サイクルツーリズム・・・メリットとデメリット |
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2019年 02月 13日
さて、今までは自転車のいい事ばかりを書いて来ました。 しかし、メリットもあればデメリットもある。 デメリットもちゃんと知っておいた方がいいですよね。 まず、私が頭に思い浮かべる自転車のデメリットは 落車や事故ですね。 体を守るものはヘルメット以外にありません。 だからこそ、むき出しの五感で空間を移動する楽しさを味わえるのですが ひとたび落車や事故に遭遇すると無傷でいられることは難しいでしょう。 骨折を伴う怪我も珍しくありません。 自転車を安全に乗る、無事に帰るためのノウハウなどは 第一に、私達、自転車乗り自身が追及していくものだと思います。 そして、それを仲間に広めて行く事も私達自身だと思うんですよね。 しかし、どうしても行政にサポートしていただきたい事があります。 次の写真は私が西はりまの道の中で 特にローディーにとって最も危険だと思う場所です。 国道29号線の染河内川(そめごうちがわ)に架かる橋なんですが ちょうど、自転車が走る路肩辺りにご注目下さい。 縦に黒い継ぎ目があるのがお判りでしょうか? この黒い縦の継ぎ目に ちょうどロードバイクの細いタイヤがハマるんですよね。 そうするとバランスを崩して落車という事になります。 実際、うちのチームで2名、落車してます。 両名とも、この道に不慣れな者でした。 橋の上という事もあり 路肩に余裕がありません。 しかも交通量は少なくは無い。 後続の車に轢かれなかったのは幸運と言うしかないですね。 車目線で見れば危険でも何ともない道なんですけれど ロードバイク目線で見れば危険極まりないという一例です。 このほかにも路面に突然現れる穴。 アスファルトが何らかの理由で深くえぐれてたりするんです。 車だと難なく通過できても ロードバイクだとリム打ちパンクの危険性が高くなります。 グレーチングの隙間が広かったら・・・ 前輪がハマって大落車! 考えただけで怖い怖い! 西はりまに自転車のお客さんを呼ぶのであれば 彼らが走りそうな道の安全を確保していただきたいものです。 それから、もう一つデメリット・・・ 何年前だったかなぁ・・・ 5年くらい前だったでしょうか? 淡路島の住民の方から レンタサイクルのお店に苦情の手紙が届いたそうです。 どこに苦情を申し出ればいいのか分からなくて レンタサイクルのお店に苦情を申し出たようなんですね。 その内容がfacebookで拡散されたことがありました。 要はローディー達が集団で走る事が 一般の方々が危険だと感じたり邪魔だと感じたりしているんですよね。 その上にローディー達の態度だとか 言動だとか行動が苦情に拍車をかけている。 ロードバイクはスピードが出ます。 狭い集落内を減速もせずに走り抜けるのは危険です。 住民の立場に立って考えれば分かる様なことが 残念ながら出来ていない。 大勢で走ると余計にそうなのかなと思います。 よく似た事は、しまなみ海道でも起こっているそうです。 5年前と比べれば 今のローディー達のマナーが向上していると信じたい! ですが、やはり、行政も そういった啓発活動を続けて行く必要であると思います。 西はりまというよりも 日本全体の自転車文化を成熟させるためにも・・・ さてと・・・ ここまで読み進めて頂いた行政の自転車担当の方が どのくらいいらっしゃるか分かりませんが・・・ ここから先は 自転車に興味が無いのに 自転車の担当になってしまったあなたへ 伝えたいことを書こうと思います。 私達が乗るロードバイクっていうのは 地上を駆け巡る翼だと思うんです。 人力で移動する地上の乗り物の中で最速。 その行動半径は鳥に匹敵します。 私達は鳥の感覚に最も近い地上の生き物なのだと思うんです。 それは風の感じ方・・・ 追風に乗った事がありますか? 風に乗るなんて 普通に考えれば鳥以外に体験できそうもありません。 しかし、私達ローディーは体験できる。 トタンの看板が倒れ、 プラスチックのバケツが転がる様な騒々しい風の日に 追風に乗るとサドルの上は静寂に包まれるんです。 風と一緒に移動するのだから サドルの上は無風状態。 落ち葉が同じ方向に吹き飛ばされて 私達はそれをゆっくりと追い越して行きます。 時速は40㎞・・・ 軽く漕いでいるだけなのに ス~ッっと前に進むんです。 渡り鳥なんて こんな感じで風に乗って移動するのではないでしょうか。 やっぱり・・・ ロードバイクは 乗ってみないと分からない。 どうでしょう・・・ 地上を駆け巡る翼を手に入れてみては・・・ きっと、日常の束縛から解き放たれて 真に自由な世界へ飛び立つことが出来るでしょう。 仕事で自転車関連の事をしなくちゃならなくなった・・・ 自転車を始めるいい切っ掛けです。 興味がある方は相談に乗りますよ。 まずは、だるま珈琲へお越しください。 カウンター席で 美味しい珈琲を飲みながら じっくりと自転車のお話をしましょう。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ▲
by a-elf
| 2019-02-13 20:45
| 自転車コラム
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2019年 02月 11日
さて、西はりまでサイクルツーリズムを成功させるべく どんなコースを組むか? 西日本で人気のサイクリングコースを挙げるとなると しまなみ海道、淡路島、琵琶湖でしょうか。 これらのサイクリングコースは 組み方が殆ど決まっているますよね。 しまなみ海道は尾道と今治の往復。 淡路島と琵琶湖は基本的に一周です。 もちろん、厳密に言えば 色々バリエーションはありますが・・・ 淡路島一周はチームで、何回も走っているんですが 岩屋から時計回りにスタートすると 決まって洲本のファミマで補給します。 ここから先は、しばらくコンビニがありませんから補給出来ませんし 急峻な坂が集中する地域を走る前になりますからね。 それから福良でお昼ご飯。 朝、岩屋からスタートすると 時間的に福良が昼なんですよ。 あとは淡路島サンセットラインの適当なコンビニで補給します。 具体的には慶野松原だったり、郡家のコンビニでラストの補給ですかね。 他の人も似たようなパターンでは無いでしょうか。 補給のタイミングっていうのは みんな似たようなものですから・・・ 少なくとも洲本で最初の補給をいして お昼ごはんは福良というのは かなりの方が同じだと思います。 そうなると集中するんですよね。 洲本のファミマなんて 普通の日曜日なのにサイクルイベントでもあるんじゃねぇの? っていうくらいローディーが大勢やって来ます。 福良も、レストランや食堂が満席で 結局、コンビニ飯で昼、なんてこともありました。 それだけサイクリングのお客さんが増えたって事なんでしょうが・・・ でもね、特定の地域ばかりにお金が落ちて 他の地域は通り過ぎるだけ・・・ 私にはそんな風に見えるんです。 しかし、自転車乗りの気持ちからすると 一周ものって魅力なんですよ。 淡路島一周150㎞を走り切ったっていう達成感と満足感を味わえる。 脳内からエンドルフィンが分泌されますから・・・ だから人気なんですよね。 