リキさんの嗅覚に従って辿り着いた場所 |
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2018年 05月 25日
この記事は4月29日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 牛窓と前島は目と鼻の先。 あっという間に到着しますが そこは海で隔てられていますから 上陸すれば全く違う世界です。 「お昼ご飯食べてた時に見えた道、 こっちの方かな?」 前島の詳しい地図なんてあるはずもなく 行ってみるしかありません。 キャベツ畑の中にあるちょっとした坂を上るとすぐに この道が目的の道ではない事に気付きました。 しかし、この道の先が気になって進むと 小さな浜辺に到着。 昔、何かの加工場があったんですかね。 海に続く排水管の残骸が残っていました。 「こういう場所もいいねぇ~」 前島上陸早々、ポタリングの醍醐味を感じたリキさんは 早速シャッターを切っていました。 穏やかで透明な海水が間近に迫り 如何にも島に渡った感がします。 「じゃあ、あの道は もう少し向こうって事になるね」 私達は、もと来た道を戻り 島内では珍しい2車線の道を下って突き当りを左へ・・・ ちょっとした船着き場があり その周辺を見回すと それっぽい坂があります。 「あれかな? 取りあえず、上ってみよう!」 結構な勾配を上った先には 視界の開けたキャベツ畑! 「食堂から見た道は、どうやらここだな。 向こうから見た感じとは大違いだね」 遠くから見ると謎のヴェールに包まれていたのが 実際に行ってみると正体見たり!ってなる。 「じゃあ、海沿いに走ってみるか」 程無く坂に差し掛かり 突き当りを左に進むと分岐点がありました。 立ち止まるとリキさんが考え込みます。 「展望台へ行くには左だろうか?」 「左へ行っても、真っ直ぐ進んでも どっちでも行けますよ。 リキさん、1周6kmですから、 どうにでもなります。 確か、真っ直ぐ進めば見晴らしの良い道を走れたはず。 展望台は、後の楽しみにしましょうよ」 私は半ば強引に海岸線を進む道へ誘導しました。 この道の醍醐味は見晴らしの良さ! ガードレールが無い区間の なんと開放的な事か! 時折立ち止まって写真を撮ります。 「あの島が黄島。 いい眺めだ」 岩が多く低木が中心の植生が 他に類を見ない開放的な道を形作っています。 私達は再び分岐点に差し掛かりました。 「このまま左に行ってしまってもいいんですが・・・ この先に駐車場があるみたいじゃないですか。 駐車場があるって事は何かあるって事ですかね?」 私がそう言うとバスク輪さんが私の抜け落ちていた記憶を甦らせてくれました。 「この先の道は前回、ディーさんが行って 何にも無かったですって帰って来たところじゃないですか?」 「そうだったなぁ・・・ でも、まあ、行ってみようよ。 どうせ距離は知れてるんだし・・・」 という事で進んでは見ますが・・・ 確かに駐車場はありましたが 未舗装の駐車場。 それでも2~3台停まっています。 更に先の道は未舗装で しかも軽のワゴン車が まるで乗り捨てられたかのように停められていました。 「この先、行けるかな?」 リキさんは、そう呟くと軽ワゴン車の先に歩を進めました。 私は、どうせ私有地の畑か何かに出るだけで きっと引き返すに違いないと思っていました。 ところが・・・ 「道がある!」 まさかの展開に私は慌てて自転車を草むらに投げ出して みんなと一緒にリキさんに続きます。 すると、少し進んだところから白い道が現れました。 牡蠣殻を敷き詰めてあるので白く見えるのです。 この先に何があるのでしょうか? 更に歩を進めると パッと視界が広くなります。 「こんな場所に出るのかぁ・・・」 私達の目の前に現れたのは 穏やかな海と潮が引いた岩場。 そして、その手前には 可憐な花が咲き誇る ハマダイコンの群生地が広がっていたのです。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 リキさんに、なんで先に行けると思ったの?って聞いたら 「匂いがした」だって。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。
by a-elf
| 2018-05-25 22:09
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