1時間に10kmも進まない海岸 |
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2018年 06月 08日
この記事は5月20日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 国道178号線のトンネルを避けて 私達は海岸を目指してロードバイクを走らせます。 左手に鮮やかな青色の日本海を見ながら 車二台、離合するのがやっとの道を進むと 板張りの家々が建ち並ぶ集落内の生活道路に出ます。 「海に下りられるのは この道かなぁ・・・」 カーブミラーを左折すると 案の定、海に向かう下り坂が見えました。 小さな漁港に降り立つため カモメが羽を休めて滑空する様に 私達も重力に身を任せます。 民家の屋根越しに数隻の漁船を垣間見たかと思うと すぐに板張りの壁に視界を遮られます。 次に視界が開けた時は 私達は、もうコンクリート製の船着き場に行きついていました。 雨が降って空気が洗われたからなのでしょうか。 青空も海も 青色が眩しいくらいに鮮やかです。 船着き場に釣り人。 実は釣り好きのヒトムさんが何やら一言二言、言葉を交わしている様です。 「おっちゃん、何、釣れるん?」なんて話しかけたのでしょうか? リキさんは小さな橋を渡った向こう側が気になる様子。 リキさんの視線の方角から 若い父親と小さな男の子がワカメ片手に口をモグモグさせて歩いて来ました。 私達が怪訝な顔で会釈すると お父さんの方がすれ違いざまに 「ワカメをおやつにして食べてるんですよ」と教えてれました。 リキさんはニッコリ笑うと 「海からワカメとって それをおやつにするなんて面白いね」 もうこうなると モーツァルトモードです。 リキさんはカメラ片手に岩陰の向こうに消えていきました。 私達も橋を渡った小さな島を探検! 島の上には神社がありましたが 見晴らしの良い場所は見つからず・・・ 足早に橋まで戻って 海沿いの道の防波堤に歩を進めます。 私達があちこち動き回っている間に バスク輪さんはスマホで検索していたのでしょう。 「ここ、間人(たいざ)ですね」 リキさんは初めて聞く地名の様です。 「た・い・ざ? この漢字で、たいざ、とは読めないなぁ・・・」 しかし関西出身の私には聞き覚えのある地名です。 「間人蟹(たいざがに)と言って 最高級のブランド蟹なんですが・・・ ここで獲れるんですね。 間人漁港は、蟹の漁場に最も近いので日帰りの漁が出来る。 だから鮮度と肉質を落とすことなく水揚げが出来るので 最高級の蟹なんだそうですよ」 冬になれば また違う趣の漁港なのでしょう。 私達は海岸に沿って 進もうとするのですが 絶景だらけで、なかなか前に進みません。 ちょっとした野辺の花と海とのコラボレーションが美しすぎて・・・ バスク輪さんが苦笑い。 「コギコギさん、 琴引浜から1時間経ってますが まだ10kmも進んでないっすよ」 「マジか! 進まねぇええええ!」 果たして私達は こんなペースで 丹後半島を一周出来るのでしょうかぁああああああ! ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2018-06-08 23:00
| ファンライド
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Comments(2)
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