基本的に自転車乗りは走る事が第一の目的で 観光は二番目ですよね。 だから、特に150㎞もの距離にともなると 時間的に、あちこち寄ってられないって現実がある。 だからアワイチのお客さんっていうのは 走るばっかりで、コンビニばかりにお金を落としているかもしれません。 それじゃあ、西はりまはどうするのか? 西はりまは広大な中途半端な田舎地帯。 道は無数にあります。 一周したっていう達成感を得にくいですよね。 実は、そこが、西はりまの武器になる。 自転車乗りが何度も来てくれる可能性があると思うんです。 要は、地元の自転車乗りが実際にやっている事を 初めての方にも出来るようなサポートをするんです。 どういう事かというと 一応、西はりまをグルっと回る基本コースは組むんです。 相生からスタートして龍野の城下町を抜け 新宮から佐用方面へ向かいます。 佐用町でホルモン焼うどんを食べてもらったらいいと思いますよ。 佐用から今度は千種川沿いを南下して有年まで行くでしょ。 有年から赤穂鉄道廃線跡を通って坂越に出る。 瀬戸内海に浮かぶ島々を見ながら海沿いを相生に帰って来るんです。 これで約80㎞ですね。 私達は普段、このコースを足したりショートカットしたりして 色んなコースを組んでいます。 今回は乙大木谷の千枚田を走ろうかなとか 暑いから三室の滝に行こうとか ちくさ高原のクリンソウはどうかなとか 今日は海が見たいから七曲りから万葉岬、坂越、赤穂御崎へと走ろうとか そういう組み方をしてます。 それを他の地域からお越しの自転車のお客さんにもやってもらうんです。 まずは、初めての人にはコースマップを見て基本コースを走ってもらう。 そのうえで次に来る時は ホルモン焼うどん食べた所から 乙大木谷の千枚田が近いから 次はそこに行ってみよう思わせるようにするんです。 龍野に行かずに南下すれば 新舞子の干潟から万葉岬へのコースが面白そうだとか 忠臣蔵で有名な赤穂の街も見て見たいよねとか・・・ なんて言うんですかね・・・ 逆に一周しただけで満足させない。 気になるところが残るようにして 何回も来てもらえるように仕向けるんです。 そういうコースマップを工夫して作るんです。 もともと西はりまは走りやすい所なんですから 何回も来てもらえますよ。 現に今でも京阪神から走りに来る方はいらっしゃいます。 自走で来る方もいれば車載や輪行の方もね。 でも悲しいかな 彼らは土地勘がありませんから 大したコースは走れない。 彼らの話を聞いていると 西はりまのコースマップがあればいいのになぁと思いますもん。 私が思うに、西はりまは淡路島に お客さん取られ過ぎなんです。 西はりまも充分、京阪神から近いじゃないですか。 実際の道の走りやすさは ハッキリ言って西はりまの方が走りやすいです。 淡路島に負けてられませんよね。 それじゃあ、お客さんのターゲットは京阪神ばかりかというと もっと範囲は広いと思うんです。 私はね、日本海側の自転車乗りにも目を付けています。 私が日本海側に住んでいたことがあるので分かるんですが 日本海側はね、冬場は雪が降ったりで自転車に乗れないんです。 日本海側に住んでいる時は それは仕方がないものだと諦めていました。 その分、スキーしてましたね。 幸い、私は実家が相生なので たまに冬でも相生まで帰って来て自転車に乗ってました。 実は、それ! そういう事を日本海側の自転車乗りにやってもらうんです。 彼らは冬場、自転車は乗れないと諦めてますが そうじゃない! 西はりまに来れば乗れるよ!って宣伝するんです。 もちろん西はりまにも雪が降る地域はありますが 圧倒的に降らない地域もあるじゃないですか。 実際、去年の冬は 島根県から何回か友達が走りに来てます。 こっちは冬場は牡蠣が美味しいでしょ。 相生の牡蠣祭りに自転車で行きました。 それに1月、2月でも御津で菜の花畑で花が咲いてるの写真に撮ったり 道の駅から穏やかな瀬戸内海を写真に撮って 盛んにSNSで投稿してました。 島根県の自転車乗りからは 信じられないとか 羨ましいとか そんな反応があったと思います。 私達が日本海側にスキーに行くのですから 日本海側からサイクリングに来てもらえればいいんです。 実際、高速道路を使えば 松江から佐用に来てもらっても2時間です。 鳥取からだともっと近い。 だるま珈琲にやって来た日本海側のお客さんは どういうコースを組んだのかは知りませんが 上月に車を置いてサイクリングしたそうです。 日本海側のお客さんは新たに発掘してみる価値はあると思います。 どうでしょう。 こう考えると西はりまは 自転車のお客さんを呼べるポテンシャルは非常に高いと思いませんか? ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2019-02-11 23:12
| 自転車コラム
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2019年 02月 08日
前回は自転車乗りはよく食べるという話と バイクラックが自転車乗りを呼び寄せる、 誘引剤の役割を果たすという話をしました。 今回は、自転車乗り達に情報をどう流すか、 西はりまのサイクリングコースをどう広めるかという話をしようと思います。 自転車乗りは、その行動パターンで 大きく二つに分けられると思うんです。 まず一つ目は 基本的に単独で走る事が多い人たち。 昔は一番多かったんじゃないかと思います。 多くても2~3人でしょうか。 二つ目は 殆ど複数で走る人たち。 最近は、こういう人が本当に増えました。 このグループはSNSで繋がっていて 自転車友達が50人とか100人とか・・・ そういうレベルなので一緒に走る人に事欠かないんです。 とっかかりの核となるのはショップの走行会の繋がりとか どこかチームに所属しての繋がりとかになりますが 友達の友達は皆友達だ!みたいな感じで 一度つながり始めると どんどん輪が広がっていく感じなんですよね。 自転車の場合、他のスポーツと異なるのは 一緒に走ればすぐ友達になれるという事。 一緒に走るというのは 苦しい上りも その先の絶景も お互いに経験を共有する事ですよね。 つまり思い出を語り合える仲になるという事です。 これは野球やサッカー、バレーボールなどのスポーツではあり得ないと思うんです。 練習試合をやっても個人的な繋がりは、あまり期待できないですよね。 自転車は、もともと単独が基本。 だってサドルの上は一人きりですからね。 でも、独立した自由な「個」であるからこそ 他の「個」と自由に繋がれるんです。 これがチーム主体の他のスポーツだと 「個」としての繋がりは持ちにくいでしょう。 因みに、自転車乗りの繋がりで面白いのは 走ること以外の情報はあまり気にしない事でしょうか。 気になるのは、走力かな。 自分より速いのか、遅いのか、そんなもんです。 社会的な地位だとか職業、年齢も知らずに仲良く走ってるなんて ローディーあるあるです。 その人の人間性そのものでお付き合いしている感じですかね。 余分な情報は無い方が気楽な気がします。 シンプルですが 一緒にサイクリングをして経験を共有するので絆は案外深いです。 このSNSで繋がっている自転車乗り達が あちこち走り回る最も活発なグループと言っても過言ではありません。 