アスファルトに仕掛けられ始めた罠 |
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2019年 08月 16日
この記事は7月20日(土)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 スタート時間が21時という事もあって 集合は、いつもよりものんびりとしています。 今回はパドックに集合して 18番ピット横の通路からコースに入ります。 いつもはピットロードに集合だったので 少し戸惑いながらも 集団の前寄りの位置は確保。 コース上に誘導されると いつもの様に コースの左側に陣取りました。 集団前寄りのイン側というのは 私にとってベストポジション。 今回のレースでは速い人はコースの右寄りを走る事になっています。 序盤、集団がばらける前、 オーバーペースの人が多いのですが 左側の方が、そういった人たちに抜いてもらいやすいじゃないですか。 要は最初からマイペースを乱したくないんですよね。 エンデューロレースにしてもヒルクライムレースにしても 結局は自分との闘い。 究極のマイペースを追求する事が肝心なんだと思います。 周りの雰囲気やペースに惑わされて オーバーペースで走れば 本人に自覚が無くても ちゃんと筋肉に乳酸が蓄積されるわけで 最後に失速というツケを払う事になるのです。 誰かの後ろに付いたり 集団に乗ったりも 究極のマイペースの範囲内で、だと思います。 4時間なら4時間、 トータルで自分が最も速く走るペースを追求し続けるのが エンデューロレースなのです。 「コギコギさん、緊張しますね」 スタートラインに立って ヒトムさんは心拍が上がっていると言います。 ふと自分の心拍を見るといつも通り。 心拍的には平常心を維持出来ている様です。 やがてスタートのカウントダウンが始まり クリートを嵌める音が集団に伝染すると いよいよ真夏の夜の夢ミッドナイトエンデューロの火ぶたが切られました。 先導するオートバイのエンジン音が夜空に響き渡り 群集心理のロードバイクの大群が動き始めます。 前も後ろも右も左も・・・ ロードバイクだらけです。 まずは接触しない様に細心の注意を払います。 特にホッブスコーナーからレッドマンコーナーの下りのS字は 集団が分散する前の序盤は集団落車が怖い。 私とヒトムさんは 大集団の中で、はぐれることなく1周を走り終えました。 ラップタイムは6分25秒! 予定通り! しかし2周目は30秒、タイムを落として6分55秒・・・ それには訳がありました。 まずは風速3mの風。 集団が分散して風除けの恩恵に授かれなかった事もありますが 心拍が一定で30秒もタイムが落ちるという事は この風が吹いている限り6分30秒は望めない、 いや望まない方が良い。 無理をして6分30秒に拘れば 後半失速してしまいます。 ここは心拍優先でペース配分。 1周の目安は7分に変更! 数周回してヒトムさんが志願制の先頭交代。 「コギコギさん ホームストレート前は私に前を牽かせて下さい」 イタズラっぽい笑みを浮かべながら スルスルと私の前に躍り出ると ホームストレート前を先頭で駆け抜ける。 もちろん、ピットからの応援に笑顔で答えます。 ホームストレート前さえ先頭で通過すれば その周回、ずっと前を牽いていたように思わせることが出来ます。 それがヒトムさんの可愛らしい作戦。 しかし、ホームストレート前は向かい風区間。 そこを敢えて前を牽くというのは 私に気を遣わせる事無く私を助けようとした 彼女なりの滅私奉公だったのかも・・・ もちろん先頭に立ったヒトムさんは その役割を忘れてはいません。 臨時漕会伝統の「コバンザメ作戦」を実行! 最適な風除けを物色し、その背後に付いて ラップタイムをかさ上げする作戦です。 最適な風除けとは 徐々に追いつくような自分より遅い奴ではありません。 そんな奴の後ろに付いたって ただ脚を休めるだけ。 レースは休みに来るところじゃない。 最適な風除けとは自分より速い奴。 徐々に自分を追い越して行くような奴がいれば最適なのです。 しかし、そんな都合のいい風除けに おいそれと巡り合えるはずもありません。 ヒトムさんは 時には脚を使ってでも 最適な風除けの後ろを狙いに行きました。 その瞬間、 グッと強度が上がり 一瞬苦しくなる。 逆の立場で ヒトムさんは こんな時 私から千切れていたんだろうな・・・ ヒトムさんの後ろでドラフティングの恩恵に授かりながら 彼女の成長を拝見させていただきました。 レースの序盤、 モチベーション高く 幸せの時間帯と言います。 しかし、1時間半を過ぎた頃でしょうか。 時折、皮膚に冷たい感触。 それが水滴だと気付くのに時間はかかりませんでした。 「雨か?」 天気予報の「雷雨の意可能性」が頭をよぎります。 降雨のサーキットレース程 怖い物はありません。 アスファルトに染み込んだオイルが 降雨によって表面に浮き出て罠を作る・・・ 前触れなくヌルッとタイヤが滑ったかと思うと もう、一瞬で落車かもしれません。 皮膚に感じる水滴が見る見る大きくなっていきます。 ヘルメットにパチパチと音を立てて雨粒が当たり始めました。 黒いアスファルトが不気味に光り始めます。 ヒトムさんは・・・ もちろん、降雨のサーキットレースの経験はありません。 「ヤバいな・・・」 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 今日は、ここまで書いて時間切れ。 続きは後日、書くつもりです。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。
by a-elf
| 2019-08-16 23:32
| レース
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