CO2ボンベはもう要らない?普通に7気圧入るインフレーター |
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2018年 12月 21日
この記事は11月18日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 さて・・・ 砥峰高原まで来たはいいけれど 元来た道を帰れば危険な悪路が待ち構えています。 どれだけ滑りやすくて危険かは 来る時に嫌と言うほど味わっています。 そこを下って帰るなんて出来ません。 となると、どんなルートがあるのでしょう? 昼食後、この辺に少し土地勘のある、ねこさんから 帰りルートの提案がありました。 「ここ(砥峰高原)から、まずは峰山高原へ向かいます。 坂を下って、また上って峰山高原。 峰山高原から坂を下って 下りの途中から坂の辻峠を上ります。 坂の辻峠を越えたら あとは県道8号線をズドーンと行けば 国道29号線んに出られますよ」 坂が苦手な、ねこさんですが 福知渓谷を避けるルートは坂のオンパレードです。 しかし、日頃、彼女は距離乗ってますからね。 そんじょそこらのお嬢ちゃんと一緒にしてはいけません。 坂が遅いだけでタフネスさは折り紙付きです。 坂が増えてもトレーニング出来ると 前向きに考えてくれるでしょう。 ねこさんを先頭に順調に進むと思いきや 私達は三差路に出くわして立ち止まりました。 「あれぇ~? どう、行けばいいんやろ?」 ねこさんが頭の中で描いているルートとは違う案内標識が出てきたのです。 左へ峰山方面が ねこさんが思い描いたルート。 問題は直進で一宮方面の方・・・ 一宮へ抜けられるという事は 国道29号線に出られると同義ですよ。 という事は わざわざ峰山高原を上らなくても済むというものです。 しかし、ねこさんの頭の中で 一宮に抜けるルートは存在しないんです。 「これ、一宮へ抜けられるんやろか?」 「これだけデカデカと道路に書いてあるんだから 抜けられるんじゃない」 坂を上りたくない私は 深く考えずに答えました。 ねこさんは狐につままれたような表情です。 しかし、信じられなくても、 この路面に書かれた道案内に逆らう自信もありません。 渋々、道案内通り 直進して一宮方面へ向かいます。 少し上ってから下りが始まりました。 このまま坂の辻峠のどこかに出るのでしょうか? 暫く下ってから道路に異変! いきなりアスファルトが途切れ 未舗装路になったのです。 軟らかな土に ロードバイクの細いタイヤが埋もれてしまいそう。 ハンドルを取られて危険です。 「こりゃあ、このまま進むのは やめた方がいいかもよ・・・ って言うか、ロードバイクだと進めねぇ・・・」 「ちょっと待って、 確かめてみる!」 スマホで確認しますが 現在地もよく分かりません。 「道理で、さっき、オフロード用のオートバイが上って来たわけだ」 「このまま坂の辻峠のどこかに出るんだろうけど この先は未舗装路が続くんだろう」 私達は仕方なく 元来た道を引き返す事にしました。 余分な坂を上らされることとなったねこさんは怒り心頭! 「未舗装路なら デカデカと一宮方面って書かんといて欲しいわ!」 いや全くその通り・・・ 車でも フェラーリとか車高の低い車もあるんだし・・・ 「この先、未舗装路、注意!」くらいの案内があってもいいですよねぇ~ 私達は余分な坂を上り 今度は下って、そして峰山高原へ向けて上りました。 峰山高原に到着すると ホテルリラクシアの自販機でジュースを飲んで一休み。 トイレを済ませ 下りに備えてウインドブレーカーを着込みます。 「絶対、下り、冷えるよね」 「下りは、ゆっくり行きましょう!」 九十九折れの下り坂を バイクを右に左に倒しながら次々と下っていきます。 その時、ハプニング発生! 後続のバスク輪さんが スピードアップして知らせてまわります。 「後続がパンクでぇ~す!」 私とあっちゃんは取りあえず停車。 バスク輪さんは先頭のねこさんとまるちゃんを追って行きました。 私は、あっちゃんと顔を見合わせて 「救援に、坂を上りましょうか」と また坂を上りました。 