積極的な違和感 |
最近、だるま珈琲のマスターを中心とした朝練が盛んです。
最初は、マスターが店の仕込み前までに万葉岬を上るというトレーニングでした。
もちろん、やり始めた頃は単独でした。
それが、その朝練に参加するローディーがチラホラ現れて
遂にはバイソンさんが「モーニング万葉!観測隊」を発足させると
多くのローディー達が朝練に万葉岬を上る様になったんですね。
(隊長のバイソンさんは欠席が多いですけど・・・)
平日の何日か、朝練が続くようになってくると
人が集まりやすい土曜日は特別メニューを組もうかということになり
4時半から出発してヒマワリ畑を見に行ったり
飛龍の滝を見に行ったりするようになりました。
もちろん基本は、はりまシーサイドロードから万葉岬を上るコースですけどね。
私は仕事で参加出来ないんですけど
話を聞くと、やっぱり羨ましいんですよね。
そこで、私でも参加出来るように日曜日の朝に開催してもらえるように
作戦を立てる事にしました。
いつもは土曜日の朝にやっている事を日曜日にやるというのは
簡単なようでハードルは高いかもしれません。
やっぱり、土曜日の朝が都合がいいから土曜日の朝にやっているわけで・・・
それなら日曜の朝でないと出来ない目的をつくればいい・・・
さて、日曜日の朝でないと出来ないものとは?
漠然とそんな気持ちを持って新聞を読んでいると
地方版に新舞子の記事が出ていたんです。
新舞子とは 兵庫県たつの市御津町にある海岸なんですが
ここは大潮の時には広大な干潟が姿を現します。
特に朝日と干潟のコラボレーションが美しいと書いてありました。
そしてその美しい干潟の朝のを見物するには
大潮と日の出が重なる時間帯に限定されます。
そして、その日が11月15日、日曜日だったのです。
私は朝練のメンバーにモーニング万葉!観測隊ならぬ
モーニング干潟!観測隊を募りました。
するとどうでしょう!
10名もの参加表明を頂きました。
これで念願の朝練も実現出来ると思いきや・・・
天気予報が思わしくない。
15日は雨マーク。
私は降水確率が40%以上なら中止する考えでした。
これで雨の予報が確定すれば御破算です。
しかし天気予報は非常に微妙でした。
降水確率は午前0時~6時までは60%
午前6時~12時までは20%・・・
簡単に降水確率40%以上なら中止と判断出来ません。
そこで天気が回復傾向にあるという事で決行を決断しました。
だるま珈琲前に午前5時30分集合。
この集合時間はいつもの朝練と同じ。
違うのはその目的地が万葉岬ではなくて新舞子の干潟であることです。
私が目を覚ましたのは午前4時過ぎ・・・
一週間の仕事の疲れが抜けきれないまま目覚めなくてはいけません。
(みんな、よくこんな時間に起きれるよな)
そう思いながら真っ先に外に出て天気を確認しました。
(おっ、雨、上がってる)
夜明け前の雨上がりは真っ暗な曇り空でした。
路面はかなりウエットでしたが
天気は回復傾向、雨に濡れて走らなくて済みそうです。
簡単に朝食を済ませた後
丸臨ジャージに袖を通すと
テールランプを点滅させてヘッドライトオン!
暗闇の中をだるま珈琲に向けて走り始めました。
まだ街が起きていない静寂の中を
濡れたアスファルトをライトで照らしながら進む・・・
他人が活動していない時間に活動するという独特の違和感・・・
否定的な違和感ではなくて
積極的な違和感とでも言うのでしょうか。
これが朝練に向かう気持ち?
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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