気持ちよく走れた理由(わけ) |
前回からの続きです。
出石皿そばを15皿平らげた後は
血液が胃袋に取られて脳に行かないのかもしれません。
眠気が襲ってきました。
自転車を漕いでいるのに眠くなんかなるのかよ?
そんな風におっしゃる方がいらっしゃるいますが
自転車を漕いでいても眠くなります。
日頃の睡眠不足が影響しているのでしょうか?
大屋川沿いを上流に向かって上り基調、やや追い風・・・
黙々とぺダリングしていると
なんと、またもや対向車線にハンセルさんの姿が見えるじゃないですか!
「おおおおっ!ハンセル君!」
事実は小説よりも奇なり・・・なんて言葉がありますが
偶然という言葉では片づけられない程の偶然です。
私がもう少し早ければ、
宮垣の交差点を通過してハンセルさんと再会する事は無かったと思います。
私が蕎麦を食べている時間と
彼がハチ高原を攻めている時間がほぼ同じだったのでしょうか?
私がコウノトリを見るために立ち止まったから
二度目の再会を果たす事が出来たのかもしれません。
本当にコウノトリの不思議な力が私たちに影響を及ぼしていたように思えました。
私は、この偶然が重なった瞬間を逃さない様に
ハンセルさんに駆け寄りました。
「どうだった?ハチ高原は・・・」
「う~ん・・・」
ハンセルさんは答えを少しためらいました。
「タイムはフラペで初めて上った時と変わりませんでした・・・」
「そう・・・でも100kmほど走ってのアタックだし・・・
さら脚で攻めてたら、また違う結果だったと思うよ」
「そうですかねぇ・・・」
「それはそうと、せっかく出会えたんだから
もう少し、ゆっくり話そうよ。
たしか向こうに公園があったはず・・・
そこで話しよう。
今、眠くって仕方無かったところさ
いい目ざましになる」
私にとっては引き返す事になるのですが
ほんの数キロ戻るだけで彼の心模様が聞けるのなら
全然苦ではありません。
「じゃ、行こか!」
二人の自転車乗りは二度目の再会を持って進行方向が同じになりました。
自転車乗りは進行方向が同じになるだけで仲間と認識するのです。

数ヶ月間の空白が埋まる気がしました。
そして公園に到着して、事情聴取!(笑)

「これかぁ~
ホント証拠写真だな」
「ですねぇ~
僕はブログとかはやってませんからね」
「冬場、自転車から離れてる感じだったでしょ。
スノボやるんだから仕方ないんだけど・・・」
「でも、facebookを通じて、みんな(ディーさん、バスク輪さん、セーテンさん、コージ君)
の上達ぶりは見てましたよ。
みんな、凄いですよねぇ~」
「ホントにみんな凄いねぇ~
淡路島2周したり、300kmオーバー走ったり・・・
200kmオーバーサイクリングなんて普通に走ってるもんなぁ~
昔はね、200kmオーバー走るなんて、そりゃ凄い事だったんだよ。
今は自転車始めて1年ほどで200kmオーバーだもんな」
「だから・・・自転車に乗れるシーズンになって
僕もみんなに追いつこうと思ったんです。
それで、コソ練やってました」
「なるほど・・・それで、今日が初めての200kmオーバーに挑戦だったんだね。
自転車には乗っていなかったけど離れたわけじゃなかったんだ」
「ええ、でも、なかなか追いつけなくて・・・
100km走ってアベレージ25km/hを目指してるんですが
壁があるんですよね。
頑張ってもアベレージ24.8km/hとか・・・」
「確かにアベレージ25km/hで走れると
そこそこ乗れる人って感じがあって
確かに壁みたいなものがあるかもしれないね。
でもね、人それぞれでね・・・
速い人は乗ってすぐに、アベレージ25km/hなんて突破しちゃう。
要は、自分が向上する事の喜びだと思うよ。
昨日の自分より速くなれば嬉しい・・・それだけ」
「やっぱり、速い人って、乗ってすぐに速いんだ・・・」
「自転車もスポーツだから素質ってのが大きい・・・
持久系のスポーツは特にそんな気がするけど・・・
でもね、ハンセルさんも凄いよ!
自転車歴1年ほどで
初めての200kmオーバーサイクリングがハチ高原でしょ
私がロード乗りたての頃なんて200km走る発想すらなかった。
逆に聞きたいんだけど
何でみんな、そんな、促成栽培みたいに200km走れるのよ?」
「環境・・・ですかね・・・
今はネットとかあって情報が入りやすいじゃないですか
それに、コギコギさんの周りの人って
みんな200kmとか走るから、ああ、それが当たり前なんだって・・・」
「へぇ~
そんなもんかなぁ・・・・・・・
ハンセルさんね、
今の感じだと、
100km走ってアベレージ25km/hっていうのは達成できると思うよ」
「いくでしょうか?」
「いくね」
ハンセルさんの中で
初心者ばかりを集めて走った練習会の時のみんなが
まぎれも無く「仲間」だったんですよね。
ドラフティングしながらの列車走行・・・
先頭交代の練習・・・
彼等は一体となって同じ方向を向いていたんです。
色んな意味でね。
進行方向が同じになる事でハンセルさんは仲間であると認識した。
だからこそ、冬の間、facebookを通じて見ていたのです。
僕も負けたくないと・・・
私はハンセルさんと別れてから
再び大屋川沿いの上り基調に戻りました。
坦々とぺダリングしながら色々思いをめぐらせました。
そして、少し、いい気分になりました。
いい心模様を眺められた・・・
その後、私は眠くって
富土野峠の上りはグダグダ下りはトロトロ・・・
あまりの眠さに仮眠出来る場所を探しながら下ったんですがなかなかありません。
結局、国道29号線までもう少しの揖保川沿いのベンチで仮眠しました。
単独なら仮眠しようが休憩しようが自由ですからね。
少し眠ると頭スッキリ!
無理せず仮眠して正解です。
サイコンを見るとアベレージが25km/hオーバーを狙えそう・・・
「ハンセルさんの手前、俺もアベ25km/hオーバーで走らなきゃ!」
眠気が取れたので
あとの下り基調は踏みました。
もちろんハンセルさんの顔を思い浮かべて・・・

