寒霞渓で八方ふさがりの大ピンチ! |
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2018年 02月 07日
この記事は1月14日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 南風台から橘トンネルを経て内海湾へ。 安田の信号を左折すれば金両醤油はすぐそこです。 ロードバイクの一団に丸臨ジャージが混じっているのを見つけると 女将さんは急いで外に出て私達を出迎えてくれました。 「最近は小豆島も自転車でサイクリングの方が増えてきてねぇ 土庄にサイクリングターミナルが出来たし 島内にレンタサイクルの拠点も増えてきたんですよ」 そんな自転車の話題から世間話が始まりました。 女将さんは近所に出来たパン屋さんの話や Facebook友達の話、それにお仕事の話と幅広く立ち話。 「女将さん、今日も、初めての人が居るから ガーリックオリーブオイルとだし醤油のおススメ してあげて下さいね」 金両醤油はテイスティングを交えて 商品を説明してくれるんですよね。 これが美味しくて! まず、だいたいの人が買います。 バスク輪さんが持っているのは 金両醤油のだし醤油で味付けしたお菓子。 店の人が気を利かせて 「記念写真撮りましょうか?」 と言って下さったので お言葉に甘えてパチリ! 時間はまだ11時にもなっていなかったんですが 私達は長いヒルクライムに備え昼食をとる事にしました。 この時間なら人気店でも混んでいないはず。 私達は11人の大所帯で森國酒造CAFE&BARへ向かいました。 森國酒造は小豆島で唯一の酒蔵で 酒造り以外にも酒粕を用いたベーカリーのお店や カフェやバーにもなるギャラリーもやってます。 ここのランチは「杜氏のまかない飯」で決まり! 言うなれば、かす汁定食なんですが これは、如何にも料理の上手なお婆ちゃんがつくりましたって味。 オーソドックスな味なんですが なかなかどうして この味は簡単には出せないと思います。 さて、エネルギーを充てんした私達は 四方指を目指すべく草壁から長い長いヒルクライムに挑みます。 草壁からのルートは最も勾配は緩いのですが その分、距離が伸びます。 トータルで15~6km程になるでしょうか。 これほど長い上りは、なかなかありませんよね。 しかし恐れる事はありません。 勾配は一定でマイペースで淡々と上れますから 初心者でも大丈夫。 と言うか、初心者が上るなら まずこのルートでしょうね。 道幅が広く見晴らしがよい・・・ 獲得標高を感じられる場所が随所にあるので 楽しみながら上れます。 路面はドライコンディション! ゆっくりでも漕げば必ず進む・・・ 少しずつでも確実に高くなる・・・ 「やっぱり、遅い時間から上る作戦にして良かったかも。 午前中だったら凍結してたっぽい」 そんなのんきな事を言ってられるのも中盤まででした。 積雪っていうのは下から徐々に多くなるイメージですが ある一定の高度に達すると急に増えてくるんですよね。 例えば富士山を見れば白い雪の部分って ある一定の標高以上だったりするじゃないですか。 寒霞渓も、それと同じかどうかは分かりませんが ある一定の標高から 急に路肩に雪が見える様になりました。 路肩だけならまだ良かったんですが・・・ 標高が少し上がるだけで 今度は車道にも積雪が見られるようになりました。 雪が解けた水でびしょびしょの路面・・・ シャーベット状の積雪・・・ この時点でもう四方指は無理だと諦めました。 寒霞渓まで、もう少しの所です。 我慢して寒霞渓まで行って トイレと補給、そして暖をとるか それともこのまま同じ道を引き返すか・・・ 私はサイコンの気温に目をやりました。 氷点下なら圧雪や凍結が怖いから引き返す・・・ 「パンダさん、気温は?」 「ガーミンは4.3℃です。まだ大丈夫!」 「えっ?俺のシグマは1.2℃だけど」 サイコンによって気温は様々、当てになりません。 しかし皮膚で感じる気温は ほんの少し標高が上がるだけで 明らかに寒さが厳しくなるのを感じました。 「どんどん気温が低くなってる!」 「シグマのサイコン、0℃になった!」 ちょうどそのタイミングで寒霞渓の山頂に到着。 まずは一安心。 しかし事態が好転したわけではありません。 山頂は雪に覆われ 展望台も人がまばら・・・ どう見てもローディーにこの場所は不釣り合いです。 私はトイレで掃除のおばさんに尋ねました。 「大部に下る道はどんな感じですかね?」 「う~ん・・・分らないけど・・・ 草壁へ下る道は観光のメイン道路だから除雪もあるけど あとの道は交通量が少ないからねぇ・・・」 「なるほど・・・分かりました。 ありがとうございます」 寒霞渓ロープウェイの山頂駅で暖をとりながら補給しているみんなの所へ 大急ぎで向かいました。 「草壁へ下る道は除雪が入るけど 大部に下る道は除雪が無いらしい・・・ 18%の勾配の土庄へ下る道は危険すぎて無理だろう・・・ 同じ道を下るか・・・」 「でもコギコギさん 上って来る時に対向車線見ましたけど かなり雪に覆われてましたよね」 皆の顔に、あの下りは勘弁して欲しいと書いてありました。 「・・・・」 上りで思いの外時間を食った・・・ 草壁まで下るにしても相当時間がかかる事が予想されます。 草壁まで下ったとしても そこから小豆島を半周しなければ大部港に辿り着きません。 時間は既に14時30分・・・ フェリーは17時10分に大部港を出る・・・ 日没が早い冬は 少し日が傾けば一気に気温が下がります。 既に気温は上昇から反転して低下の段階に入っているはず・・・ という事は 来るときにビショビショだったところが凍結し始めているかもしれません。 「判断を誤ったか・・・ これは、ヤバい・・・」 八方ふさがりのこの状況。 私達はいったい どうなってしまうのでしょうかぁあああああああ! ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2018-02-07 20:16
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Comments(2)
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