この記事は8月12日(日)の出来事を書いたものです。
「大気の状態が非常に不安定で
急な落雷や強い雨にご注意下さい」
こんな天気予報なら走らなければいいのに・・・
そう、思うかもしれませんね。
しかし、私の周りの多くのローディーが
それでも走るんです。
目の前の景色が晴れているなら
走り出してしまう・・・
そんな愚かさがローディーにはあると思います。
そんな愚かなローディーの一人が
もちろん、この私なわけですが・・・
しかし、なぜ、雨に濡れるかもしれないのに
走り出すんでしょうね?
「雨雲レーダー見ながら走るから大丈夫だよ」
いや、そういう事じゃなくて
なぜ、そこまでして走りたいのか?って事です。
私の場合、ただ単純に走りたいっていうのがあります。
走れば、それだけで気持ちがいいですからね。
気分がすっきりするじゃないですか。
このへんは自転車が好きな人でないと分からない感覚かもしれません。
しかし、単純にそれだけではありません。
それ以外の理由としては
走らなきゃ走力が落ちるから・・・
休みの日が全部晴れてくれればいいのですが
そういうわけにはいきません。
私の様な週末ライダーですと
乗るのは週に一回じゃないですか。
もし2週間続けて休みが雨だったら半月乗らないって事になります。
そうすると、やっぱり走力が落ちる気がするんですよね。
雨が降ったらローラー台乗ればいいのにと思われるかもしれません。
もちろん、雨が続けば乗るんですが
ローラー台って面白くないし・・・
実走に勝るものはありませんから
晴れてれば乗ろうってなる。
天気が怪しくても乗る理由としては
最近は走力が落ちるからという理由の方が強いですね。
なんで、そこまで走力が落ちるのを気にするのか?
それはローディーっていうのは
どこかに速く走りたいって願望があるんですよね。
走力っていうのは
人それぞれですが
それぞれのレベルで
みんな、速くなりたいと思ってる・・・
別に何目指してるっていうんじゃなくて
なんにも目指してなくても
そういう気持ちがあるんです。
だから、私も走り出す!
ただし、RS9は雨に濡らすのは嫌だから
これまで百戦錬磨の雨を経験しているRFX8で走り出しました。
RFX8なら雨中走行後のメンテナンスもお手の物ですからね。
目的地は岡山県の美作市!
単独で墓参りサイクリングです。
雨雲レーダーを見ると
国道373号線を千種川沿いに北上するルートが走れそう!
順調に目的地まで辿り着けるかと思いきや
新たな雨雲が目の前に立ちはだかります。
ポツポツと大粒の雨粒がヘルメットに当たり始めた時
運よく、目の前に智頭急行と国道373号線が交差する場所に出くわしました。
高架の下に雨宿りすると
北の方角から見る見る雨が襲ってきます。
雷も鳴り出しました。
しかし高架の南側は
向こうに青空が見えたりするんですよね。
雨は20分ほど降って上がりました。
私はもう大丈夫だろうと走り出すんですが
すると、もう何キロも走らないうちに
久崎の手前で雨が降り出しました。
まだ智頭急行と国道373号線が並走している場所だったので
国道から逸れて高架下へ逃げ込みます。
私が雨宿りしていると
オートバイの方も雨宿り。
彼もスマホ片手に雨雲レーダーとにらめっこです。
真夏の太陽は豪雨の雲に遮られて
車はライトをつけて走る状態に・・・
しかし、ほんの10分もすると
真夏の太陽が顔を出します。
高架下から空を見ると
まるで額縁に切り取られた絵みたいに
景色が見えたんです。
実り始めた8月の稲が黄緑色に眩しくて
その向こうには
まるで高原みたいに雲が山に残ってる・・・
まだ画面で確認できるくらいの大粒の雨が降っているのですが
高架の向こうは鮮やかな夏空・・・
世の中がキラキラと輝いている様です。
結局、上月駅まで行って再び豪雨。
雨雲が移動するまで相当時間が見込まれたので
ずぶ濡れになって退散しました。
上郡まで南下すると
何事も無かったようにドライコンデション!
相生に戻るまでにウエアーは乾きました。
自転車乗りにとって突然の豪雨は嬉しくないですが
今回の天気の急変は
まるで自然を題材にしたドキュメンタリー映画の一場面を見るようでした。
自転車乗りの雨宿りだからこそ
自然の美しさをじかに感じられたのかもしれません。
何だか得した気分です。
走行距離…74.26km
時間…02:53:10
平均速度…25.72km/h
最高速度…43.49km/h
平均CAD…86
積算距離…51795km
消費㌍…1595kcal
補給食…###kcal
心拍…Ave.139 Max.160
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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