一丁あがり!美熟女がロードバイクに乗った日 |
人を喜ばせるサイクリング
いつもは自分が気持ちよくなるために走っている。
しかし、ほんの少し、人を喜ばせるために走ってみないか?
この記事は2月14日(日)の出来事を書いたものです。
前回からの続きです。
さて、だるま珈琲で美熟女に声を掛けられた私・・・
ローディーをちょっと斜めから見てるようなご婦人に如何に立ち向かうのか?
「自転車ねぇ・・・
最近よく見かけるけど
私・・・自転車なんて、しんどいのによく乗るわって見てるわよ」
「あのねぇ~
僕らが乗る自転車は、しんどくないの
けっこう高いのに、しんどかったら売れないでしょ!」
「でも、自転車は自転車でしょぉお?
そんなの、やっぱり、しんどいわよぉ~」
「もしかして、自転車に乗ってる人って
健康のためや体を鍛えるために
しんどいのを我慢して乗ってるって思ってません?
そうだとしたら全然違うんですよねぇ~
僕たちはね、気持ちいいから乗ってる」
「気持ちいい?」
「そう、多分、殆どの人が
健康のために乗ってるんじゃないです。
気持ちよくなるために自転車に乗ってたら
結果的に健康になったって人は多いと思うけど・・・
健康になるためは目的じゃないんです」
「気持ちいいねぇ・・・」
「自転車の気持ちよさっていうのは・・・
例えば、スピードの気持ち良さってあるじゃないですか。
車だったら一般道をチンタラ走ってるよりも
高速道路を飛ばした方が気持ちいい。
ジェットコースターが気持ち良かったり
スキーだって気持ちいでしょ。
スピードが出ると景色がスッと流れて
それが刺激となって脳内にドーパミンと言う快感物質が分泌されるんです。
いわゆる脳内麻薬と言うやつです。
ロードバイクに乗るとそれが出る」
「へぇ~
私、スピード狂だったりして」
「それじゃあ、なおの事、自転車、向いてますよぉ~」
「でも、事故とか怖いじゃない?」
「確かに、それはそうです。
車と違って体がむき出しですからね。
やっぱり、安全な乗り方っていうのがある。
そういうのは、経験者に教えてもらった方がいいですね。
ここに来ればマスターだって教えてくれるし
他にも自転車に乗ってるお客さんが居ますから・・・」
「その、だるま珈琲のジャージ、
何人くらいの人が着てるの?」
「う~ん・・・36人くらいかな」
「そんなにいるの!
私、なんていうのかしら・・・
ベタベタした人間関係っていうか
そういう束縛されるのが嫌なのよね」
「あっ!そんな人、めっちゃ自転車に向いてますよぉ~
サドルの上は一人きりじゃないですか。
だからね、自由なんですよ。
自分のペースで走ればいし
綺麗な景色が見つかれば立ち止まれる。
コンビニのサンドイッチでも何でもいい。
リュックに入れて気に入った景色があればそこでお昼にする。
綺麗な川を見ながらサンドイッチを食べる・・・
そんなのでいいんですよ」
「ふぅ~ん・・・」
「そのうちね、だんだん遠くへ行けるようになる。
ママチャリだったら、ここから竜野駅行くのも凄いと思うかもしれないけど
ロードバイクならあっという間なんですよね。
最初は20kmや30kmしか走れなくても
そのうち100kmや200kmも走れるようになる。
私の知ってる女のローディーは300km走り切りましたよ。
そんなアスリートじゃなくて普通の人なんですけど
放浪するみたいにマイペースで走れば
走れちゃうんですよ」
「300km?」
「そうですよ。
それもこれも健康のためじゃなくて300kmです。
自分の力だけで遠くへ行けたら
そりゃ気持ちいいですよ。
達成感で・・・」
「そりゃそうよねぇ・・・」
「それに、自転車に乗るとね
風に乗る感覚を味わえるんですよ。
これを地上で味わえるのは自転車だけじゃないかな。
例えば風がビュービュー吹いて
その辺のトタンの看板なんかが倒れたり
風が強い時って騒がしいじゃないですか?
ところが風に乗るとね
静寂になるんです。
風が吹いてるのに静かになって会話もよく聞こえる。
落ち葉が自分の進行方向と同じ方向に転がって行って
力をさほど入れなくてもスゥーって進む。
そのスゥーって進む感じが如何にも風に乗って滑空してる感じなんですよね。
鳥ってこんな感じで滑空してるのかなと思う。
これがね、ほんとに気持ちいいんですよ」
「へぇ~
でも、こういう自転車って乗るのが難しそうじゃない?
