覚的にAT値に近いんです。 AT値はざっくりと最大心拍数の80%付近と言われますが もちろん個人差がありますしトレーニングによっても変化します。 しかし、長年心拍を見ながら走っていると AT値が存在するゾーンが分かってくるんです。 その心拍と上手くいった時のレースの心拍が一致する。 だからAT値付近の心拍で走り続ける練習は 耐久レースの時の心拍で走る練習と言い換えられます。 しかし、レースは周りに人が沢山いて雰囲気も気持ちも盛り上がりますが 単独走はそうはいきません。 ですから単独走でAT値付近の心拍で走り続けるというのは 私の様に根性の無い人間にとっては至難の業なんですよね。 よくもって2時間です。 しかし、私が出る耐久レースは3時間とか4時間ですから 2時間じゃあ足りません。 3時間とか4時間のレースだと距離にして90kmオーバーとか120kmオーバーです。 その距離をAT値周辺の心拍で走り続けるのが目標になります。 こういう練習を心折れずに何週間か出来れば AT値周辺の心拍で少しずつ長く走れるようになってきます。 因みに同様の目的、 つまり筋肉細胞の中にミトコンドリアを増やすトレーニングとしては インターバルトレーニングが有効だそうです。 今回のトレーニングのコースに 私はトリガタワを選びました。 臨時漕会の基本コース。 何度も走っているのでデータの蓄積もあります。 距離にして約120km。 果たしてどこまで我慢して走れるのか? ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ▲
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| 2017-10-16 23:02
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2017年 10月 13日
今年の彼岸花は見事だったと思いませんか? 特に台風18号が通過した後 田んぼの畔や川土手に 鮮やかな赤色の彼岸花が群生しているのをよく見かけました。 いや、彼岸花が度々私の目に留まったのは 今年が彼岸花の当たり年だからでは無くて もしかしたら私の走りが変わったからなのかもしれません。 例えばレースの前の追い込み練にしても 以前なら、誰か自分より実力が上の人と一緒に走る事で 自分で追い込むというよりは他人に追い込んでもらっていました。 しかし、最近は心拍計を見ながら 目標とする心拍を維持して走るという様な練習が多くなってきたんですよね。 そういう単独走が多くなった理由としては 周りの実力が上がって 自分がついて行けなくなったというのが正直なところです。 ブログを書く上では グループで走れば必ずドラマが生まれますから そりゃ複数で走ったほうが書きやすいです。 しかし、単独走の方が魅力が薄いかと言えば 必ずしもそうではありません。 グループで走ると、どうしても制約が生まれます。 特にトレインを組んで走るとなると どんなに景色の素晴らしいところを走ったとしても 前を走る奴のケツしか見れなかった・・・なんてことは日常茶飯事です。 それに好きな時に立ち止まれません。 思い付きで進路変更も出来ません。 予定されているポイントで停車して 仲間と絶景を眺めたりは出来ても 田んぼの畔に咲く彼岸花に目が留まって 不意に立ち止まる事は出来ないのです。 単独は複数に比べて圧倒的に自由なんですよね。 サドルの上は一人きり・・・ 経験を共有できない孤独と引き換えに この上ない自由がそこにあるのです。 そして孤独であるがゆえに 自分の心の動きに敏感になれる・・・ 私たち自転車乗りは元より 季節の移ろいに敏感です。 ヘルメット以外、身を守るものは何も身に付けていないからこそ 五感を全て動員して季節の移ろいを感じる事が出来ます。 この感受性は実は単独の方が強くなる気がします。 何故なら単独は 自分の心に向き合うから・・・ 自分の心の声を聞きながら走るからなのです。 自分は何に心を動かされたのか? 複数で走っている時より しっかりと自分の心が何に動かされたかが分かる。 「稲刈りが近い田んぼに咲く彼岸花は 黄金色と赤色で華やかだな」 ポインセチアみたいに鮮やかだな」 まるで過ぎゆく夏の余韻みたいだな」 彼岸を過ぎると日が短くなるのが際立って来ます。 だんだんロングライドはやりにくくなる。 暑かった夏が彼岸花の赤の様・・・ 過ぎゆく夏を惜しむ気持ちを知ってか知らずか 彼岸花は咲き乱れるのです。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ▲
by a-elf
| 2017-10-13 23:36
| 自転車コラム
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2017年 10月 11日
