リベンジして余りある勝利 |
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2019年 08月 21日
この記事は7月20日(土)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 二人同時のピットインに ピットは上へ下への大騒ぎ! 「ヒトムさんのボトルもやで!」 特にマイト君は 緊急出動の消防士のように 必死のパッチでボトル交換! ほんの瞬き程の間、脚を休めただけで ほんの少しコースに戻るのが億劫になる・・・ しかし、そんな気持ちも みんなの声援に背中を押されることで吹っ切ります。 再び二台のロードバイクが 赤いテールライトを点滅させて ピットロードから本コースへ合流していきました。 ピットインした事で ラップタイムは初めて8分を越えました。 その8分を越えた事で 心の中の何かが崩れたような気がします。 思うように速度が乗らない・・・ 雨が上がり コースコンディションは時間が経つにつれて良くなっているはずなのに・・・ 苦しみの見える私の後姿を見て ヒトムさんが前へ出ました。 「ペース上げますか? それとも、このままがいいですか?」 本当は「私にかまわず前へ行け」と言わなきゃいけないのに 何故か言葉が出ずに沈黙していると ヒトムさんの様子がおかしい。 「あっ、脚が攣りました!」 そう言うと減速して再び後ろに下がっていきました。 後ろに付いていると 前を牽けそうな気がするんですよね。 でも、いざ、空気抵抗を全て引き受けると 先頭の厳しさを思い知る。 もう、お互いにギリギリのところで走っているのでしょう。 ヒトムさんが先頭に出ると脚が攣るというのを何回か繰り返しました。 時間は、3時間50分台。 レースは、いよいよ最終局面を迎えようとしていました。 「あと、何分?」 「あと、6分40秒です!」 「6分40秒は無理! これがファイナルラップだ!」 ヘルメットに取り付けたミニライトが電池切れ。 サイコンの数字を読めなくなった私に変わりに ヒトムさんが時計を呼んでくれました。 冬場の練習を疎かにして 春のレースでは序盤で千切れたヒトムさん。 リザルトは普通のお嬢ちゃんに戻ってしまっていました。 その屈辱を晴らすべく 4か月もの間、早朝5時15分から始まる朝練に通い続けました。 その果実を今、まさに掴み取ろうとしています。 そして私は ヒトムさんが、その果実を掴み取る姿を 初めて同一周回のファイナルラップで見届けようとしているのです。 アトウッドカーブからの立ち上がり、 私は順位を上げるべく 最後のダンシングで加速! 後のヒトムさんから一瞬、苦しむ声が聞こえました。 しかし、大丈夫! 付いて来ています。 上り基調の最後のコーナーからホームストレートに入ると チェッカーフラッグが振られているのが見えました。 ピッ!ピッ! 無機質な計測音が続けて二回なりました。 ヒトムさんと一緒にゴール! 心と筋肉が全ての重圧から解放される。 ピットに戻ると マスターが血相を変えてヒトムさんに駆け寄って来ました。 「ヒトムさん!凄い! 表彰台や! 女子部門、優勝やで!」 蓋を開けてみれば 2位と5周差の32周・・・ 表彰式で名前を呼ばれたヒトムさんは 軽やかな足取りで表彰台に上がります。 レースは降雨でしたが 晴れやかな笑顔のヒトムさん。 リベンジして余りある勝利だったのです。 (女子部門、エントリーが二人というのは内緒の話(^_-)-☆) ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2019-08-21 20:00
| レース
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