この記事は、移動自粛要請前の3月1日(日)の出来事を書いたものです。
前回からの続きです。
当てにしていたレストランが
あろうことか定休日!
私は一瞬にして窮地に立たされました。
腹を空かせたメンバーが
私に視線を集めます。
暫く何も無いなんて口が裂けても言えません。
「ここから7~8㎞坂を下ったところに
八塔寺川ダムがあるんです。
(確か何か食べるものがあったと思う)
休憩ポイントなんですが
取りあえず、そこに行きましょう」
有難いことに
頑張って八塔寺ふるさと村の坂を上ったお陰で
暫くは、ずっと下りが続きます。
しかも道幅が広く走りやすい!
高速で空間を移動する快感で空腹感をマスク出来ます。
羽ばたきを止めた鳥が滑空する様に
ペダリングを止めたロードバイクが坂道を転がっていきました。
間も無く八塔寺川ダムに到着。
確かに何か食べれる所はありました。
自家焙煎の珈琲と和紅茶の店・・・
「もう、ここで食べましょうよ」
土建屋naoさんが言うのも無理も無い。
しかし、ここはお茶するのメインの店。
腹を空かせたローディーが
ガッツリ頂くには荷が重すぎます。
それに、最後は、だるま珈琲と決めていましたからね。
追い詰められた私の頭脳が苦し紛れにある事をひらめきます。
「この坂を下った先に
美味しいと評判のパン屋さんが二軒あります。
一軒は地元ローディー御用達で私も行ったことがあるんです。
でも、もう一軒は行った事が無い。
幸いなことに、この二軒は目と鼻の先なんです。
どうでしょう、美味しいパン屋さん二軒はしごするっていうのは・・・
ここから、10㎞も無いです」
私の提案に基礎代謝の低そうなリキさんが助け舟。
「いいんじゃないですか、下りの10㎞なら大したことは無いでしょう」
結局、上郡のコンビニから
アップダウンの激しい道と手ごわいヒルクライムを含む40㎞を
無補給で走らせてしまう事になってしまいます。
まるはさんの基礎代謝は2300kcal・・・相当腹を空かせているはず。
いや、他のメンバーも腹を空かせているに違いありません。
「途中、ダチョウが居る場所があるんで
せっかくだから立ち寄りますね」
「ダチョウ?」
「ええ、ダチョウです。
まぁ…見てのお楽しみ」
勾配は完全な下りから下り基調へと変化しました。
ペダリングしなければ進みませんが
高速で空間を移動する快感は充分得られます。
私は目印を見落とさない様に前を牽きます。
「えっと・・・丸に木の字・・・」
丸臨ならぬ丸木のマークが描かれているコンテナが目印。
「あった!ここだ!」
みんなを路肩の広くなったところに誘導しました。
「ホントだ!ダチョウが居る!」
地元ローディーの間では割と知られたダチョウなんですが
未だに何のために飼育されているのか分かりません。
フェンス越しに集まって来たローディー達を
ダチョウはのっしのっしと歩いて出迎えます。
「きゃぁ~こっち向いたぁ~!」
ヒトミさんがスマホのカメラで撮影しだすと
みんなもそれに倣って撮影大会。
「昔は二羽いたんですけどねぇ~
何でダチョウなんでしょう?」
道端でダチョウが飼われているというシュールな光景に空腹感がマスクされたかな?
ここまで来ればパン屋さんはもう少し。
分岐を左折して吉永の町中を進みます。
更に突き当りで左折してJR沿いに進んで細道に入ると・・・
「おっ、あそこかな?」
「あった!ここだ!」
お店の名前もユニークですが
書体もレトロ感があっていいセンスですね。
入店すると、お昼を過ぎていたので惣菜系のパンは売り切れ。
菓子パン系しか残っていませんでした。
しかし若い女性店員さんが愛くるしい。
笑顔絶やさず、私がドリンクを選んでいると
レジから「それ、めっちゃ美味しいですよ」なんて声を掛けてくれたり
親切でフレンドリーな接客です。
因みにそのドリンクは「パン好きのカフェオレ」
リキさんはこの愛くるしい女性店員さんにメロメロ。
次、こっちに来る機会があったら
密かにこのパン屋さんに行くと思います。
この店員さんにより
パンの美味しさが更に倍!

食べ過ぎると次のパン屋さんで食べれなくなりますので
食べる量を抑えて店を出ました。
「次の店まで、どのくらい走りますか?」
お腹が良くなったヒトミさんは
少しカロリーを消費しようと思ったのかもしれません。
「すぐそこですよ、
ホントに目と鼻の先なんです」
ヒトミさんはエッと驚いた表情を見せましたが大丈夫!
美味しければ別腹に入りますから・・・
距離にして1㎞無いくらいじゃないですかね・・・
次に訪れたパン屋さんはローディ御用達のお店。
古民家を生かしたパン屋さん。
今度は総菜パンが残ってました。
激しい上りを含む40㎞を無補給で走った効果は大きいです。
まだまだ胃袋は余裕!
オーブントースターで温めてから食べると
出来立てみたいで更に美味しい。
話が弾んで長居しそうになりそうですが
ゆっくりもしてられません。
皆さん遠くへ帰らなければならないですからね。
「予定では閑谷学校(日本最古の学校)へ行こうと思ってましたが
ちょっと時間的に無理っぽいので
このまま三石を通って帰ろうと思います」
私が予定変更を伝えるとリキさんが反応しました。
「三石か・・・楽しみだなぁ」
実は前日の飲み会で大まかなルートを話したんですね。
帰りは三石を通ると言うとリキさんから意外な提案があったんです。
「コギコギさん、三石って、あの煉瓦橋の有る?」
「そうですよ、日本最大最古の煉瓦橋・・・」
三石は煉瓦の産地という事もあり
三石煉瓦拱渠群(みついしれんがこうきょぐん)という
簡単に言うと、鉄道の下を通る煉瓦橋が数多く残っているそうです。
私のブログに煉瓦橋が出てきたので
それを切っ掛けに調べて見たら面白そうだったので
いつか行ってみようと場所のデータを保存しておいたんですって。
今回はそのデータをもとにルートを引き
ガーミンに入れておくので
三石に立ち寄ったら是非とも煉瓦橋ハントをやりましょうとの提案。
三石の街を自転車で煉瓦橋ハント・・・
面白そうじゃないですか!
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
また愛知県のリキさんに道案内をしてもらわなきゃ!
このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。
ポチはどれでもひとつでいいですよ。
読んだら忘れずポチしてね。
にほんブログ村