コギコギの夢叶う |
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2018年 10月 12日
この記事は9月16日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 「ブレーキぃいいい!」 「左、入りまぁ~す!」 私は下りのヘアピンカーブの路肩にある展望台へ 二人を誘導しました。 「ボーンズさん、あれが城崎マリンワールド。 今、ちょうど、イルカショーか何かやってるみたい。 ほら、風に乗って声が聞こえる」 御待岬から眼下に日和山海岸を望むことが出来ます。 海の浸食によって形作られた岩礁海岸は絶妙な不規則性と規則性が混在し 見るものを飽きさせない。 この海岸自体が観光地になっており 岩礁のひとつに竜宮城を模した建物が建てられています。 「ここから京都はすぐそこ・・・ 遥か向こうに見える陸地は京都府の沿岸部だね」 ボーンズさんに少しばかりの観光案内をしていると バスク輪さんから提案がありました。 「コギコギさん、 どうせなら、気比の浜行きませんか? ボーンズさんに 瀬戸内海⇔日本海往復サイクリングの目的地を見せてあげましょうよ」 実は、ここから気比の浜は目と鼻の先。 地元民ではないバスク輪さんの土地勘が冴えます。 「僕も是非、行ってみたいです!」 それではと 私を先頭に気比の浜に向かいます。 「第一回目の時は あのお店で昼ごはん食べた。 かまどで炊いたご飯とトビウオの刺身が美味かったなぁ・・・」 そんなエピソードを話しながら海に向かって進んで行くと 視界にたくさんのテントが見えてきました。 「気比の浜はね キャンプ場でもあるんだ。 ほら、あそこに炊事場がある。 相生湾から、ここが一番近い日本海なんだな・・・」 「ここだったんですねぇ~ コギコギさん、 今日は、海に入らないんですか?」 「あのなぁ・・・」 今度はいよいよ城崎観光へ向かいます。 志賀直哉の「城の崎にて」で有名ですよね。 最近では外国人観光客にも人気だそうです。 日本人ならカップルで行くか 女性同士で行くか・・・ そんな場所でしょうか。 あんまり男同士では行かない気がします。 昔は男同士の団体客も多かったんですがね。 「どこ行こうかな・・・ 足湯は混んでそうだし・・・」 「コギコギさん、 あそこなら、何とかなるんじゃないっすか?」 「あそこ?」 「ほら、セーテンさんと行ったじゃないっすか」 バスク輪さんに付いて行くと 思い出しました。 「あっ!分かった!」 私達が向かったのは木屋町小路という商業施設。 湯上りに立ち寄りたくなるようなショップが集まっています。 三十三間広場にある屋台の前を通りかかると 屋台の主人が慌てて出てきて 折り畳み式のバイクラックを設置してくれました。 そこまでしてくれたら 何か食べなきゃと思いますよね。 ボーンズさんはこの店のメインの商品「かに焼き」を二つ頬張ります。 カニの形をした、たい焼き? ちょっと違うんだなぁ・・・ 次に訪れたのは城崎ビネガー。 「べんりで酢」というお酢で有名な 株式会社トキワがやってるジュースバーっていうやつかな。 フルーツとお酢をブレンドした「飲むお酢」を頂きます。 湯上りじゃなくて 自転車のあとでも お酢の疲労回復効果に期待出来るかもしれませんね。 私達の城崎観光はここで終わり。 三連休でごった返す城崎から 逃げる様に円山川沿いを南下します。 上り基調ですが追風・・・ 速度が増すに従って 全身の細胞が覚醒するのを感じました。 流れる景色を脳が認識すると 更にペダルを踏む! 3人列車はまさに一丸となって 円山川沿いを養父市方面へ・・・ 「おい、雲行きが怪しくないか?」 「確かに・・・ 雨粒が当たった気がします」 見ると我々の進行方向に雨雲が見えます。 「但馬漁火ラインだけでも晴れててよかった。 ボーンズさん、晴れ男かな?」 雨に濡れる前に辿り着こうと 最後まで力を緩めません。 ある意味いいトレーニングになったかも。 あと少しの所で バスク輪さんがパンクするというオマケがありましたが 歩いてゴール出来る範囲。 私達は雨に降られる事も無くゴールイン! 道の駅但馬楽座の温泉に移動して 温泉で疲れた筋肉をほぐします。 自転車談義に花を咲かせ 多少、長風呂に・・・ 予定通り、喉はカラカラに乾いた状態でホテルにチェックイン。 ホテルから徒歩で馴染みの焼肉店へ・・・ 「こんな田舎に、そんな焼肉店ってあるんすかねぇ・・・」 「ボーンズさん、それが、あるんだよ。 こんな田舎なのに混んでるから・・・ 安くて美味い和牛・・・ 但馬牛の地元ならでは、かな・・・ いや、それにしても安い、普通の焼肉の値段だから」 そんな会話をしているうちに店に到着しました。 暖簾をくぐり予約席に座りました。 「まずは上ロース、 あとはレベルが高いから並バラでいい。 君ら酒飲む? 俺は生大頼むから・・・」 では、私の夢を叶えるべく注文します。 「お姉さん、上ロース3人前、並バラ3人前・・・」 「あっ、ごめんなさい。 今日、並バラ無いんです」 「えっ、そうなの? じゃ、上ロースと え~い!上バラも3人前いっとこ!」 「それと・・・」 「それと?」 「それと、ビールは生大でお願いします!」 さて、いよいよその時がやって来ました。 神鍋高原上ったのも 但馬漁火ラインのアップダウンも 雨に濡れまいと走った高速巡行も 温泉で長風呂したのに牛乳我慢したのも 全てはこの瞬間のためです。 キンキンに冷えて結露した生大のジョッキと クリーミーでやわらかな泡! その瞬間が待ち遠しい! 「それでは、お疲れさまでした!」 「カンパ~イ!」 その瞬間、キターッ! 最もうまい最初の一口! 「ゴクリ・・・」 「ゴクリ、ゴクリ」 「くぅ~~~~~~~!」 「うめぇ~!」 「コギコギさん、 肉、めっちゃ柔らかいっす!」 「焼き過ぎるんじゃねぇぞ」 「ホルモンも頼んどこう!」 こうして私の夢は実現されたのでした。 走行距離…100.18km 時間…04:17:12 平均速度…23.37km/h 最高速度…49.06km/h 平均CAD…81 積算距離…9805km 消費㌍…2359kcal 補給食…###kcal 心拍…Ave.139 Max.182 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 宿に帰ってからも自転車談義。 宿泊付きサイクリングは最高に楽しいです! このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。
by a-elf
| 2018-10-12 22:58
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