曇り空の袖志の棚田で想像を掻き立てる |
あの棚田はよかったですね。これまでにも,自転車でいくつかの棚田を訪れてきましたが,海に続く棚田は新鮮でした。それに,海岸沿いに広がっていたので,次々とちがうパターンが現れてくるのも楽しかったです。
次回は,青空とのコラボを楽しみたいですね。
曇り空は残念でした。
丹後半島は美しすぎて
一回のライドでは終わりませんね。
また行きましょう!
しかし、絶景だらけで話が進みません。
ついつい詳しく書いてしまって・・・
読者に飽きられそうです。
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2018年 06月 13日
この記事は5月20日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 「あっ、これかな・・・ 袖志の棚田って書いてある」 小さな案内板を見つけた私は 農道の上り口で停車しました。 バスク輪さんがスマホを取り出して地図で確認。 「この道で合ってますね」 軽トラが通るくらいの道幅の農道が 上へ上へと続いていました。 ダンシングでリズムよく上って行きながら 私は独り言を呟きます。 「あ~あ~ 晴れだったらよかったのに・・・」 間人では良く晴れて 色彩が眩しいくらいに鮮やかだったのに 袖志に来るまでの間 すっかり天気は曇りになっていました。 しかし、標高が上がると一面の棚田群。 遮る木々が無いので空を広く感じます。 田植えが終わったばかりのタイミングで 水田に空が映る・・・ だから余計に残念だったのです。 リキさんもゆるゆると自転車を進めながら 私と同じような独り言。 「晴れてればなぁ・・・ 青い空が映って綺麗だろうのに・・・」 すると程なくヒトムさんが叫びました。 「オタマジャクシ! めっちゃ、いっぱいおる!」 「ホントだねぇ・・・ 凄いたくさん・・・」 曇り空で色を失っていても 私達には海が見渡せる棚田は新鮮でした。 海が見える田んぼで これだけ広い空の下で農作業するなんて・・・ あちらこちらで自転車を止めてはシャッターを切ります。 そして、国道へ戻る最後の下り坂で 女性二人が農道に座り込んでいるのが見えました。 何をしているんだろう・・・ 「こんにちは!」 私が挨拶すると女性は驚いて 体をビクッとさせて振り向きました。 「ああ、絵を描いているんですね」 「そうなんです。 丹後半島は二日目なんですよ。 今日は袖志の棚田、昨日は琴引浜。 昨日は風が強くて大変だったわ」 ヒトムさんが彼女の絵をのぞき込んで尋ねます。 「向こうに見えるアンテナも描くんですか?」 「いえ、描かないわよ。 絵はね、写真じゃないから 自分が要らないと思ったものは描かなければいいの」 なるほど・・・ 彼女たちの感受性によって描かれた袖志の棚田は いったいどんな色に描かれるのでしょうね。 私も目をつむれば この袖志の棚田を想像の翼を広げて飛べる気がするんですよね。 ヒトムさんが見つけたオタマジャクシがカエルになる頃、 暑い夏の日が終わって夕涼みに袖志の棚田を歩いてみる。 黄昏時のほの暗さに農道が白く浮かび上がり 棚田の向こうの日本海には漁火がきらめいている。 遠くの田んぼから順に カエルの声が伝染する様に移動する。 まるでカエルの声が潮風に乗っているみたいに・・・ もしかしたら、曇り空だからこそ いろんな想像を掻き立てるのかもしれません。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 丹後半島シリーズ色々あり過ぎて終わらない! このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。
by a-elf
| 2018-06-13 20:26
| ファンライド
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Comments(2)
コギコギさん,こんばんは。
あの棚田はよかったですね。これまでにも,自転車でいくつかの棚田を訪れてきましたが,海に続く棚田は新鮮でした。それに,海岸沿いに広がっていたので,次々とちがうパターンが現れてくるのも楽しかったです。 次回は,青空とのコラボを楽しみたいですね。
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by
a-elf at 2018-06-13 23:00
リキさん>田植えをした直後というグッドタイミングだったのに
曇り空は残念でした。 丹後半島は美しすぎて 一回のライドでは終わりませんね。 また行きましょう! しかし、絶景だらけで話が進みません。 ついつい詳しく書いてしまって・・・ 読者に飽きられそうです。
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