とにかく、ネットワークが強固で広いのです。 そういう私達の繋がりを象徴する様な出来事が 昨シーズンありました。 高知県と愛媛県の県境に 瓶ヶ森林道(かめがもりりんどう)というのがあるんです。 通称「UFOライン」 漢字で書くと「雄峰ライン」 四国山地の森林限界を貫く林道で まるでヨーロッパの山岳地帯を思わせる光景が広がるんです。 トヨタカローラのCMで有名になりました。 そこを走った自転車友達がSNSで写真を投稿しますよね。 その写真を見た人が 僕も、私も、そこを走ってみたいと思うわけです。 私も自転車友達にせがまれて 去年の9月23日、連休を利用して走りに行きました。 目指すは1600m上空・・・ 標高600mの道の駅木の香をスタートして 20㎞以上、延々と上り続けるのです。 そして、苦労して辿り着いたUFOラインの頂・・・ 「あれ?兵庫県の知り合いのローディーばかりやぞ?」 相生から車で4時間くらいかかるところで しかも四国山地の山奥で なんと、10人くらい自転車仲間と出会いました。 これは万葉岬に上ってもあり得ない事です。 どういう事かっていうと それだけ仲間のSNSでの投稿は影響力があるって事です。 西はりまのサイクリングコースを宣伝するのに FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを利用しない手はありません。 彼らが西はりまのサイクリングコースを走った写真がSNSで投稿されれば それはそれは影響力が大きいでしょう。 綺麗な景色の写真や おいしそうな写真がSNSで投稿されれば ある程度、勝手に広まっていくだろうと思われます。 私はこういう自転車乗り達のネットワークを 「ローディー村」と呼んでいます。 私もこの「ローディー村」の住人なんですよね。 そして、このネットワークが「GOOD CYCLE JAPAN」を成功させる 大きな力になると思うんですよね。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 「GOOD CYCLE JAPAN」シリーズですが まだ次回に続きます。 もう暫く御辛抱ください。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2019-02-08 21:25
| 自転車コラム
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2019年 02月 06日
前回は自転車は車と違う道を走る。 道が狭くても大丈夫。 駐車場は要らない。 だからとても自由。 駐車場が無いから観光地になれないとか 人気店になれないとか そんな事は無い。 埋もれた資源が発掘出来るかもしれないと書きました。 今回は自転車乗り達の満足度を上げていこうというお話です。 さて、自転車乗り達は 空を飛ぶ鳥に匹敵するくらい長距離を移動できます。 どのくらいのエネルギーを消費すると思われますか? 個人差がありますが・・・ 自転車に乗る人のかなり多くの人が 心拍計付きのサイクルコンピューターというのを使っていることが多いので 割と、自分のエネルギー消費量を把握している人が多いんです。 エネルギー管理をしないとハンガーノック(エネルギー切れ)を起こして 走れなくなってしまいますからね。 私の場合、100㎞走ると約2000kcal消費します。 時間にするとトータルで5時間くらいでしょうか。 200㎞走ると4000kcalにもなります。 凄い消費量ですよね。 じゃあ自転車に乗ればダイエットできる? う~ん・・・確かにしようと思えば出来ますが あまり期待しない方がいいかもしれません。 自転車は腹が減るんです。 だから飯が美味いんです。 それにハンガーノックになるから食べなさいと教えられます。 走っている途中に コンビニで休憩する度に何か食べる。 三度の飯以外にかなり食べるんです。 一般の人は運動しながら何か食べるって感覚がありませんから 私達が食べているのを見て食べ過ぎじゃないの?って思うかもしれませんね。 でも、食べるって楽しいんですよね。 自転車に乗れば消費化カロリーの大きさに合わせて食べることが出来る・・・ だから、食べるのが楽しみで自転車に乗る人もあるんです。 グルメライドって言葉もあるくらいですから・・・ 例えばこんな事がありました。 食いしん坊で有名なメンバーと3人で オムライス専門店にサイクリングで行ったんです。 そこにはいろんな種類のオムライスがあって どれか一つに決めるのはもったいないという事になった。 それでどうしたか?っていうと 一人二皿ずつ注文したんです。 すると凄いことになるんですよねぇ~ たった3人しかいないのにテーブルに6皿並ぶわけですから このテーブルは、どんな団体さんが来てるのか?って状況になりましたよ。 同じような事がステーキ屋さんでも起こるんです。 一人が2人前注文するんですよ。 ステーキ400gとエビフライセットみたいな感じで・・・ そんなのが5人集まったらテーブルの上に載り切れません。 しかも、清算の時にとてもややこしくなって 店員さんは相当嫌がってました。 まあ、それくらい、自転車乗りはよく食べるって事です。 自転車乗りの そういう習性を利用しない手はありません。 いい嫁は旦那の胃袋を握るっていうじゃないですか。 食べ物でお客さんを掴んでおくとリピーターになってもらえると思うんです。 そういう意味で佐用町にホルモン焼うどん屋さんがたくさんあるのは大正解ですね。 ホルモン焼うどんを食べに行くサイクリングを何度企画したか分からない程です。 馴染みお店には気軽に行けますし また違う味を楽しみたくて 違うお店にも行ったりもします。 ですから、コースマップには 出来れば、グルメ情報も入れたいところです。 美味しいものを食べに行く途中にも エネルギーを補給しなければなりません。 私達がサイクリングで補給に立ち寄るのは 正直コンビニが一番多いです。 でもそれだけじゃ面白くないので ジェラートアイス屋さんやケーキ屋さん、 そうそう、パン屋さんにも立ち寄ります。 仲間内で、あそこの店は美味しいとなったら 今度は別のグループがサイクリングで立ち寄ったり・・・ なんてことは珍しいことではありません。 ですから、まだまだ自転車のお客さんを呼べる店がある様な気がします。 そこで自転車のお客さんを呼ぶためのツールとして かなり効果が期待できるのが バイクラック(サイクルラック)なんですよね。 私達の自転車にはスタンドがありません。 ですからどこかに立て掛けるしかないんです。 高価な自転車ですから出来ればもっと安定させて置いておきたい。 そこでバイクラックの登場となるのです。 私達の間では バイクラックがある店というのは それだけで評価が高いんです。 常連客になれば店主に 「自転車停めにくいからバイクラック置いてよ」 なんて頼む事もあるくらいです。 でも大体が「バイクラックって何?」って話になります。 一般の人達から見れば あんな鉄棒みたいなの 何にどう使うか分かりませんよね。 ましてや私達のバイクラックに対する思いなんて知る由もありません。 実は、西はりまの一部で バイクラックを配布した事があるんです。 しかし、配布時の説明が足りなかったのかもしれません。 