沈黙の袖志の棚田 |
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2022年 06月 27日
この記事は5月15日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 「ここから袖志の棚田までちょっと走るかな」 と言っても、10㎞もないくらい。 国道178号線を左手に日本海を見ながら東へ進みます。 やがて、自衛隊と米軍の施設が見えて来たら 袖志の棚田はすぐそこです。 入口は、田んぼの農道ですからね。 小さくて分かりにくいです。 「減速ぅ~!」 「右に曲がりまぁ~す!」 コンクリート舗装の農道の坂道を駆け上がるために 私はダンシングに切り替えました。 「晴れていれば良かったんだけどなぁ~」 そう呟きながら 高度を徐々に上げていきます。 晴れていれば、鮮やかな青色をした日本海と 空を映した棚田のコラボレーションが見えるはずでした。 しかし、天気予報とは裏腹に 空は、全てを雲に覆われてしまいました。 私達は、最高の絶景を見るのだと言う高揚感を棄て 慎ましく坂を上らなければなりませんでした。 それでも、高度が上がれば、視界が広くなっていきます。 刺すような陽射しが無い代わりに 水が張られた棚田を吹き渡る風が ヒンヤリと優しく頬を撫でていきました。 やがて農道の勾配が緩やかになり 棚田を広く見渡せる場所に来ると 私はロードバイクを地面に置きました。 一呼吸して 水が張られた棚田越しに海の方を見ます。 そして、遠くに向けられた視線を 右から左へ、ゆっくりと動かしていきました。 すると、背中の方から 袖志の棚田へ流れ込む清水の音が聞こえてきます。 棚田の水面に映った空も 遠くに見える日本海も色は失ってしまったのだけれど 静けさは増しているように思えました。 不思議と、田んぼへ流れ込む清水の音を聞いていると 心が静まって、全身が武装解除される気がしました。 すると、なべさんが農道のふちに腰を下ろします。 暫く、心地良い沈黙が続いた後 なべさんは目を細めて呟きました。 「コギコギさん、 この場所、 お茶とせんべいがあれば 何時間でも、ボーっとしてられそうですね」 その言葉を聞いて 立っていた、みんなも腰を下ろしました。 静けさを味わうように沈黙が続きます。 田んぼに流れ込む清水の音だけが聞えていました。 そして、私達の心は満たされるのです。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。
by a-elf
| 2022-06-27 22:09
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