体力を温存するための手立て第一弾 |
前回からの続きです。
盃けんさんは、まるでお手本でも見る様に
かなり注目していらっしゃるのが分かりました。
それを自分のものにしようとしていらっしゃるようです。
自転車の先輩たちが築いてきた集団走行のやり方を元に
臨時漕会のメンバーがブラッシュアップしてきたものなんです。
ですから、このやり方が正しいという訳では無いんです。
チームによって、かなり違うんですよ」
ただの素人の自転車乗りです。
ひとたび落車や事故があれば、ただでは済まない事を知っています。
一瞬のうちに命さえ失ったり
逆に奪ったりすることも知っています。
「安全に走行する」事は発信していこうと思っている。
それだけなんですよね。
そんな大した自転車乗りじゃないのになぁ・・・
なんて思いながら前を走ってました。
空気抵抗を分担して体力を温存し
午後6時半までに、だるま珈琲に入店するという目標は叶わなくなります。
走行中に先頭交代は行わず
例えば信号待ちだとか
コンビニに補給に入った時だとか
停止した時に先頭を交代しました。
盃けんさんは、私が最初に先頭を牽いた時のペースを守って
「本当に集団走行が苦手なの?」と思うくらいでした。
もっと頻繁に
もっとタイムリーに
空気抵抗を分担できます。
もっと速く走れるはず・・・
交通量が少なくなったのを見計らって
私は後ろをチラ見した後
遂に先頭交代のハンドサインを出しました。
「空気抵抗は僕に任せて下さい」と言わんばかりに
加速して私をオーバーテイクして行ったのです。
ダンシングで必死に喰らい付きます。
そしてなんとか彼の後ろにピッタリ付くことが出来たんですが
かなりペースを上げないとドラフティングの恩恵に授かる事が出来ません。
このペースを維持されると俺は潰されるな・・・)
盃けんさんの高速巡行に耐えるしかありませんでした。
もう耐えられない!って感じで先頭交代のハンドサインを出して
そのまま失速する様に後ろに下がるんです。
「集団走行が苦手」といった意味が分かった気がしました。
盃けんさんが先頭になる度に
私はインターバルを強いられて脚を削られてしまう事になります。
この走り方では盃けんさん自身も脚を削る事になるでしょう。
制限時間内に帰って来れるほど220kmは甘くはありません。
ふれあいの水で水分補給。