ちゃんと使用できる状況で置いてあるお店が 非常に少ないです。 ありがちなのが壁際に寄せてしまっている場合。 サドルに引っ掛けて使うわけですから 前後輪のスペースが無ければ使えません。 そういう残念なバイクラックをいくつ見た事か・・・ 店主からすれば 「バイクラック置けば自転車のお客さんが来るって聞いたけど 一向に来ない。 あんなの邪魔なだけじゃないか!」って感じでしょうか。 そう思われるとバイクラックが更に隅の方へ追いやられる事態になります。 バイクラックは自転車のお客さんを呼ぶ強力な武器となる反面 ちゃんと説明しないと邪魔者扱いされてしまう。 そういうものなんですよね。 そこをちゃんとクリア出来れば 自転車乗りが立ち寄るお店が増えること間違いなしですよ。 「あそこの店にバイクラック置いてあったよなぁ・・・ 今度、行ってみようか?」 そんな流れが容易に想像できます。 例えが悪いかもしれませんが バイクラックは自転車乗りをおびき寄せる誘引剤みたいなもの。 その誘引剤に引っかかって訪れたお店が美味しかったら、 彼らは、また来ますよ。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 まだ書き足りない事があるので次回も書く事にします。 既に、割と長い連載になってしまってますね。 でも、思い立った時に書いておこうと思います。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2019-02-06 21:18
| 自転車コラム
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2019年 02月 04日
さて、前回は相生駅に西はりまのコースマップを置こうってところで終わりました。 では、どんなコースマップを作るか? ロードバイクは移動距離も車並みだし 観光地を繋いだドライブコースを流用できるんじゃないの? そう思われるかもしれませんが そう簡単に自転車用のコースマップは作れません。 そもそも自転車と車とでは 好んで走る道が違うのです。 2年くらい前に だるま珈琲のカウンター席で あるローディーカップルと同席になりました。 彼氏の方は大阪から引っ越してきた方で 西はりまの道をあまり知らないという事でした。 彼女の方は元々地元の方なんですが こちらもまた道は詳しくないとの事でした。 彼らにどんなサイクリングをしているのかと聞くと 地図を見て幹線道路を使ってサイクリングしていると言います。 「幹線道路しか分からないんですよね。 例えば千種川沿いに 国道373号線を下り基調で気持ちよく南下するじゃないですか。 そしたら有年(うね)で国道2号線とぶつかるでしょ。 そこから2号線で帰るのがね・・・ 大型車多いし、交通量も多いし、怖いですからね。 そのコース走らなくなっちゃって・・・」 「えっ? 国道2号線なんか走るの? そりゃ怖いよ。 俺達は2号線なんか走らないよ。 並走する農道を走る。 その農道はしょっちゅう使う。 あそこ使えなかったら困るくらい・・・ じゃあ、いつも どんな感じでコース組んでるの?」 「そうですね・・・ 幹線道路を 行って帰ってみたいな・・・ 行きも帰りも同じ道だったりですかね。 周回コースとかは無いですね。 目的地に到着したら 同じ道を帰る」 「そうなんだ・・・」 「僕は地元の道に不慣れなんで コギコギさんみたいに いい感じのコースが組めないんですよね」 「ふぅ~ん・・・」 有年から相生まで2号線と並走して走る農道なんですが 実は大阪や名古屋など 都会から走りに来た人を案内すると 決まって面白い道で楽しいとおっしゃるんですよね。 同じ様に有年から相生へ走っても 走る道によって満足度は大きく違うんです。 そして、交通量の多い2号線は危険でもあります。 私達は出来るだけ2号線みたいな道は避けて もっと自転車が走りやすい いわゆる裏道を好んで走ります。 その裏道で田んぼの畔に咲く彼岸花や オオイヌノフグリを見て季節を感じたり コスモス畑で写真を撮ったりするんですよね。 ですからサイクリング用のコースマップは そういう自転車で走りやすいルートが引かれていなければ いいコースマップだとは言えません。 他にも赤穂鉄道廃線跡という道が 有年から坂越まで続いています。 この道は車が離合するのが大変なくらい細い道なので 車では地元の人しか利用しないかもしれません。 しかし、自転車の目線では違うのです。 まるで森の中を走るようなこの道は 木漏れ日が美しい。 頭上からの木漏れ日だけではなく 木々の向こう側から千種川の川面に反射した光も入って来るんです。 この道は私達の間で「木漏れ日ロード」と呼ばれ人気なんです。 そんな事、一般の方は知りませんよね。 私達が車とは違う道を走るという事は 車とは違う行先があったりします。 例えば室津の賀茂神社。 漁村の奥まったところにありますから どうしても狭い道を走らなければなりません。 車だと駐車場の心配もありますから積極的に行こうとは思わないかもしれません。 ところが私達、自転車乗りには 有名な人気スポットなのです。 では何故人気なのか? それは、この神社で自転車お守りを売っているから。 私達は交通事故とか心配ですからね。 かなり遠方からでも 自転車乗りがやって来てます。 自転車に乗っていなければ 賀茂神社がそんな事になってるなんて思いもしませんよね。 私達は基本的に駐車場が無くても大丈夫。 車で走るには狭い道でも大丈夫。 という事は 自転車のお客さんを呼ぶんだったら 駐車場が無くても狭い道でも呼べるって事です。 これは、今まで、 そういうマイナス要素のために観光地にならないと思われていたところでも 観光地になり得るって事を意味します。 そういう観光地が西はりまには沢山埋もれているかもしれませんよ。 同じ事は個人の商店でも言えます。 例えば日生では カキオコが有名ですが あそこも狭すぎて車で行こうとは思いません。 行ったとしても狭い駐車場に神業テクニックで車を停めなければなりません。 それに対して自転車は お店の壁に重ねて立て掛けるなんて技を使えますから 平気で狭い道の奥にある 駐車場の無いお好み焼き屋さんに入って行ける。 狭い道で駐車場の確保が難しいため来客数が限界だと思われていたところでも 自転車のお客さんを呼ぶ工夫をすれば まだ来客数の増加が見込めるかもしれないのです。 道の狭い漁村や農村でも 龍野のような城下町でも 自転車のお客さんを呼ぶことで新たな観光資源を発掘できるかもしれせん。 例えば坂越の大酒神社の上にある妙見寺の観音堂。 更に佐用町の乙大木谷と甲大木谷は全国的にも有名な歴史上の人物の 面白いエピソードがあったりするんです。 安部清明ろ芦屋道満の物語・・・ ここは安部清明とライバル芦屋道満が 法力で壮絶な戦いを繰り広げた最後の地なんですよ。 平安時代、芦屋道満は時の権力者、藤原道長に呪いをかけたことを 安部清明に見破られ、佐用に流されたんですね。 しかし、芦屋道満は、この地から呪いをかけ続けたんです。 それを察知した安部清明は京都からこの地に乗り込んで 芦屋道満と壮絶な法力合戦となった。 結局、芦屋道満は破れ、佐用の地で倒れた。 どちらも道が狭くて駐車場がありませんがいい感じでしょ。 