思わぬ出来事in大山 |
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2020年 09月 24日
この記事は8月2日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 走り始めると、やっぱり上ってばっかです。 いや、上ってばっかりはおかしいやろ! 上った分、下りもあるはずや! そんなツッコミがあるかもしれませんが 感覚的には上ってばっかりですよ。 爽快な下りもありますが 下りっていうのはスピードが出るから あっという間に終わってしまいますでしょ。 それに対して上りってスピードが落ちるから時間がかかります。 だから、時間で見れば 圧倒的に上っている時間が長くなる。 しかも、上りが苦手な私の様に上りが遅ければ遅い程 上っている時間が長くなりますから 大山の道なんて ずーっと上ってる感覚なんですよ。 しかも、皆さん、走力のあるお方ばかりですから それにつられて私も頑張ってしまうわけで・・・ この調子で行ったら脚がヤバいよなぁ・・・ なんて思いつつ 独りぼっちになるのだけは避けようと必死! その必死について行った相手がシグマさん。 シグマさんはブルべなどにも参加するロードバイク女子。 「コギコギさぁ~ん 先に行ってもらっていいんですよぉ~」 「いやいや、そんな余裕ないんですけどぉ~ それよりもシグマさん、 もっとゆっくり走りましょうよぉ~」 私の悪魔のような囁きにも微動だにせず 真面目に坂に挑み続けます。 彼女も私と同じで サポートカーのお世話になるのは自分かもしれないと思いつつ そうそうたるメンバーの中で 出来るだけ後れを取りたくないと思っていたのでしょう。 しかし、私とシグマさんは途中からある事に気付きます。 船上山ダムで記念写真撮った時も 船上山北展望駐車場で日本海見た時も バスク輪さんの到着が一番遅かった・・・・ という事は 今回の大山ツーリング参加者の中で 上りが一番遅いのは私やシグマさんではありません。 コロナ自粛で体重がえらい事になったバスク輪さんでぇ~す! イヤッホーぃ~! いや、なんか力が湧いてきますよね。 今まで、抜きつ抜かれつライバルだった彼が コロナ自粛で走力落として私より遅くなってる! あんな腹してたら遅くなるわな。 最下位を避けることが出来れば 少なくとも待つ方になれる。 待たせる方じゃなくて待つ方になれる・・・ これはデカい! 次なる集合場所は香取開拓農協。 なんでも飲むヨーグルトが美味いんだとか。 そういうご褒美があるとモチベーションが上がりますよね。 その、めっちゃ美味しいらしい飲むヨーグルトを頂くために 真面目に真面目にペダルを踏みました。 「あそこかぁ?」 みんなが左へ曲がるので 私も付いて行きました。 すると・・・・ ちょっと良からぬ声が聞こえてきます。 「マジかよぉ~!」 「残念!」 店が閉まってるのかと思いきや 店が閉まってるどころではありません。 なんと! 飲むヨーグルト事業を休止する事となりましたと張り紙がありました。 坂ばかりの地獄の中で ほんのひと時のオアシスのはずだったのにぃ~ その味を知っている人ほど残念がっていたところを見ると ホントに美味しい飲むヨーグルトだったんでしょうね。 しかし、ただでさえ補給ポイントの少ない大山で 水分を補給出来ないのは痛い! 標高が高いとはいえ酷暑の中を走って来ました。 熱中症予防のためにも一休みしたいところ。 そう思っていると誰かが自販機を見つけたではありませんか。 自販機でも一休み出来ればオアシスです! 14名全員が自販機に集合。 行列を作ります。 そこへ、私達とは違う方向から ロードバイクの集団がやって来ました。 彼等も私達と同じく 酷暑の中を走って来ました。 考える事は同じ。 自販機前にローディーの大集団が出来上がりました。 その大集団の中から私の名を呼ぶ声がします。 「コギコギさん!」 振り向くと米子のツールドくまさんではありませんか! 「わぁ~こんな所で出会えるなんて! 今日は鳥取県サイクリング協会の定例サイクリングなんです。 natさんも、もうすぐ上って来ますよ」 すると下から見覚えのあるローディーが・・・ 「natさん!」 「コギコギさん! ビックリするわぁ~! わぁ~こんな所でコギコギさんに会うなんて!」 「こっちもビックリですよ。 鳥取県の自転車仲間に出会えるなんて・・・」 大山の大自然の中で起こった偶然に お互いの気持ちが高まるのが分かりました。 しかし、お互いに別スケジュールで動いてますから 長居は出来ません。 自販機で喉を潤すと 彼らは「お気を付けて!」の言葉を残して去っていきました。 さてと・・・ 問題はバスク輪さん・・・ かなりグロッキーな様子です。 心配する仲間に囲まれて 木陰で休んでいるバスク輪さんに近寄っていきます。 傍らでイエローサキちゃんが励ましていました。 「なぁ~あと7~8キロでお昼だから そこまで頑張ろぉ~」 しかしバスク輪さんはドリンク片手に下を向いたまま。 私もバスク輪さんに声を掛けました。 「バスク輪さん、 大丈夫っすか?」 彼は黙って下を向いたままです。 もう一度、同じ質問をしました。 「大丈夫っすか? バスク輪さん」 すると、バスク輪さんは 両腕でバツの字を作り 「無理!、もう無理っす!」 「えぇ~!」 1000mUp、52㎞地点、行程のちょうど中間地点で バスク輪さん、まさかのギブアップ宣言! 到着したマイト君運転のサポートカーに乗り込むの、速い、速い! 困るなぁ~ギブアップされちゃぁ・・・ だって、一番遅い人がいなくなったら 私か、シグマさんが一番遅い人になっちゃうじゃないですかぁ~ しかも! しかもですよ! サポートカーが回収できるローディーの人数は1名のみ! バスク輪さんがサポートカーに乗り込んだらそれでおしまいって事です。 既にサキちゃんとマイト君のロードバイクが積んでありますから 3人3台が積載能力の限界なのです。 という事はですよ、 どんなに脚が売り切れようと サポートカーに回収してもらえないって事です・・・ これは非常に ヤバイんじゃないでしょうかぁああああああああ! ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。
by a-elf
| 2020-09-24 00:02
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