太ももの上げ下げでペダリングする |
カレンダー
お気に入り
最新のコメント
最新の記事
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... カテゴリ
最新のトラックバック
検索
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2021年 10月 01日
初心者のmieさんの最大の問題はお尻の痛みなんですよね。 お尻が痛いと長距離は乗れませんし 自転車に乗る事自体が苦痛になってしまいます。 初心者の内は誰もが経験するお尻の痛みなのですが 乗り方が分かって来ると、いつの間にか痛くなくなるんですよね。 もちろん、サドルの形状によって合う、合わないはあるのですが それは、ある程度、乗れるようになった方の話。 初心者が経験するお尻の痛みは ロードバイクの乗り方が分からないから、 言い換えれば、ママチャリと同じ乗り方をしているから痛くなるんです。 200㎞を越えるロングライドを何回も経験している私でも 実は、乗り方によっては50㎞くらいでお尻が痛くて仕方のない時があるんです。 どんな時かと言うとLSDトレーニングを行っている時です。 LSDというのはロングスローディスタンスの略なんですが・・・ 詳しく話し始めると大きく話が脱線してしまうので ここでは詳しい説明は省く事にしますね。 どんなトレーニング化と言うと 最大心拍数の65%くらい、 私だと120拍以下の極々軽い負荷で走り続けるというものです。 毛細血管を発達させるために行うのですが あんまり力を入れずに漕いでいる感じなんですね。 方や200㎞オーバーライドの時は 全身の筋肉を使って漕いでいるんです。 背中の筋肉も使ってハンドルも引くし インナーマッスルも使うし・・・ だから、疲労は全身に現れます。 こう言うと、初心者の人は「?」なんですよね。 全身の筋肉を使って漕ぐ? ペダルを漕ぐのは脚の筋肉でしょ? ってな感じ。 逆に、初心者は脚の筋肉の一部しか使ってないからお尻が痛くなる。 脚の筋肉で言うと 初心者は膝関節の屈曲と伸展でペダルを漕いでいるのに対し 上級者は股関節の屈曲と伸展でペダルを漕いでいるんです。 言い換えれば、 初心者は膝の曲げ伸ばしでペダルを漕いでいるのに対し 上級者は太ももの上げ下げでペダルを漕いでいるんですね。 膝の曲げ伸ばしでペダルを漕ぐのママチャリの乗り方。 太ももの上げ下げでペダルを漕ぐのがロードバイクの乗り方なんです。 この夏にパラリンピックがありましたが 膝から下が欠損している選手が義足で綺麗にペダリングしてましたよね。 まさに、膝から下は関係無くて 太ももの上げ下げだけで綺麗にペダリングできるんです。 太ももを下げてペダルを押し下げる時 その反力でお尻は上へ押し上げられる力が働きます。 つまり、ペダリングしている限り 左右、交互、常にお尻を押し上げる力が働いているわけです。 ところが、ママチャリの乗り方、 つまり、膝の曲げ伸ばしだけでは 動員される筋肉の量も少ないですし、 それに伴ってパワーも限定されてしまうので お尻を上に押し上げる力は弱い。 つまり、サドルという椅子に座って 膝を曲げ伸ばししているだけだから 体重が殆どサドルに掛かってしまった結果、お尻が痛くなるのです。 LSDでお尻が痛くなるのは 力を入れずにペダリングしているので お尻を上方向へ押し上げる力が弱く サドルに体重の殆どが掛かってしまうから痛くなるんです。 初心者の人に 「サドルは座るもんじゃないよ」って言うと みんな、「えっ?」って感じなんです。 それは、漕ぎ方が分かってないから。 サドルは体を支えるパーツではあるけれど 決して座る椅子ではないのです。 サドルが椅子だとしたら あんな細くて小さいものに何時間も座ってられませんよぉ~ 今回、言いたかったことは 初心者のお尻の痛みは 膝の曲げ伸ばしによるペダリングから 太ももの上げ下げによるペダリングに変わると 取り除くことが出来るだろうという事です。 次回は、もう少し具体的に全身の筋肉を使った ロードバイクの乗り方を初心者向けにお伝えしたいと思います。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね
by a-elf
| 2021-10-01 21:58
| コギコギレッスン
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||