一発逆転!雪の寒霞渓からの大脱出! |
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2018年 02月 09日
この記事は1月14日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 寒霞渓から最も早く大部港に下るルートは除雪が入っていないからダメ。 次に大部港に近い土庄に下るルートは勾配が急なため危険すぎてダメ。 来た時と同じ道を下る草壁ルートは なんとか下れるかもしれないが路面が再凍結している可能性もあり危険。 どれも危険なのですが 一番ましな選択をしなければなりません。 私はリキさんの元へ駆け寄って状況を説明しました。 「元来た道を慎重に草壁まで下るしかないかもしれません。 その場合、17時10分のフェリーには間に合わないでしょう。 もう一本あとのフェリー・・・ つまり19時40分発、日生到着は20時40分になります」 名古屋まで帰らなければならないリキさんにとって それは自宅到着が午前様になる事を意味します。 岡山県から愛知県まで 深夜のドライブは何としても避けたいところ。 「仕方ない・・・ですね」 リキさんは表情をみるみる曇らせて 覚悟を決めたようでした。 しかし、私は、 この事態を打開する一手を諦めてはいませんでした。 「あれを使おう・・・ 寒霞渓ロープウェイ・・・」 オフシーズンの上に更にこの寒さ。 客は殆ど居ません。 どうせガラガラなら、私達を自転車ごと運んでくれはしないか。 「よし!交渉してくる!」 私が責任者に交渉を持ち掛けに行こうとした時です。 ワタルさんが私を引き留めました。 「コギコギさん! ちょっと待ってください! 交渉しなくてもロープウェイに乗れますよ!」 ワタルさんはスマホ片手に教えてくれました。 「コギコギさん、ここ読んで下さい。 ※自転車の持ち込みには別途運賃が必要です。 折り畳んだ状態で袋に入れていただいた場合手荷物運賃100円、 そのままの乗車の場合自転車1台に付き1名分の運賃がかかります。 ね、交渉しなくても もともと自転車ごと乗せられるんですよ」 私はホッと胸を撫で下ろしました。 これで安全に下れる・・・ 私は早速、喜び勇んで、みんなに伝えました。 「みんなぁ!ちょっと集まってぇ~ ロープウェイで自転車ごと下る事になったよぉ~!」 絶望的な表情だったPちゃんが一気に笑顔になりました。 それまで、お通夜の様に重苦しかった空気が 遠足気分に早変わりです。 なんてったって自転車でロープウェイに乗るんですからね。 これは滅多にできる体験じゃありません。 しかもgottuさんがJAF会員だったことで割引までありました。 そして更に本来なら12分ごとに運行されているんですが 私達のために臨時便を増便 6分間隔で2便出していただける事になったのです。 ゴンドラに乗り込むとワクワクしました。 地獄から天国ですよ! リキさんとワタルさんはシャッターチャンスを逃すまいと カメラを言構えます。 ゴンドラが動き出すと みんな子供みたいに無邪気な表情になりました。 「ガーミンのログが楽しみやぁ~!」 「寒くねぇし!」 「上りでロープウェイじゃなくて 下りでロープウェイに乗るのがいいですね」 「自転車ごとロープウェイに乗ったぞって 自慢できるよね」 所要時間わずか5分で雪の無い紅雲亭(こううん駅)に到着。 これぞまさにワープって奴ですね。 「ここに下りるのかぁ~ ここ、来る時、見たよなぁ~」 ここから積雪も凍結も心配ありません。 普通に走れば17時10分発のフェリーにも間に合うはずです。 雪の寒霞渓からの脱出劇は見事に成功したのでした。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2018-02-09 22:44
| ファンライド
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Comments(4)
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