自転車乗りの初日の出 |
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2024年 01月 08日
この記事は1月1日(祝)の出来事を書いたものです。 万葉岬で初日の出を拝むため、夜明け前に出る。 月が明るく、闇夜ではない。 星が少ない夜空に黒く山の稜線が浮かび上がっていた。 揖保川沿いを走っていると リュックを背負ったロードバイク女子に追い越された。 曲がった方向から 東釜屋あたりで集合するのだろう・・・ 彼女も、ほぼ間違いなく、万葉岬に行くはずだ。 ふと空を見ると、加古川あたりの上空に ぼんやりとほの明るく小さな雲が浮かび上がっていた。 天気予報とは裏腹に、あの雲以外に雲は無い。 そして、白い息を吐きながら岩見坂を上ると ちょうどピークから瀬戸内海が見えた。 瀬戸内海も暗闇に覆われているわけではない。 海上に、漁船の明かりか それとも筏の明かりか まるで季節外れのホタルの様に光を点滅させている。 七曲りに出ると、こんな時間にもかかわらず交通量が多い。 はりまシーサイドロードの路肩には パトカーがエンジンをかけたまま停車していた。 本来なら目覚める前の時間帯に どこか浮ついた気持ちの人々が表に出ていること自体が いかにも正月なのである。 やがて空が白み始め 夜と昼の境目の光が見え始めた。 黒から藍色へとグラデーションが明るくなり 海面に近いところはオレンジ色の面積が増していくのである。 空が明るくなると気持ちがはやる。 万葉岬への上りは 車と歩行者であふれ始めた。 頂きに近いところで 見覚えのある後ろ姿を見つける。 マイト君、サキちゃん夫妻だ。 大きな手提げとカメラを抱えている。 「おはよう!」 声を掛けると、マイト君が よく分かりましたねという表情で振り向いた。 私は芝生広場に駆け上がると 真っ先にベンチを占拠した。 そして、マイト君、サキちゃん夫妻を手招きする。 「君らのために場所、取ったよ!」 マイト君は大きな手提げ袋をベンチに置くと アウトドア用のガスストーブをセットしてくれた。 私が手のひらを温めている間、 マイト君は日が昇る海の方へ三脚とカメラを向けた。 万葉岬の頂は、オートバイのエンジン音が響き渡り 駐車場所を探して彷徨う車が混雑に拍車をかける。 そんな喧騒の中、 最初に抜かれたロードバイク女子が仲間のローディーと一緒に上ってきた。 やっぱり、目的地は万葉岬だったんだ・・・ 「メンバー、遅いね?」 私の言葉にサキちゃんが答える。 「自転車乗りは、いつもギリギリですよ。 上で待つ時間が長いと寒いから」 と同時に、私の心配を察したかのように HOTEL万葉岬に出勤途中のゴールド咲ちゃんが 万葉岬を上り始めたメンバーの姿を写真にとって送ってくれた。 程なく、マスターを先頭に臨時漕会メンバーが上って来る。 「明けまして、おめでとうございます!」 少し時間をあけて、体重増加が著しいバスク輪さんが 「しんどー!」と叫びながら登場。 すっかり丸くなってしまったフォルムは まるで臨時漕会のゆるキャラのようだ。 一同、揃ったところで海の方を見る。 「淡路島の上に雲がかかっているから ちょっと日の出が遅れそうですね」 「毎年そうだよなぁ・・・」 どこか高揚感を覚えながら雑談をして待っていると 周りがにわかに騒がしくなる。 「日の出や!」 シャッターを切る音があちこちで聞こえる。 間もなく、もう用は済んだと言わんばかりに 車へ帰る人の流れが出来た。 寒さからいち早く逃れるためだろうか。 まるで潮が引くように人々は万葉岬を後にするのである。 その流れに、自転車乗りだけが取り残されて 潮だまりを形成するのだ。 私たちの雑談は、なかなか終わらない。 そこへ、仕事から一瞬抜け出したゴールド咲ちゃんが駆け寄ってきた。 「みなさぁ~ん!記念写真撮りましょう!」 確かに、初日の出を拝むことが目的なのだけれど この日だけは、誰も約束せずに仲間に会える・・・ そのために夜明け前から自転車を漕いでやって来るのだ。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2024-01-08 23:42
| ファンライド
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