佐用町が主催する初めてのロングライドイベント |
私が住んでいるところは兵庫県南西部。
播磨の国の西側という事で西播磨と呼ばれています。
手前みそにはなるんですが
交通量が少なくて走りやすい道が沢山あって
ローディーにとって天国であると思います。
私のブログにも
多くの西播磨の地名が出てきます。
その中でも「佐用」という地名は
最も頻繁に出てくる地名のひとつではないでしょうか。
もちろん、地名が頻繁に出てくるという事は
私がしょっちゅう走っているという事です。
グルメライドなら佐用のホルモン焼うどん
紅葉なら佐用の大イチョウ
歴史なら宿場町平福の川端風景・・・
そして何より千種川沿いの下り基調の道を走るのが快感なんです。
私のホームコース中のホームコースです。
だから、心の中でふと思う事があったんですよね。
このコースでサイクルイベントがあればいいのに・・・
しかし、佐用は今一つ知名度が無い・・・
だから無理だろうなって思ってたんです。
例えば淡路島ロングライドは
淡路島自体有名ですしローディーの聖地です。
佐渡ロングライドも然り、
佐渡は有名ですし、どこか憧れます。
ツールド能登もそうです。
四万十ドラゴンライドも四万十川は有名で
どこかロマンを感じるじゃないですか。
その中で「佐用ロングライド」ってどうでしょう?
まず「佐用」ってどこ?ってなりますよね。
じゃあ「西播磨ロングライド」は?
これも範囲を広げたところで知名度は
そんなに高くないですよね。
要は、その土地の名前が付いたロングライドで
その土地を走ってみたいと思うかどうかなんですよ。
淡路島にしても佐渡にしても能登にしても四万十川にしても
そこを自転車で走ってみたいと思わせる力があるじゃないですか。
しかし残念ながら「佐用」にはありません。
だからロングライドを企画したところで
人が集まらないんじゃないか・・・
そう思っていました。
ところが
facebookで佐用町が周辺の自治体と協力して
ロングライドイベントを企画している事が分かりました。
その名も「いなちくロングライド」
「いなちく」って何?ってなりますが
これは主催者側の造語のようで、
因幡街道と千種川を走るから「いなちく」
募集は300人・・・
う~ん・・・
「いなちく」で人が呼べるのかぁ?
私は心配になりました。
と、同時に
なんとか成功してほしいなと思いました。
自分がしょっちゅう走ってるところが
ロングライドイベントのコースになる・・・
知名度の無い土地に住むローディーの夢が叶うのです。
その夢が叶うのですから
出来れば、
いや、何としても成功裏に終わって欲しい・・・
せめて私が参加する事で300人の参加枠の一人が埋まる。
私は迷うことなく参加を決めました。
そして自分の自転車仲間にも呼びかけました。
しかし、やっぱり
地元の者が地元のロングライドイベントに参加するってどうなんでしょうね?
しょっちゅう走っている道を
わざわざお金出して走るって・・・
よそから来た人こそ走る価値があるのでは?
私は、ハナッから募集している人数が集まらないものと決め込んでいました。
しかし、その後の様子をfacebookで見ていると
どうも私の予想は外れたようで
早々に300人の募集枠が埋まり、キャンセル待ちが発生するほどでした。
「いなちく」というネーミングでも人を呼べているんです。
コースは千種高原を含む約80km・・・
ロングライドイベントとしては短い方です。
一体どんな人が来ているんでしょうね?
11月13日(日)当日
会場の佐用町役場へ向かう道中
西播磨は深い霧に包まれていました。
佐用町が開催する最初のロングライドイベント・・・
果たして
成功裏に終わるのでしょうか?
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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