観光地の整備は駐車場の確保が必要という固定概念を棄てて 自転車のお客さんを呼んでみましょう。 ここまで書いてくると ある程度、コースマップの概要が見えてきました。 観光地を幹線道路で繋ぐだけではダメなんです。 これまでも申し上げてきましたが 私達の目的は観光が第一ではありません。 観光は二番目なんです。 私達の第一の目的は気持ちよく走る事。 そして、自転車の旅を楽しむ事。 自転車で走るのに適した安全なコースを引かなければなりません。 しかし、裏道を繋いで走る快適なルートっていうのは 幹線道路に比べると分かりにくいです。 どうしても道に迷いやすい。 それをどうやってカバーするか? ここからが重要なのですが その為にはコースマップにリンクした 各種、案内標識を設置する事です。 これは行政にしか出来ません。 これは岡山県にある片鉄ロマン街道というサイクリングロードの案内標識です。 分かりにくいだろうと思われるポイント、ポイントに設置してあります。 更に最近では路面にペイントした標識もあります。 ただし、歩行者用グリーンベルトっていうんですか? 路肩を緑色のペンキで塗り固めるのはやめて欲しいんですよね。 路肩にあれをやられると 走りにくくて危険なんです。 特に雨降りや凍結の時は・・・ 少し話が脱線しましたが 私達には広い駐車場は要りません。 駐車場が無くてもどこにでも行ける自由さがあります。 今でも淡路島に行くと必ず立ち止まるポイントがあるんです。 そこは淡路島に詳しい自転車乗りに教えてもらったんですが 私は「淡路島の風の見える坂」と呼んでいます。 もちろん、駐車場なんてありませんよ。 そこは徒歩か自転車で見ることが出来ない景色かもしれません。 私のブログの一節を書いておきましょう。 「緑色の絵の具をパレットに塗り広げたように 畑と水田が混在する平野が見えました。 きっと季節によっては色んな絵の具が塗り広げられるに違いない。 青い空をバックに白い雲が流れています。 そしてその流れる雲は平野に影を落とし影が音も無く移動しています。 さっきまで我々はあの景色の中を走っていた・・・ 追い風に乗って雲に追い越されながら走っていたのです。 駐車スペースも東屋も何もない。 もちろんガイドブックには載っていない。 ただの坂道の道の上から見える景色。 これこそ俺達自転車乗りの景色なのかもしれません」 駐車場が要らない私達の世界は こんなにも自由で豊かなんですよね。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 自転車でお客さんを呼ぶ担当になった行政の人向けの記事は もう少し続けさせてくださいね。 まだ、あります。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2019-02-04 23:45
| 自転車コラム
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2019年 02月 01日
前回は、自転車は走って気持ちいいスポーツ的な要素と 目的地に辿り着くまでの過程を楽しむ旅的な要素を併せ持つという事。 そして私達の移動距離は 一般の人たちが思っているより相当長いですよってところで終わりました。 今回は、その続きです。 (連載じゃないと言いながら連載になってしまってます) 私達の移動距離を考えれば サイクルツーリズムを一つの自治体だけで完結させるのは無理があるでしょう。 例えば、相生市だけで魅力的なサイクリングコースを組む事は殆ど不可能。 サイクリングコースを組んだところで15㎞とか20㎞・・・ 内容が充実するとも思えません。 ところが西はりま全域の自治体が連携すると いくつもの魅力的なコースを組むことが出来ます。 瀬戸内海もあれば急峻な峠もある。 城下町もあれば農村地帯もある。 高速巡行区間もあれば ポタリング(自転車の散歩)区間もある。 まずは魅力的なコースが組めるというのが大前提。 私達自転車乗りっていうのは 魅力的なコースがあれば多少遠方でも走りに行きます。 ロードバイクは自走だけではありません。 簡単に車に載せて運ぶ事も出来ますし、 輪行袋といって自転車を分解して持ち運ぶ袋を利用すれば 鉄道も利用することが出来ます。 私も琵琶湖一周をしたり 淡路島一周をしたり 丹後半島を一周したり 車載で現地まで運んで走るという事をよくします。 私達は走って楽しいコースがあれば わざわざ遠くまで行くんです。 何に例えれば分かりやすいですかねぇ~ そうだ、スキー場って色々なスキー場があるじゃないですか。 ノンストップで何キロも滑れるコースが売りだったり 急斜面のコブが面白いコースだったり ダイナミックな眺望が嬉しいコースだったり・・・ 色んなコースを滑ってみたくなるのが人情。 兵庫県内のスキー場では飽き足らず 信州や北海道まで足を延ばす人も珍しくありません 私達も色んな道を走ってみたい。 いいコースを探しているんです。 ここで、少し、私が住んでいる西はりまの話をさせて頂きますね。 西はりまの道は自転車で とっても走りやすいです。 その理由は 交通量が少ないこと。 それともう一つ、田舎すぎない事。 この田舎すぎない事っていうのは案外大切かしれません。 私は田舎すぎるコースの事を「田舎砂漠」と呼びます。 その心は、遭難するかもしれないから・・・ 私達は走りながら途中で何か食べないと エネルギー切れを起こして動けなくなるんです。 これをハンガーノックというんですが ふつう、朝ご飯とかお昼ごはんだけでは足りないんですよね。 また、夏場だったらドリンクが不足してしまうと これもまた深刻な事態を招きかねません。 最悪、落車や事故が発生した場合 どうやって助けを呼ぶかが問題になります。 その点、いい感じでコンビニや自販機、 パン屋さんやケーキ屋さんが点在している西はりまは 自転車で走るには最高なんです。 今でこそ褒めてますが 高校生くらいの時はね、 こんな中途半端な田舎・・・ってバカにしてたんです。 もちろん都会じゃないし、 かと言ってアルプスみたいなダイナミックな田舎じゃないし・・・ ところが自分が自転車乗りとして戻ってみると この中途半端な田舎加減が最高にいいんですよ。 実際、既に西はりまのコースの魅力に気づいた自転車乗り達は 京阪神をはじめ遠方から西はりま来ています。 相生駅前に集合しているのを見た事がありますし 東横インやステーションホテルに 宿泊してサイクリングを楽しむ人もいらっしゃいます。 そこで思うんですけど・・・ 西はりま全域をサイクリングコースとして売り出すなら 相生を拠点にすればいいんじゃないでしょうか。 私が相生の者だから言うわけじゃないですよ。 本当に相生が相応しいと思うんです。 まず交通の便。 山陽自動車道は龍野西インターが目と鼻の先。 東西交通の大動脈である国道2号線がが通っている。 そして鉄道は山陽本線と 何と言っても新幹線が停まります。 なんで相生なんかに新幹線が停まるんだよ!ってよく言われるんですが その理由は知りません。 そのお陰か、駅周辺には東横インやステーションホテルなど 宿泊施設が充実しています。 相生駅周辺にはコインパーキングも沢山ありますしね。 ですから相生駅に サイクルステーションなんかがあればいいと思います。 