コギコギさんは回し者? |
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2019年 01月 07日
この記事は12月2日(日)の出来事を書いたものです。 小豆島は何度も行ってますが どの季節が好きかと問われれば 私は「冬」だと答えます。 一般的には 小豆島と言えば寒霞渓の紅葉が美しい 「秋」がハイシーズンなんです。 もちろん、秋も素晴らしいのですが・・・ 秋は観光客が多くてフェリーが混むんですよね。 交通量も増えますし・・・ その点、冬は空いてます。 しかし、私が冬の小豆島を好きな理由はそれだけではありません。 冬は秋に負けないくらいの絶景が待っているからなんです。 まず、冬の方が空気が澄んでいることが多い。 空気の透明度が高ければ高い程 四方指からの景色に迫力が増すんです。 それこそ「羽ばたけば飛んで行けそうな景色」なんですよね。 それともう一つ、 冬は日が短いじゃないですか。 つまり夕陽の時間が早く訪れる。 大部発17時10分のフェリーに乗船しようとすると ちょうど小豆島の西側の海岸線を走る時、夕景になる。 その、瀬戸の日暮れが美しいんですよ。 特に夕陽ヶ丘~屋形崎は日本の夕陽百選にも選ばれたくらい。 潮の状態によっては夕空を映す干潟も見れます。 ただね、四方指は雲がかかっていることが多く 降雪もありますから一筋縄ではいかないんですけどね・・・ もちろん、そんな期待を込めて冬の小豆島サイクリングを企画したのです。 しかし・・・ 「四方指、雲がかかってるね・・・ これじゃあ、上っても絶景は望めないな」 日生港から大部港まで約1時間の船旅。 この時間を使って作戦会議。 どのルートを走るかを考えます。 「潔く、豆イチだな・・・」 坂ネコさんとつっちーさんは 私達ほど小豆島を走ってないので 四方指は走らないと聞いて少し残念だったかもしれませんね。 大部港に上陸すると左折して豆イチコースへ・・・ 小豆島は高松に面した南部以外は 交通量が非常に少なくて走りやすい。 それはひとえに小豆島が橋で繋がっていないからかもしれません。 私達にとっては 船旅と快適なサイクリングが楽しめて 一粒で二度おいしいみたいなもんです。 ただし、小豆島は殆ど平坦路がありません。 言い換えれば上りと下りしか無い。 それも、かなりダイナミックな・・・ ですから、初心者を連れて行けば早々に脚が売り切れる・・・ なんて事態に陥ってしまうかもしれません。 しかし、ある程度の走力があれば この上り下りで最高の景色を「体感」出来るんです。 私は小豆島のアップダウンを記事にする時 毎回、同じようは表現を用います。 その訳は私の表現力の無さによるところも多いのですが その実、私が小豆島を走る時に毎回感じている事でもあるんですよね。 私にとって小豆島のアップダウンは まさに鳥の世界なんですよ。 一生懸命羽ばたいて羽ばたいて高度が上がれば 遠くに瀬戸内に浮かぶ島々や行き交う船が見える。 そして上り詰めたピークから 今度は一転して重力に身を任せる。 するとワインディングを 右へ左へバイクを倒しながら滑空して 木造船の塗装の剥がれが分かるくらい海面すれすれまで下降したかと思うと 再び上昇するために羽ばたきを始める・・・ その繰り返しなんですが その時の景色の見え方やスピードを含めて 鳥の感覚を疑似体験しているような気分に浸れる。 それが小豆島サイクリングの醍醐味でもあるのだと思います。 でも、あっという間に過ぎてしまうんですよね・・・ さぬき百景の福田海岸や 南風台で、それなりの時間、写真を撮ったり休憩したりするんですが・・・ 「南風台で、まだ9時45分かよ。 この先、橘トンネルを抜ければ草壁すぐだよなぁ・・・」 私の独り言にバスク輪さんが答えます。 「今日は四方指、上ってないっすからね。 充分時間はありますよ」 「取りあえず、いつもの様に金両醤油行って・・・ あとは、行ってから考えよう」 金両醤油は小豆島に行く度に立ち寄る御用達の店です。 小豆島のお土産は数あれど 金両醤油の ガーリックオリーブオイルとだし醤油のセットに敵う商品に出逢った事がありません。 こう書くと、私がまるで金両醤油の回し者みたいに思われるかもしれませんが いや、本当に、美味しいんですって! それが証拠に、私をはじめヒトムさんもバスク輪さんも 日常的に使ってますから・・・ でも、まあ、つっちーさんや坂ネコさんは初めてですから 小さなボトルから試してみるようです。 ショーン君は、実はかなりの自炊派の様で 料理は得意なのだとか・・・ ガーリックオリーブオイルとだし醤油も大きなボトルをご購入! しかも、刺身醤油までプラス! 因みにリュックが無くても宅配で買えば大丈夫。 ただし、送料は掛かりますけどね。 ちょっと、金両醤油の回し者みたいな記事になってしまいましたが 金両醤油でここまで遊んでまだ11時にもなってませんでした。 「バスク輪さん、森國酒造って何時からだったっけ?」 バスク輪さんはいつもの様に素早くスマホで検索。 「11時からっすねぇ」 「そう、あと3分か、 じゃあ、森國酒造で少し早い昼にしようか。 あそこ、昼時は混むだろうから」 森國酒造も私達の御用達の店です。 小豆島唯一の酒蔵なんですが 酒蔵だけではなく「酒米の米粉を使った小さなコッペパン」のベーカリーや カフェ&バーもやってるんですね。 今回はカフェ&バーでランチを頂きます。 「ここはねぇ、かす汁が美味いんだよ」 私は、森國酒造の回し者ではありませんが 長い人生、ここのかす汁より美味いかす汁を食ったことがありません。 何が凄いかっていうと 別に変ったところなど一つもないのに美味いってところなんです。 味わうと、 「これが、本物のかす汁っていうもんじゃああああ!」って人々を唸らせる。 実際につくっている人は 本当に森國酒造のお婆ちゃんみたいなんですけど いや、まさに、故郷のお婆ちゃんがつくったって味なんです。 むちゃくちゃ味付けの上手いお婆ちゃんがつくってくれた 田舎料理の極みがここのかす汁です。 こう書くと、私が森國酒造の回し者みたいですが いや、本当に美味いんですって! しっかりと昼ご飯を食べてもまだ昼前・・・ 森國酒造を後にしようと外に出て 私はどこへ行こうかとスマホで検索しました。 「馬木散策路というのがあるみたい・・・ 醤の郷(ひしおのさと)の路地をポタリングしてみようか」 持て余した時間を消費すべく 急遽、ポタリングを提案しましたが 私達が入っていった路地の先には 思いもよらない展開が待っているのでした。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2019-01-07 21:10
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