トレーニングの数値管理の落とし穴 |
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2018年 02月 14日
私の冬場のトレーニングはもっぱらLSD。 私の性格に合うんです。 しかし、自転車仲間の中では人気があるとは言えません。 どちらかと言うと不人気ですね。 昔の話をすると嫌がられるかもしれませんが 10年くらい前だったら心拍計を用いたトレーニングが主流で LSDもそれなりに注目されるメニューでした。 それに、他の持久系スポーツも心拍計を用いてトレーニングを行っていたので 例えばマラソンやクロスカントリーをやっている人と 自転車をやっている人が 共通の認識でトレーニングについて語ることが出来たんです。 ところが自転車界だけ トレーニングに用いる機材の主流が 心拍計からパワーメーターに移っていった。 そうなると、もう他の持久系スポーツとトレーニング用語自体が違いますから お互いにトレーニングについて語り合う事が難しくなったような気がします。 マラソンのトレーニングでW(ワット)なんてパワーは使いませんからね。 こんな状況ですから 自転車でLSDは更に流行らなくなりました。 しかし、自転車もれっきとした持久系のスポーツですから LSDもちゃんとした効果があると思っています。 ただ、パワーメーターじゃLSDは出来ないでしょうけど・・・ 思えば私が最初に取り組んだ科学的トレーニングがLSDでしたね。 心拍計を用いて自分の体の状態やペース配分を数値化して管理する事は それこそ革命的であったと思います。 それまで「鼻呼吸出来るペース」だとか 「口呼吸が始まる段階」とか「1時間走り切れるペース」だとか かなり曖昧な表現だったのが 「最大心拍数の何パーセント」とか「AT値」とか 曖昧さはどんどん数値に置き換えられていきました。 数値で管理する事で トレーニングは分かりやすくなり 効率化され 走りはクレバーになりました。 人間の感覚に頼るより 機材の数値に頼った方が正確で信頼できる・・・ それは、心拍計もパワーメーターも同じだと思います。 しかし、数値に振り回されて本質を見失う危険性もあると思うんですよね。 速くなる事と数値が向上する事はイコールではない。 例えば、トレーニングによって高い心拍を維持して走る時間が長くなったとしても ロスの多い走りをしては意味が無い。 ちゃんと正しいフォームで乗れているか? ペダリングはスムーズか? 筋肉はどこを使っているか? コーナーリングは安定しているか? ダンシングはちゃんと出来ているか? そういう数値には現れにくい部分を大切にしないと 本人にとっての最速は無いと思うんです。 FTPが高くてもカッコ悪いフォームじゃなぁ・・・ 効率悪いし・・・ さてと・・・ 今日はペダリングモニターを外して 片足ペダリングやってみればいかがでしょう? ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2018-02-14 23:05
| 自転車コラム
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