私たちは法治国家に生きていますから
法律は守らなければなりません。
これは疑いのない事実。
しかし、法律は人間が作ったものですから万全ではありません。
必ずと言っていいほど、法律が想定していない、
または、法律がカバーしきれない部分はあるものなのです。
道路交通法におけるロードバイクの位置づけも
もしかしたら法律が想定していない、非常に中途半端なものであるかもしれません。
例えば、車で右折するとき、
どの様に右折するか
道路標示や右折レーンなどの路面標示によって迷うことなく判断できます。
ところがロードバイクの場合、
どうやって通行したらよいのか
判断に迷うこともしばしばです。
実際に私のサイクリングコースの中にも
そういう場所はいくつもあります。
日本海側へ行くルートとして
国道29号線をよく走るんですが
安積橋交差点、国道29号線から揖保川沿いの県道へ北上するとき
どこをどう通ったら良いでしょうか?
因みに道交法では自転車は
道路の左端を通ることになっており
左折レーンがあるところは左折レーンを直進することになります。
他にも、山津屋の交差点。
西から交差点に進入して右折したいのですが
どの様に走ったらいいか分かりますか?
道交法に従って右折の方法が分かる交差点でもそれが本当に安全な曲がり方なのか疑問を抱く場所もあります。
例えば野瀬の交差点。
ここは二段階右折が出来る様に
二段階右折用の押しボタン信号が設置されています。
しかし、二段階右折をするロードバイクは
カーブの途中(丸の部分)で滞留しなければなりません。
路肩は狭く横を車がバンバン走るので本能的に恐怖を感じます。
車にとってもカーブの見通しが悪くなって邪魔じゃないかと思うんですよね。
もっと安全な方法はありませんか?
私が知っている交差点で
道交法に従って通行すれば
かえって危険ではないかという中で
最も危険な交差点は
常時左折可の佐用インター交差点。
この交差点では、左折して中国自動車道に侵入する車に関しては
信号が赤であっても止まる必要はなく、常時、左折することが出来ます。
これで渋滞が防げるというわけでしょう。
しかし、自転車が道交法に従って左折レーンを直進したとしましょう。
直進する自転車は信号の支配を受けますから赤信号で止まらなければなりません。
ここにどうしようもない矛盾が発生します。
左折レーン内に信号の支配を受けない車と
赤信号で止まらなければならない自転車が混在することになります。
常時左折可の交差点であることを理解しない自転車が
赤信号で止まっているところへ
ノーブレーキの車が突っ込んでくるんですよ。
本当にヤバいですよ。
このような特定の交差点だけではなくても
一般的な自転車横断帯がある交差点はどうでしょうか?
自転車横断帯のある交差点というのは
ほら、横断歩道の横に自転車のマークのある通行帯があるじゃないですか。
あれですよ、あれ。
どこにでもありますよね。
あの交差点についても
自転車は車両ですから
基本的に車道を走行しますよね。
あの自転車横断帯がある交差点は
いちいち左に寄って、だいたいが歩道に接続される感じの自転横断行帯を進むことになります。
これって、本当に安全なの?
このような交差点について
兵庫県警は面白い見解を述べています。
ホームページの文言をそのままコピペしますね。
「自転車で車道を通行していても、自転車横断帯がある交差点においては、
自転車横断帯を通行しなければいけません。
この通行方法は、交差点を直進する自転車が、一旦、左折する様にして自転車横断帯に入るため、
不自然かつ不合理であり、
場合によっては、左折しようとする自動車と交錯するなどの危険な状況が生じていることから、
現在設置している自転車横断帯の撤去を進めています。
※ 自転車道が設置されている場合及び隣接する歩道に普通自転車の通行部分の指定がある場合等を除きます。」
警察ですから、道交法の不備だとは言いませんが
場合によっては危険な状況が生じていると踏み込んだ言い方をしています。
私としては、自転車横断帯がある交差点でも
自転車は車道を直進すればいいと思いますけどね。
厳密には道交法違反になるのでしょうけど。
繰り返しますが、私は、道交法は守らなくてもいいと言っているのではありません。
もちろん、法令遵守の精神で法律を守ることが前提です。
しかし、必ずしも、道交法に従ったからといって安全が担保されるわけでも
安全性が高くなるというわけでもないという事を言いたいのです。
道交法の中の自転車の立ち位置を考えると
私たち一人ひとりが他者(自動車や歩行者)への配慮をしながら
考え、判断していかなければならないのではないかという事を言いたいわけです。
道交法と自転車の関係に関しては
次回にも引き続き考察したいと思います。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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