JR姫新線を廃線にする前にサイクルトレイン化せよ! |
私もローカル線の乗車率向上にはサイクルトレインが有効だと考えており、FBでもときおり投稿しております。
特に、ヘルメット着用率の向上、放置自転車の解消のためにも「通勤・通学時間帯だからこそ自転車と同乗させよ」と主張しています。
と書くと、混雑時に自転車と一緒になったら危ないだろ!と噛み付く人がいるんですが、そんなこと車両を分ければ無問題なわけで、創意工夫への努力がなければ先行き細る一方じゃないかと危惧しています。
混雑時に云々と言う論争は、以前あった、混雑時にベビーカーと一緒に乗車する是非についての論争に似ていますね。
混雑時にベビーカーと一緒に乗車するのは迷惑だとかいう批判が多くありました。
乗る方にとってみれば、どうしても乗らなければならない理由があったかもしれないのに・・・
これも欧米のように車両を分ければ済む問題ですよね。
もしかしたら、欧米人と日本人では、そもそも個人と社会の関わり方が違っているのかもしれません。
日本では社会のために個人が犠牲になることは普通なんでしょうが
欧米では個人が社会のために犠牲になるのはおかしいという考えのような気もします。
また、日本で、新しい事を始める障害になるのは
誰もが責任を取ろうとしない風潮かも。
サイクルトレイン化して問題が起こったらどうするんだ!
みたいな・・・
責任を取りたくなければ現状維持の判断になりますもんね。
こうなると、あらゆることが判断を避けられて先延ばしになってしまいます。
自転車が効率の良い社会実現のために、もっとも貢献できるのは
サイクルトレインだと思うのですが、もったいない話です。
もっとより良い状況を作り出すために、どんなことができるのか。そのための障害となる利害の衝突をいかに折り合いをつけていくのか。
そういうプロセスこそ最も大事だと思うんですが、どうも日本人の場合はすぐに対立の構図になりがちですね。