単純に去年の自分に勝つとは言えない気持ち |
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2018年 05月 04日
この記事は4月15日(日)の出来事を書いたものです。 まだ薄暗い中を アンカーRS9を載せたハイエースは 岡山国際サーキットへ向かっていた。 思えばこの日のために 数か月間を費やしてきたと言っても過言ではない。 12月から2月はLSDをみっちりやった。 3月から「ひな祭りアワイチ」を皮切りに追い込み練。 4カ月半の取り組みがこのレースで決まる・・・ そう思うと少し緊張した。 今までのレースは ただひたすらに去年の自分に勝つことだけを考えていた。 しかし今回のレースは少し違う。 「ひな祭りアワイチ」で私は 遂にバスク輪さんに全く歯が立たなかった。 千切る方から千切られる方へ・・・ ローディーの下克上は誰の目にも明らかだった。 若いバスク輪さんの上昇曲線と 年老いていく私の下降曲線がクロスした日が 3月4日「ひな祭りアワイチ」だったのである。 その後の単独追い込み練は 120kmを2回 210kmを1回行ったが アベレージ、平均心拍など いずれも目標を下回ってしまった。 老化は容赦ない・・・ 必ず去年の自分に勝てなくなる日がやってくる。 そのモヤモヤとした不安が まるで曇り空のように 私の心を広く覆っていた。 「このレースではっきりするかもしれないな・・・ もう、去年の自分には勝てないって・・・」 単純に去年の自分に勝つとは言えない気持ちだったのだ。 更に追い打ちをかけるように 今年からレースの方式が変わった。 4時間エンデューロから アタック100に変わったのである。 「4時間で何周走れるか?」から 「100km(28周)をどれだけ早く走り終えるか?」に変わったのだ。 4時間エンデューロなら 何度も走った過去のデータや経験が生かせる。 しかしアタック100はそれが無い。 参考になるのは秋の3時間エンデューロのデータ。 しかし3時間は軒並み悪い結果だ。 私の場合、順位はゴールまで右肩上がりで上がり続けるのだが 3時間だと順位が上がり切る前に終わってしまう感じになる。 機材を担いでピットに到着すると 大勢の仲間がレースの準備に忙しい。 他チームも含め知り合いばかり。 ホントに幸せな事である。 私も皆と一緒に黙々と準備した。 程無く、直前まで降雨ウエットのコースを確かめるべく 義経さんと試走。 初サーキットの義経さんに ポイントを説明しながら走ると不思議と心が落ち着いた。 そして遂に選手招集のアナウンス。 ソロ出場の臨時漕会メンバーの中で 私が最も遅いと思われる。 スタートラインの位置取りは 集団の前よりのイン側。 速い人は遠慮なく抜いてくださいの場所。 先頭集団に乗る者は 集団のもっと前より、しかもアウト側。 私の斜め右、 つまりアウト側にバスク輪さんの姿。 「あいつ、今回はあの位置なんだ・・・」 毎週のように表彰台クラスの連中と走るようになって 走力を上げたのだから当然と言えば当然か・・・ やがてスタート10秒前のアナウンス。 「10,9,8,7,6,5,4,3,2,スタート!」 大集団が一斉に前に進む。 すると、大きな風も前へ動き出した。 ローリングスタートが解かれると 一気に集団の速度が上がる。 「この速さに惑わされないぞぉ~」 私は独り言を呟いて マイペースを守る。 私の目安となるラップタイムは6分30秒。 平均心拍は150~160で収める! とにかく力を出し切って ゴールした後 清々しい気持ちになれるように走ろう・・・ 果たしてこの日が 去年の自分に勝てなくなる日になるのか? それとも・・・ ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2018-05-04 23:29
| レース
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Comments(2)
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