この記事は9月10日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 前回は旧温泉町の照来(てらぎ)地区に見られる 独特の棚田の風景(すり鉢状に広がる広大な棚田)を記事にしました。 今回は、旧温泉町の八田(はった)地区でのエピソードを書きたいと思います。 照来から八田へ 国道9号線を通らずに抜ける道はあったのですが よく分からないまま結局、国道9号線へ向かいました。 国道9号線は路肩は狭いわ 大型車はバンバン走るわで 自転車では走らない方が良い道です。 しかし、どうしても今の八田を見たくて 国道9号線の歩道(自転車通行可)をそろりそろりと走りました。 鳥取県との県境、蒲生峠の麓に位置する千谷から 左折して県道に入ります。 私が目指す石橋集落の入口に 奥八田小学校の体育館が見えますが・・・ 急坂をダンシングでゆっくり上りながら どうやら閉校されている雰囲気を感じ取りました。 急坂には融雪のためアスファルトに水を流す切れ目が入れてあるんですが それは20年前と同じでした。 いくつかのコーナーをクリアすると 集落の中心にある池のほとりに出ます。 これが石橋池です。 この池はため池ではなく 湧水が流れ込む池なんですよね。 ですから池の水は年間の水温が14度程度に保たれ 夏は冷たく冬は暖かい。 しかも日照りが続いても枯れない水なんです。 この池で毎年お盆の頃 「たらい漕ぎ競争」が行われます。 帰省で人が一番多い時に 村のリクレーションを行おうというのでしょうか。 流しそうめんに豆腐の早食い競争 梅干しの種飛ばし大会も併せて行われます。 如何にも小さなイベントなのですが 微笑ましく愛おしく 大切です。 私は担当を外れた後も 数年、招かれました。 村の人には懇意にしてもらっていましたが その中でも忘れられないのが 足の不自由なお婆さんのエピソードです。 昔々の話なんですが・・・ 都会に嫁がれた娘さん宅に招かれた時 そこで飲んだ水のまずさに驚かれたそうです。 「作物も人間も 水が良くなければ育たん」 そう言いながら 彼女は石橋の湧水をポリタンクに詰めて それを背負って何時間もかけて 都会の娘さん宅へ運んだんだそうです。 私が初めて雪国の冬を経験した年 彼女に聞いてみた事があります。 確か大雪が降った日だったと思います。 「大雪で大変ですねぇ~ お婆さんは雪と雨、 どっちの方がいいですか?」 雪国の人は 雪に対してどんな気持ちなんだろうと 素朴な疑問をぶつけてみたのです。 「私は、それでも雪の方が好きだぁ~ 木も屋根も綿帽子被ったみたいだでぇ~」 湧水を湛えた池のある そして雪深いこの石橋の集落が 彼女にとっては一番なんだと思いました。 あの頃 私は故郷の相生の事を 中途半端な田舎で何も無いと公言してはばかりませんでした。 しかし、彼女との会話で 故郷を愛する気持ちというのが 少し分った気がしたのを憶えています。 そして今 故郷の相生に戻って来て 故郷を案内して走る自転車乗りとしての自分が居るんですよね。 万葉岬に はりまシーサイドロード 新舞子の干潟 佐用のホルモン焼うどん 牡蠣もある そして何より だるま珈琲・・・ 自転車で故郷を走るうちに いつの間にか故郷を愛する自分になっていたのです。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2017-10-11 22:32
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2017年 10月 09日
この記事は9月10日(日)の出来事を書いたものです。 過去にも何回か書きましたが 私は1996年から10年くらいでしょうか 兵庫県北部(但馬地方)に住んでいたことがあります。 実はその頃の職場の仲間が集まって同窓会を開くことになりました。 しかも私が最初に担当した新温泉町の湯村温泉で宿泊するっていうじゃありませんか。 私はこのチャンスを生かして 当時の記憶をたどるべく自転車でサイクリングする事にしました。 旅館の駐車場に車を置いて そこからサイクリングスタート。 まずは8月6日にバスク輪さんと訪れた山村ピザの に向かいます。 湯村から十数キロ上った標高500mに 古民家を改装したピザ屋さんがあります。 よくこんな所で・・・ と思う様な山奥です。 「前回、また来ますって約束したので また来ました。 今日は昔の職場の同窓会で湯村に泊まるんです。 そのついでにと思って・・・」 「じゃあ今日は湯村からいらしたんですね」 厨房で忙しそうに動き回っているご主人を尻目に 美人の奥さんが手際よく応対してくださいました。 奥さんのアドバイスでハーフ&ハーフを頂いて 腹ごしらえが出来れば照来(てらぎ)へ下ります。 この次期、ちょうど稲刈りの真っ最中。 広大な棚田群が広がる照来の稲刈りは 私にとって第二の故郷の景色なんですよね。 バスク輪さんと訪れた時は 青々としていた稲が 頭(こうべ)を垂れて黄金色に輝いていました。 切畑から塩山、飯野へと ゆっくりと味わう様に下ります。 脚と止めて体を起こすと 風を受ける面積が大きくなります。 すると走り抜ける場所の 風に含まれる情報を感じやすくなります。 私は深呼吸する様に体全体で風を受け止めました。 風は稲わらの乾いた香りがしたかと思うと それを焼いた煙の臭いもします。 そして風はコンバインが稲を刈る音や軽トラのエンジン音 更には子供の遊ぶ声まで運んできます。 私は何度も何度も 棚田の中を上っては下りを繰り返しました。 ここ照来はカルデラ状の地形で 外輪山の中腹に集落が点在し なだらかな斜面をすり鉢状に棚田が覆います。 ですから、一般的な川沿いに集落が点在する景色と違って 遠く、視線の向こうにも稲刈りの景色を望めるのです。 輪になって点在する集落に囲まれて 人々が家族総出で稲刈りをする様は 如何にも皆で仲良く暮らしている様に見えるんですよね。 私はこの照来の四季折々の景色が好きになっていきました。 そして最後にはこの土地に暮らす人々に憧れの様な感情をもっていたのを憶えています。 20年経って 自転車で走って 体全体で記憶を紐解いていく・・・ 自転車だからこそ 生き生きとした記憶が甦ってくる・・・ ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2017-10-09 23:44
| ファンライド
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