この記事は10月1日(日)の出来事を書いたものです。
高梁ヒルクライムの記事はもう終わりだと思われていたかもしれませんね。
でも、終わりじゃなかったんです。
大変うれしい事がありました。
ゴール後の興奮が冷めやらぬ中
まだ人々が会場のそこかしこで
自分のレースについて、語り合っている時
人込みの中を縫うように足早に近づいて来る丸臨ジャージが一人・・・
彼は私の前を通り過ぎる時
立ち止まる事も無く
本当に小さな声で呟きました。
「コギコギさん、優勝しました」
彼はそれだけ告げると私の前をサッと通り過ぎてしまいました。
私は気の利いたお祝いの言葉を彼に掛ける事さえ出来なかったのです。
嬉しさと照れくささと・・・
純粋な男心と・・・
その彼こそ
臨時漕会で最も走れる男、乗り気さんです。
思えばこの優勝は
丸臨ジャージが表彰台の一番高いところに立った最初なのです。
彼が入会してからちょうど一年・・・
入った時から彼にはこんな日がきっと来ると確信していました。
航続距離も巡航速度も登坂力も
どれをとっても抜きん出ていましたからね。
私が彼と一緒に走ったのは
出石に蕎麦を食べに行ったグループサイクリングでした。
その帰りの笠杉峠でのことです。
峠でよくやる「おかわり」ですが
彼は一味違っていたのです。
ここで少し「おかわり」の説明をしておきますね。
峠を上ると速い人は先に頂上に到着します。
そこでただ単に最後尾を待つんじゃなくて
最後尾の人の所まで下って再び上るんです。
最後尾の人が頂上に到着するまで何度でも「おかわり」OKというものです。
この「おかわり」をする人っていうのは
トレーニングするという意識が強い人が多くて
如何にもトレーニングって感じが漂うものなんですが
乗り気さんは全く違っていました。
物凄く楽しそうに満面の笑みで「おかわり」するんです。
もう坂を上るのが楽しくて仕方がないって感じで・・・
しかも最後尾が到着しそうになると
「あ~もう、終わっちゃうぅ~」
なんて言うんです。
仲間が冗談で「乗り気さんは頭がおかしい」って言ってたんですけど
あの時、私も確かにアイツは頭がおかしいって思いましたもん。
もちろん、いい意味でですよ。
彼は本当に自転車に乗るのが好きなんだなと思いました。
自転車が好きで、溢れんばかりの素質を持つ人が
いよいようちのチームにも入って来たんだと思いました。
昔はレースに出場しても
表彰式の時間まで残っていませんでした。
だって関係無いですから・・・
しかし最近は表彰式の時間まで残っていることが多くなりました。
もちろん、臨時漕会のメンバーやそれ以外にも
知り合いが表彰台に乗る事が多くなったからです。
実は表彰式の時間まで残る事が憧れだったんですよね。
いつかうちのメンバーがあそこに立てればいいなと思っていたんです。
実際、2時間エンデューロチームで
ディーさんとオンチさんが優勝しているんですが
それは臨時漕会ではなく、だるま珈琲チームとしてだったんですよね。
今回は正真正銘、丸臨ジャージが優勝です。
これは会長として本当に嬉しい事です。
折しも臨時漕会が結成されて10年の節目を迎えていました。
臨時漕会10周年のサプライズです。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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