ワープシステムと声援部隊 |
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2018年 12月 10日
この記事は11月11日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 いなちくを走り始めてすぐに気づくのは 沿道の人々の声援です。 「去年より、増えてる・・・」 もともと人口の少ない地域を走りますから 大勢の人が並んで声援は無いのですが そこかしこで、家の前まで出てきて手を振ってくれるんです。 「頑張ってくださぁ~い!」 そんな声援に応えながら走る事の気持ち良い事! いなちくロングライドも三回目ですからね。 住民の方々の認知度も高くなっているのでしょう。 いなちくを知らない方も 700台ものロードバイクが走るんですから 何事か?と思いますよね。 実際、パンクしてチューブ交換しているローディーに 農作業のお爺さんが今日は自転車の何かあるのかと聞いていました。 「これから、ちくさ高原のぼるんです!」 「ちくさ高原? スキー場の?」 「そう、スキー場です」 「ええぇ!」 私達が自転車でちくさ高原を越えるという事が 応援してくれる人々の心に 何かしらの影響を与えているのかもしれませんね。 次のチェックポイントは道の駅ちくさ。 ここでは団子汁とアップルパイがいただけるのですが 特にアップルパイが毎年大評判なんです。 入っているリンゴの大きさが半端無い! ずっしりと重くておいしいアップルパイ。 どこのアップルパイなんだろうかと思っていたら 袋にちゃんと書いてありました。 やっぱり、ちゃんと宣伝しておかないとね(^_-)-☆ 道の駅ちくさを出ると上り基調の勾配が少し増す感じがします。 5㎞ほど走るとローソンがあるのですが そこで事件が・・・ 「あっ!バイソンさんや!」 「ほんまや!もう休憩してる!」 去年の石見グランフォンドを走った時も ちょっとした勾配の上昇ですぐに千切れていなくなるので 私は「勾配リトマス試験紙」とあだ名をつけたほどだったんです。 去年でさえそうですから・・・ 今年はバイソンさんの腹は更に成長してますから 勾配リトマス試験紙は更に敏感になっていたのでしょう。 しかし、あの上り基調で 5㎞走って休憩は早すぎる! 先に出発したはずのバイソンさんをローソンで軽々と追い越した私達は 千種川沿いに更に北上を続けます。 勾配が徐々に増すという事は それだけ標高も高くなるということで 道路から見える木々の色づきも鮮やかさを増していきます。 透明な秋の空気に純粋さを増した青空。 そしてその青空を背景に赤や黄色に色づいた木々の葉が輝いている様に見えます。 そして視線を道の下に向けると もはや渓流となった千種川の青色が 如何にも汚れを知らない青色なので見とれてしまいます。 「リキさん、立ち止まらなくて大丈夫ですか?」 「大丈夫です!」 やがて私達は 休憩ポイントの川そそ広場に到着します。 実はこの場所が ちくさ高原の一番苦しい上りを避ける ワープシステムの受付でもあるんですよね。 リキさんが紅葉の撮影に忙しい中 バイソンさんがやって来ました。 「君、汗だくやな。 みんな涼しい顔してんのに」 いやホント、顔を赤らめて 湯気が立ちそうなくらい汗だくだったんですよね。 「ちくさ高原の上りなんか絶対無理! ワープしますからね」 「その腹やもんな・・・ しかし、その腹・・・ 病院へ行った方がええのと違うか? 人間ドックとか入ったら 何か引っかか 「バイソンさん、がっばって一緒に上りましょうよぉ~」 一応ヒトムさんが 自分がワープを選択する事が如何に正当であるかをとうとうと語ります。 「じゃあ、ワープ、行ってきます!」 一仕事終えて 颯爽と歩を進めるバイソンさん。 前輪を取り外して手続き完了です。 あとは ちくさ高原スキー場まで バイソンさんは、ワープしましたが 逆に私達はクライマックス! ちくさ高原の上りが始まります。 ここからは自転車を降りて 歩いてしまう人も多くいるんですよね。 そんな時に効果を発揮するのが声援部隊です。 ちくさ高原の一番苦しいところで 参加者に声援を送る事を任務とした 可愛い女性スタッフの声援部隊が配置されてるはずなのです。 去年も、その前の年も配置されていました。 もちろん、声援部隊の存在は私の想像なのですが・・・ 主催者側は絶対それを意識してると思うんですよね。 あんな所で眉をハの字にして 「頑張って下さぁ~い!」ってやられたら 惚れてしまうやろう!的な・・・ そんな事をブログに書いたよなぁ・・・ なんて思いながら上っていると 後ろから役場の車がやって来ました。 助手席のウインドウが下がると 可愛らしい女性職員が私の方を見て エヘッという表情で笑ったんです。 私はこの時、思いました。 私がブログで書いた事、伝わってる! 案の定、ちくさ高原の一番きついところで 声援部隊が配置されていました。 今年はイケメンの男性職員も配置されています。 「臨時漕会のみなさぁ~ん! 女子、いますよぉ~! 頑張って下さぁ~い!」 この応援の仕方・・・ 私がブログで書いた事、 確実に伝わってる! 私は半分、にやけながら 彼らの策略に乗せられて ペダルに力を込めるのでした。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。
by a-elf
| 2018-12-10 23:15
| ファンライド
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