自転車乗りが幸せになれる理由 |
前回からの続きです。
笠杉峠をクリアすれば
瀬戸内海に向かって殆ど下り基調が続きます。
県道6号線を安積橋から国道29号線に合流すると
ゴールに向かっていよいよカウントダウンです。
「バスク輪さん!
一宮のコンビニで最後の補給をしよう!」
走行距離は私で約190km、
バスク輪さんは既に約200km。
コンビニに入った時
既に午後6時半を過ぎていました。
バスク輪さんの表情には疲労の色が濃く現れています。
そんなバスク輪さんの表情を見て
私はあるエピソードを話し始めました。
「去年のミッドナイトエンデューロの前だったかなぁ・・・
単独で出石に行ったんだ。
もちろんエンデューロに向けてのトレーニングのつもりだったんだけど・・・
その時は、究極のマイペースを探るべく
自分にとってはそこそこの強度で走り続けた。
だからこのコンビニに辿り着いたときは疲労感が凄くてね。
とにかく塩気の利いた食べ物が欲しかった。
たぶん大量の汗をかいて体が塩分を欲していたんだと思う。
私がここで買った補給食はね
1リットルのスポーツドリンクと、
なんと、チャーハンと唐揚げだった。
もう晩御飯って感じの補給だったけどね。
チャーハンと唐揚げの塩気が美味くてさ・・・
あの時の味は忘れられないよ。
今日は二人だったから
その時ほどの疲労は無いんだけど
チャーハンを見たら思わず買っちゃったよ」
「へぇ~そうなんすね。
僕も塩気が欲しくてカップラーメン買いましたよ」

私は苦しかった思い出をバスク輪さんに語っているのではなく
楽しかった思い出として話をしたんです。
一日中、それこそ、朝から晩まで
12時間以上も自転車を漕ぎ続けた事が
何が楽しかった思い出なんだ?
そう思われる方もあるかもしれませんね。
私が何度も200kmを超える距離を走るのは
ストイックでも何でもないんです。
どちらかというと
ストイックの全く逆、
自分の快楽のために走っていると言っても過言ではありません。
私は200kmオーバーサイクリングを走り切ったあとに訪れる
得も言われぬ幸福感を味わいが為に走っているんです。
その気持ちを表す最適な言葉を見つけられないのですが
敢えて表現するなら
「心地良い満足感」とか「爽快な充実感」とか
そんな言葉になるでしょうか。
更に、これは以前にも書いた事なんですが
ロードバイクで走ると
特に下り基調の追風なんて好条件の場面では
脳内からドーパミンという快感物質が出るんですよね。
これは景色が飛ぶように過ぎて行く刺激
つまり「流体刺激」によって
脳内にドーパミンという快感物質が分泌されるんです。
ジェットコースターが大好きっていう人の脳内にも
ドーパミンが分泌されているかららしいです。
もしかしたらなんですが・・・
200kmオーバーサイクリング後の幸福感は
ランナーズハイなのかもしれないなと感じています。
これはエンドルフィンという脳内麻薬なんですけどね。
プラス、走行中のドーパミンでしょ。
自転車で走るのが止められないのは
そういった脳内物質による快感が強烈なためなんですよ。
そして自転車の場合
そういった快感を仲間と共有できる。
これは脚が合う(走力が同程度)という条件が付きますが
一緒に走る事で
そういう得も言われぬ幸福感を仲間同士で共有出来るんですよね。
これは非常に自転車の優れた部分では無いでしょうか。
幸福感を共有できる仲間と絆を深められる事自体
物凄く幸せな事だと思うんですよね。
走行距離…230.42km
時間…09:36:46
平均速度…23.97km/h
最高速度…54.30km/h
平均CAD…79
積算距離…3143km
消費㌍…4993kcal
補給食…###kcal
心拍…Ave.133 Max.###
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
因みに獲得標高は2000mオーバーだったそうです。
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珍坂行かれたんですね。文章が面白くて、ブログ読むとまた行きたくなります。
最近は持病の腰痛と戦いながら、ボチボチやっております。
またご一緒できる機会があるといいですね。
なかなかいいコースでした。
お陰でレパートリーが広がりました。
持病の腰痛が心配ですね。
自転車のポジションは大丈夫ですか?
走っていれば
またご一緒出来る機会に恵まれるかもしれません。
是非、腰痛を克服してくださいね。