バランス感覚っていうか
そういうのが必要なんでしょ?」
「いや、そんな難しいってことは無いですよ。
ママチャリに乗れるんなら乗れますよ」
「えぇええ?ほんとぉおお?」
「ホント!ホント!」
そんなやり取りを聞いていたマスターが
カウンターの向こうからやって来て
自分のロードバイクをスタンドから外しました。
「ええから、乗ってみ!」
「いいですよぉ~」
「そんなこと言わずに、
表を少し走るだけ。
乗ってみなきゃ分かんないでしょ?」
「ええぇ~
そうぉ~」
「いいから、いいから!」
マスターは彼女を半ば強引に表へ連れ出しました。
他のお客さんは、取りあえず、まあ、ほっといて・・・
マスターと私は簡単に操作方法を説明。
「わっ!サドル、タカっ!」
彼女はぎこちなく走り始めました。
「おっ!ちょっと恐々だけど・・・
けっこう様になってるよね」
農協の駐車場でUターンして戻ってくる彼女の顔が明るい。
マスターの前で停車すると・・・
「あっ!」
こけた!
彼女は止まる時、脚が届かずにバタンと倒れてしまったのです。
(こりゃ、マズいな)
「マスターゴメ~ん!
自転車、大丈夫かしら?」
「大丈夫!大丈夫!」
「それなら良かったぁ~
マスターありがとう!
これ、面白いかも!」
「じゃあ、俺の自転車にも乗ってみたら?
マスターのよりポジション的に扱いやすいと思うよ」
「そうぉ~?
じゃあ・・・」
「おっ!2回目は一回目より相当慣れた感じで走ってる!」
「カッコいい!カッコいい!」
「写真撮るよぉ~!」

「やっぱ、やってみないと分かんないものね!
ママチャリと全然違う!
めっちゃ軽い!
スゥーっと進む!」
「でしょ?でしょ?」
「これイイ!
面白い!」
「ねっ!ねっ!」
「それにね、たったあれだけの距離だったけど
ドーパミン出たわよ」
「ほんとっすかぁ~」
「私、ハマるかもぉ~」
「うん、うん!」
「でもねぇ~
最初は車が来ないところで練習しないとって思ったわ。
さっき、こけた時、車道側にこけてたら大変だものね」
「そうですねぇ~
それならサイクリングロードを走ればいい」
「サイクリングロード?」
「車から隔離された自転車の道」
「そんなのがあるの?」
「片鉄って聞いたことがある?
岡山県の片上鉄道が廃線になったんだけど
その廃線跡を利用してサイクリングロードになってる。
所々に駅舎やらトンネルとかあってね。
平地ばっかだし面白いですよ。
初心者を連れて行くならココってところです」
「へぇ~そんなのがあるんだ・・・
片鉄っていうのは聞いたことあるけど
そこが今、そんなふうになってるのね・・・」
「こういう自転車は車輪が簡単に外せて車に積めるんです。
サイクリングターミナルって所に駐車場があるから
車に積んで行けばいい」
「よし!そこ行こ!
日にち、決めといて!」
女性ローディー!
一丁あがり!
走行距離…51.73km
時間…2:35:14
平均速度…19.99km/h
最高速度…47.80km/h
平均CAD…77
積算距離…45838km
消費㌍…1029kcal
補給食…###kcal
心拍…Ave.115 Max.128
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
何だかいい感じで引き込めました。
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がっつり布教してますね(笑)
臨時走会はさすがの人数ですね。
そうやって、自転車名嘉真が増えていくと楽しいですよね。
乗り方様になってますねー!!
しかもピースまでしてるっ☆
そーやってロード乗りが増えるのって楽しいですねっ(*´ー`)ゞ
皆で走ると楽しさ倍増!
苦しさ半減ですもん(笑)
グループで走ると100キロでも大丈夫なのに1人だと直ぐに挫折しちゃうんですよね;^_^A
特に心拍計は初心者には難しいペース配分をおぼえる上で
物凄い武器になります。
このブログ内検索で「きのこだけさん」を入れると
初心者に役立つかもしれない記事が出てきます。
その中で特に「100kmオーバーライドのための基礎知識」っていうのがあります。
http://clays.exblog.jp/20942780/
一度、目を通してみて下さいね。
私のブログがよしあきさんの自転車ライフに貢献していることが嬉しいです。
だるま珈琲はしょっちゅう行ってますから
本当にお会いできるかもしれませんね。
その時、お互いに、だるまジャージ着てたりして(笑)