バイクラック(ロードバイクのサドルを引っ掛けて留め置く鉄棒みたいな道具)とコインロッカー そして出来れば着替えが出来るスペースがあれば 相生駅を拠点に西はりま全域を走ることが出来ます。 相生だけで完結しようとすれば あまり面白くないサイクルツーリズムですが 相生に西はりま全域の玄関口としての役割を果たしてもらうと 西はりま全域にサイクルツーリズムを広げることが出来ると思うんです。 西はりまは変化に富んだ複数のコースを擁する最高のエリア。 もともと持っているポテンシャルは非常に高いと思います。 周辺の自治体が連携して それぞれの役割を果たせば それこそ「打倒!しまなみ海道」ですよ。 それでは、相生駅に西はりまのコースマップを置きましょう。 しかし、やっぱり自転車乗りの目線が無いと コースマップはただの観光案内になってしまいます。 私が思い描くコースマップとは・・・ 今日はここまで書いて力尽きました。 続きは後日書きますね。 って・・・完全に連載のパターンになってる! ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 自転車のお客さんを呼ぶには 自治体間の広域な連携が必要です! このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ▲
by a-elf
| 2019-02-01 22:29
| 自転車コラム
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2019年 01月 30日
別に連載するつもりではないんですが 今日も「GOOD CYCLE JAPAN」シリーズを少し書こうと思います。 全く自転車に興味が無いのに どういうわけか「GOOD CYCLE JAPAN」の担当になってしまった行政の人向けの記事です。 まず、全く自転車に関係の無い方と私達との間で 最も大きく違うのは 自転車の距離感だと思うんですよね。 とある観光業の方が サイクルツーリズムを生かした観光をまとめた資料を目にしたことがあるんです。 少し目を通して この資料を書いた方は自転車に乗らない人だとすぐに分かりました。 自転車で50㎞以上走る人達を アスリートと分類してあったからです。 案の定、その資料に出てくるサイクリングコースは 15㎞とか、長くても30㎞くらいなんですよね。 確かにママチャリしか乗った事が無い人の感覚なら 相生から竜野まで自転車を漕いで行っただけでも「凄い」となるかもしれません。 しかし、ロードバイクに乗る人たちからすれば 15㎞のサイクリングコースを案内されても その短すぎる距離が足を引っ張って誰も見向きもしてくれないかもしれません。 (もちろん、距離が短くても内容があれば満足できるのですが…) 人力で如何に速く走るかを追求してつくられたロードバイクは もはやママチャリとは別物です。 15㎞なんて、 買ったばかりのロードバイクで初めてのサイクリングにしても短すぎます。 最初に走って 「わぁ~こんなに距離走れるんだぁ~」なんて思うのが30㎞ですかね。 50㎞もあっという間に乗れるようになります。 それ以上になるとペース配分や 補給管理(エネルギー切れを起こさない様に食べること)が必要になるので 80㎞くらいから100㎞くらいに壁がありますかねぇ~ 100㎞走れるようになると 一応、一人前ってところでしょうか。 100㎞走れるようになると 更に、どんどん遠くへ行けるようになります。 世界がど~んと広がりますよ。 さて、ロードバイクで遠くへ行く人って 一体どのくらいの距離を走るのでしょうか? 私のチームメイトには強者が多いので 一般的だとは思いませんが・・・ 会社の会議が和倉温泉であるからって 兵庫県から石川県まで自転車で行った人がいます。 その人は東京まで自転車で行くのに最初の休憩が三重県だったり (車でも大津あたりで休憩するっちゅーねん) 西へ西へ自転車を走らせて遂に関門海峡を渡って福岡に入ったら 奥さんから「もう帰って来なさい」と電話が入ってその先は諦めたり。 その人以外でも 殆ど思い付きで相生から松江まで 往復400㎞走った3人組もいましたね。 自走、しまなみ海道とかのサイクリングもありました。 淡路島を二周するアワニなんてのもあります。 どちらも300㎞オーバーになりますね。 チームのイベントで 相生湾から日本海の気比の浜を往復するサイクリングでも280㎞です。 うちのチームで一番すごい人は ブルべ(自転車の大会のカテゴリーのひとつ)に出場して 1000㎞を48時間以内で走り切りました。 シーズン中は200㎞オーバーサイクリングは決して珍しいことではないんです。 こんな話をすると 一般の方々は なぜか半笑いになるんですよねぇ~ でもね、有酸素運動領域で走っている分には 理論的にいつまでも走り続けることが出来ます。 ですからペース配分を間違えずに 時間さえかければ、誰でも200㎞は走れるようになるんです。 前回、私達は気持ちいいから走っているのだと書きました。 だから、こんな距離も走れてしまうのかもしれません。 しかし、こんな長距離を走る理由は ただ単に気持ちいいからだけではありません。 ある程度走れるようになると誰しも思うんです。 「もっと遠くへ行きたい・・・」 エンジンの力を借りず 自分だけの力で 一体どこまでいけるんだろう? ちょっとした冒険心が芽生えてくるのです。 その冒険心こそ もしかしたら人類が繁栄した理由かもしれませんよ。 アフリカで生まれた人類は「もっと遠くへ」と まだ見ぬ土地へ「旅」を続ける事で世界中に広まったのです。 自転車はスポーツである反面 「旅」という要素も大きいんですよね。 「もっと遠くへ行きたい」っていうのは まさに「旅」そのものへの欲求と同義かもしれません。 私の記憶に残る最も古い自転車での旅の記憶は 小学校の高学年まで遡ります。 相生から、隣町の竜野のダイエーまで 近所の悪ガキ数人で自転車で行った事でしょうか。 大人からすれば大した距離ではありませんが 小学生の感覚からすれば 物凄く遠いところへ行く冒険旅行でした。 竜野のダイエーに行って 別に何をするでもありません。 ただ、売店の焼きそばとか、たこ焼きを食べるだけなんです。 でもね、そんな短い距離でも 色々とエピソードが生まれるんですよ。 誰々がうんち踏んずけた、とか 大きな犬に吠えられたとか色々ね。 「〇〇ちゃんは、焼きそばを食おうとしたら 地面に落としちゃって 上だけ食え!って言ったらホントに食ったんだよなぁ~」 あくる日の学校で 一緒にサイクリングした面々は 興奮しながらエピソードを語り合う。 そいつらはね、40年経った今、同窓会があったとしても その話で盛り上がることが出来ると思うんですよね。 大人になった今、 自転車で出石まで行って出石そばを食べて帰るのと 小学生の冒険サイクリングと 殆ど同じ構図なんです。 もちろん、一人旅も色々エピソードが生まれるのですが 悲しいかな、仲間と経験を共有で出来ないので思い出を語り合うことが出来ない。 やっぱり、旅で経験したエピソードを後々まで語り合うことが出来る グループサイクリングが楽しいです。 自転車で遠くへ行くというのは まさに「旅」でもあるんですよ。 仲間と一緒に旅をすることで 労せずとも絆を深めることが出来る。 