すると路肩でパンク対応する坂ネコさんが見えました。 未舗装路走った影響でパンクしたのでしょうか・・・ 「大丈夫?」 「大丈夫です!」 そう言いながら小さなインフレーターで 忙しそうにポンピングしてます。 「CO2ボンベは?」 「それが・・・今日は持ってないんですよ」 「じゃあ、このインフレーター使って! よく入るって評判のやつ」 実は私はCO2ボンベ、持ってたんですが この新型のインフレーターの威力を確かめたかったんですよね。 坂ネコさんは早速、私のインフレーターを使い始めました。 「ポンピング、軽いですね」 そこへ、ねこさんとまるちゃんが戻って来ました。 まるちゃんが状況を見て お手持ちの大きなインフレーターを差し出しました。 「これ、使って、」 坂ネコさんは、まるちゃんのインフレーターに交換してポンピングを続けます。 「どう?違いは?」 「こっちの方が、一回当たりの空気の量は多いかもしれませんが ポンピングが硬くて硬くて・・・」 私は、まるちゃんの方を見て 「私のインフレーターの方が入るみたいです」 と言いながら、大きなインフレーターはお返ししました。 あとは新型のインフレーターで空気を入れます。 私は自分のロードバイクのタイヤと 坂ネコさんが空気を入れているタイヤを指で押し比べながら空気圧を確かめました。 「もう少しだね・・・」 「これくらいかな・・・」 「7気圧、入ったよ!同じ感触だ」 遂に、インフレーターのみで7気圧入りました。 凄いですよね。 わたくし、自転車歴28年以上ですが 今まで所有したインフレーターの中で最強です。 昔は、パンクしたら 取りあえず乗って帰れるだけの空気圧にするのが精いっぱい。 7気圧なんて不可能だと思ってました。 用心して、そろり、そろり、と帰ったものです。 それがCO2ボンベの登場で一変! 一瞬のうちに適正空気圧まで入って そのあとも、普通に走れるようになりましたからね。 もう、革命と言っていいほどです。 CO2ボンベ登場からは CO2ボンベを持っている事が前提でしたね。 インフレーターの役割は チューブ交換の時、 少しだけ空気を入れるだけの補助的なものに成り下がってしまったんです。 ただ、CO2ボンベが万能だったわけではありません。 まず、一発勝負で失敗したら終わり。 何百円か棄てる事になります。 また、使用時に極低温になるため 低温やけどの危険性もありました。 それに、CO2ボンベで空気を入れても 抜けが激しく、持つのはその日一日程度で 家に帰ってから フロアポンプで空気を入れ替えなければ 次は走れなかったんですよね。 私が持ってきた最新型のインフレーターは 従来型に比べて圧倒的にポンピングが軽いです。 だから、普通に7気圧、入っちゃうんです。 確かに、CO2ボンベの方が早く空気が入りますが ランニングコストと 後で空気を入れ替える手間を考えれば 別に、こっちでいいかなって・・・ どこへ行くにもCO2ボンベ必携でしたが このインフレーターさえあれば別に要らないかも。 そう、これからはCO2ボンベ要らない? もしかして、再び革命? インフレーターが主役の座に取って代わるかも? さて、私の持ってきたインフレーターは 「LAND CAST」というブランド名。 しかし、同じものが複数のブランド名で出回っているらしく 「例のポンプ」で検索すると出てきます。 値段も2000円しなかったかな・・・ でも、ホントに7気圧、入るんです! ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 機材は進歩するものですが 今回のインフレーターの進歩は圧倒的でした。 ただし、買ってすぐの使用でしたので 耐久性などは分かりませんのでご了承ください。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。
by a-elf
| 2018-12-21 00:05
| ファンライド
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