しかも、私達はむき出しの五感で空間を移動しますから その情報量は閉ざされた室内で移動する車での旅の比ではありません。 北風に揺れる竹林の音 稲刈りの稲わらの乾いた匂い 抜けるような青空を背景にした紅葉 手のひらに伝わるアスファルトの振動 峠の先の湧水の味・・・ そういうのを直に感じながら100㎞、200㎞、300㎞と旅をするんです。 自転車で遠くへ行く「旅」っていうのは こんなにも豊かなんですよねぇ~ 私達、自転車乗りは 目的地に辿り着く その過程を楽しむんだと思います。 自転車のお客さんを呼ぶのに どうしても観光地をアピールしたくなりますよね。 でも、私達は観光する事が第一の目的ではありません。 そこへ自転車に乗って行く事が第一の目的なのです。 姫路城へ行った証拠に 姫路城をバックに自転車の写真を撮って SNSに投稿するかもしれませんが それが必ずしも姫路城を観光してるかっていうと そうじゃないかもしれません。 彼にとっては 姫路城まで行ったことが大事なのであって 観光は二の次だからです。 私達が最も注目するのは そこへ行く道はどんな道なのかって事です。 高速巡行出来る道があるか? 絶景が見える峠はあるか? 紅葉は綺麗なのか? 海は見えるのか? 交通量は? そういう事が重要なんですよね。 もちろん、観光地のアピールは要らないと言っているのではありません。 それは必要なんですけど・・・ ここで少しまとめておきましょう。 自転車は走って気持ちいいスポーツ的な要素と 目的地に辿り着くまでの過程を楽しむ旅的な要素を併せ持ちます。 そして私達の移動距離は 一般の人たちが思っているより相当長いです。 まだまだ話は続きますが ちょっと時間がありません。 今日は、ここまでにしておきますね。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 連載しないって言いながら連載になってますね。 書いていると、どんどん出てきますね。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2019-01-30 23:35
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2019年 01月 28日
2018年6月、自転車活用推進計画が閣議決定されました。 いよいよ日本でも、国が旗振り役となって 地方自治体や企業、民間団体と一緒になって 具体的に自転車の活用を推し進めていくことになったのです。 このオールジャパンでの取り組みの呼称が 「GOOD CYCLE JAPAN」なんですよね。 この動きは素直に嬉しく思います。 なんだかワクワクしますよね。 ただ、心配な事もあります。 この取り組みは、必ずしも全て 自転車乗りの手で進められるものではありません。 実際の現場の多くは 全く自転車に関係の無い行政の担当者が 中心になって進める事は想像に難くありません。 そうなると 私達の感覚と噛み合わない場合が発生するのではないか・・・ 自転車乗りの感覚というのは やっぱり自転車に乗っている人でしか分からないかもしれません。 でも、それを言っちゃあ元も子もありません。 自転車乗りでない担当の人に 少しでも私達の感覚を理解してもらう機会が必要だと思うんですよね。 そこで・・・ 行政の担当の方が自転車の事を検索した時に このブログがヒットする事を願いつつ 私なりの「思い」を何回かに分けて書いていこうと思うんです。 言っておきますが連載ではありませんよ。 取りあえず「GOOD CYCLE JAPAN」シリーズとでもしておきましょうか。 まあ、過去記事の復習になるかもしれませんが お気軽に読み進めて頂ければと思います。 今回は、その第一回目。 そもそも論から参りたいと思います。 そもそも、私達は何故、自転車に乗るのでしょうか? 一般の人達からすれば そこが、まず理解出来ないんですよね。 一般の人たちにとって自転車というのは単なる移動の手段でしかありません。 それも、スーパーに買い物に行くのに 歩いて行くには遠いけど自転車なら丁度良いという程度のもの。 人力で移動しますから決して楽な乗り物ではありません。 だから、私達が好き好んで自転車に乗る理由が分からない。 彼らの物差しで理解しようとすると あの人たちは「健康のために乗っている」だとか 「体を鍛えるために乗っている」だとか そういう理由づけになる。 そうなると、もう私達の感覚と噛み合いませんよね。 私はある女性から こんな事を言われたことがあります。 「休みの度に自転車に乗って あなたはいったい、何を目指してるの?」 そう言われて私は答えに窮しました。 だって何も目指してないんですから・・・ 私が、自転車の何かで日本一を目指しているとか そういう答えをすれば彼女は納得できたかもしれません。 しかし、何も目指していないのに 休みの度に自転車に乗るとなれば 馬鹿じゃないの・・・・ というのは言い過ぎかもしれませんが それに近い感じで私を理解で出来なかったのだと思います。 それでは私達は何故、自転車に乗るのでしょうか? ここで言う自転車とはママチャリではなく ロードバイクを念頭にしています。 ロードバイクというのは ママチャリより圧倒的に速いですよね。 もちろん、絶対的な速さだと オートバイだとか車の方が速いんですが 感覚的な速さだと ロードバイクで高速巡行している時の感覚って 車で高速道路を走っている以上にスピード感を感じます。 遮るものは何も無い むき出しの体で ある一定以上のスピードを出せるからでしょう。 実はこのスピード感が 脳内から快感物質(脳内麻薬)を分泌させるのです。 スピードが出ると景色がどんどん流れていきますよね。 これを流体刺激というんですが そういう刺激を受けると 脳内からドーパミンという快感物質(脳内麻薬)が分泌されます。 自転車以外でも 例えばスキーとかスノーボードなんかも同じです。 空間を高速で移動する快感は 実はこのドーパミンが分泌されるからなんです。 因みにこのドーパミンですが 実際の麻薬でいうとコカインに近いとか・・・ 過度覚醒による快感だそうです。 確かに高速巡行している時は 全身の細胞が覚醒する様な快感がありますよね。 端的に言えば 私達は、このドーパミンによる快感を得るために自転車に乗っているのです。 しかし、私達が受け取る快感物質(脳内麻薬)はドーパミンだけではありません。 そうですね、ランナーズハイって聞いた事があるんじゃないですか? ランナーズハイとは苦しいと感じつつ走っていて その苦しみが、ある一定ラインを越えると ふっと体が楽になり苦しくなくなって気持ち良くなる現象です。 私は、それほど追い込んで走る事は少ないので 偉そうなことは言えないのですが 苦しみを乗り越えた先に エンドルフィンという快感物質(脳内麻薬)の快感が待っているのです。 エンドルフィンの特徴はストレス(苦しみ)があって それに拮抗する様に分泌される事です。 そしてストレス(苦しみ)に対してエンドルフィンの分泌量が上回った時に いわゆるランナーズハイと呼ばれる陶酔感が訪れるのです。 これはヘロイン的な快感と似ているそうです。 因みにエンドルフィンはモルヒネの6.5倍もの鎮痛効果があるそうです。 お産の時にも、たくさん出てるそうですよ。 苦難の先にある快感がたまらないのです。 このように 自転車に乗っている時に脳内で分泌される快感物質(脳内麻薬)に着目すると 私達が何故、自転車に乗るのかが見えてきます。 私達が自転車に乗るのは 「健康のため」でも「体を鍛えるため」でもありません。 もちろん最初の入口はそうかもしれませんが 自転車にハマって来ると それは、それほど優先順位は高くなくなってくるでしょう。 私達が自転車に乗るのは ただ単に、気持ちいいから。 乗れば快感を得られるからです。 もちろん、何を目指しているのでもありません。 休みの度に自転車に乗るのは 自転車の快感の虜になってしまったから・・・ ただ、それだけなんですよね。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 しばらくの間、通常の記事に加えて こういった記事を書いていきます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2019-01-28 23:28
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2018年 11月 29日
この記事は11月3日(土)の出来事を書いたものです。 マレーシアに転勤したセーテン君が一時帰国するとの連絡がありました。 彼の実家は千葉ですから 短い滞在期間中に相生で仲間と過ごすのは骨の折れる事だと思います。 しかし、それでも、帰って来てくれるのは嬉しいですね。 仲間内で肉部長と呼ばれるほど肉が好きなセーテン君ですから 相生市内の焼肉屋さんでお食事会を開きました。 急遽の開催だったにもかかわらず 参加したローディーは10人を越えました。 自転車で培われた絆は強く、深いのです。 すっかり南国の暮らしに慣れたセーテン君は 日本の秋に何を着ていいのか戸惑ったとか・・・ もちろんマレーシアには日本の様な四季は無く セーテン君曰く「暑いか、すっごく暑いか」しかないそうです。 話題は多岐にわたりましたが その中でも、やはり、マレーシアの自転車事情は気になるところです。 まず、マレーシアに行って感じる事は 日本の素晴らしさだそうです。 日本は舗装された綺麗な道路が多く 峠もあれば平坦路もある。 景色も変化に富んでいますが マレーシアでは、その逆だそうです。 そして、暑すぎて、走れない! それでも自転車好きは走るんですけどね。 補給は日本だとコンビニ中心になりますが マレーシアだと屋台が多いそうです。 屋台でヌードルを食べたりドリンクを飲んだりするそうですよ。 それから、彼が一番戸惑ったのが みんな、信号をあんまり守らない事だそうです。 転勤して一年半、そこだけは今も慣れないとか。 うちのチームはそういうの厳しく言ってきましたからねぇ~ 向こうの人と同じように信号無視は出来ないかもしれませんね。 日本と大きく違うのが グループサイクリングの際、二列縦隊で走るんだそうです。 日本では並走はダメですが 考え方によっちゃ 大人数の場合、二列縦隊の方が 車が追い越す時、追い越す距離が短くなって ダラダラ長い一列縦隊より追い越しやすいかもしれません。 二列縦隊がOKな事と関連しているのかどうか分かりませんが 自転車乗りの車に対する態度は、かなり強気だそうですよ。 最後に私は気になっていたことをセーテン君にたずねました。 「ハンドサインや声掛けはどうなの?」 「それは日本と一緒ですよ。 ハンドサイン使いますし、 後ろから車が来れば、カー、バック!って 声も掛けます」 それを聞いて私は一安心。 私が、ハンドサインを出したり 声を掛けたりするのを広めているのは 間違いではないようです。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 因みにマレーシアのトイレは勇気が要るトイレが多いそうです。 (デパートなど、綺麗なところもあるんですが) そして、用を足した後、ホースの水でお尻を洗うんだとか・・・ しかも、濡れたお尻は、そのままなんだって! 向こうは暑いから、すぐに乾くから大丈夫って! このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2018-11-29 23:40
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2018年 11月 22日
ロードバイクは人力で地上を移動する乗り物の中で最速。 その移動距離は鳥に匹敵します。 流れる景色が脳を刺激して、全身の細胞が覚醒する高揚感。 重力に逆らって苦しみぬいた末の、絶景に酔いしれる達成感。 私達は、それらの快感を得るためにロードバイクに乗ります。 トレーニングをして速くなろうとするのは より強い快感を求めているからに他なりません。 別に健康のために走っているのではなく 結果的に健康になるだけの話・・・ しかし、その快感を得られるロードバイクは 危険と隣り合わせだという事を忘れてはなりません。 ヘルメット以外に体を守るものは何も無い。 速く走るために生まれたロードバイクは それゆえに無防備であることは否定できないのです。 ですから私達は往々にして 「快感」と「危険」の狭間で どう折り合って行くか という問題に突き当たります。 最近、素質があって将来有望なメンバーが ヒルクライム専門で勝負していく決断をしました。 その決断の切っ掛けとなったのは 運が悪ければ、死んでいたかもしれないような落車だったのです。 ロードレースやクリテリウムより 落車の危険性の少ないヒルクライムに絞る事で 彼は折り合いをつけたんです。 私もクリテリウムは落車が怖くて出れない。 私が出るのはエンデューロとヒルクライム。 それが私の折り合い。 「家族の事を考えると 自分は絶対に落車出来ない。 だから、トレランやランに軸足を移し ロードバイクは軽く乗る程度にした」 そう、折り合いをつけた人もいます。 臨時漕会の目標は 「落車ゼロ、事故ゼロ」ですが その目標を達成しようとすれば 極端な話、ロードバイクに乗らなければいいんです。 しかし、それでは本末転倒。 私達は自転車に乗る事が好きで集まったチームなのですから・・・ 私が言う「安全」とは 言い換えれば「無事に帰って来る」ことです。 「快感」と「危険」の狭間で 「無事に帰って来る」ためにどうすればいいのか? どこで折り合いをつければいいのか? それは、結局は個人の置かれた立場や価値観、 また感受性や経験値などによって違ってくるでしょう。 そしてその折り合いについては 尊重されなければならないと思うんです。 サドルの上は一人きり・・・ どうでしょう、 自分の折り合いについて考えてみませんか? ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 因みに私の折り合いを付け加えると 「下りはゆっくり!」でしょうか。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 ![]() ![]() にほんブログ村 ▲
by a-elf
| 2018-11-22 23:45
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