時間…8:57:05
平均速度…25.17km/h
最高速度…59.36km/h
平均CAD…80
積算距離…41328km
消費㌍…4787kcal
補給食…###kcal
心拍…Ave.136 Max.###
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
私もなんとか200kmオーバーをアベレージ25km/h以上で走る事が出来ました。
そしてこの日から9日後、ハンセルさんから短いメールが届きました。
「距離111.6km アベレージ26.5km/h 獲得標高769m」
ハンセルさんは見事に100km走ってアベレージ25km/h達成しました。
ねっ!私が、「いくよ」って言ったとおりでしょ(^_-)-☆
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すでに200キロオーバーをクリアする立派なローダーに成長されてたんですね♪
おめでとうございます。
コギコギさん、教えてください。
100キロをAve25キロで走れるようになったら
Ave25で150キロ、次はAve25で200キロと距離を伸ばしていくの方が良いのでしょうか。
それとも、100キロをAve30を目指して繰り返す・・・という方向がオススメですか?
淡路で週末、後者にトライ中ですが、「これで良いのだろうか?」と考えたりです。
「コギコギレッスン/通信教育版」的でスミマセン。
お考えの範囲で、ぜひ教えてください。
今、もの凄く伸びている状態なんだと思います。
自転車に乗りたい!
そして速くなりたいって思っている時は
徐々にでも、速くなっているんですよ、きっと・・・
これからが楽しみですね。
200kmをAve25kmで走れるようになるのは
そう、難しくは無いと思うんですよね。
でも、100kmをAve25kmの人が
100kmをAve30km/hで走れるようにするには
それは大変な努力とトレーニングが必要になります。
アベレージっていうのは結局有酸素運動能力ってことでしょうか。
それを底上げしようって事ですから・・・
トレーニングによってAT値(無酸素運動と有酸素運動の境)が上がればアベレージは上がりますもんね。
今まで心拍が130拍で走り続けていた人が
トレーニングによって140拍で走り続ける事が出来るようになると
心拍10拍分、速く走り続けることが出来きますよね。
ですから、100kmをAve30km/hを目指して走るというのが、いいのではないでしょうか。
私の経験から気になる事がありますので一応書いておきますね。
アベレージを高くしようと思って走ると
人によっては、少し乱暴な運転になったりします。
信号が変わり鼻に突破しようとしたり、
狭いところを無理やりすり抜けようとしたり
集落内徐行をしなかったり・・・
また、急ぎの心理が働いたりもします。
人間、急ぐと省略するんですよねぇ~
何を省略するかって言うと「安全確認」なんです。
アベレージを落とさないがために
目が三角になって走ると落車や事故に繋がります。
アベレージはトレーニングをすれば
あとから付いてくるものだと思うんですよね。
決まったコースを何回か走っているうちに
1年前は平均心拍が140前後でアベレージは25km/hだったけど
今は同じ心拍でアベレージが26km/hくらいになったとか
もしくは、1年前は平均心拍が140が精いっぱいだったけど
今は150で走っているとか
そんな感じでしょうか。
色々なコースでデータを取って分析する事でモチベーションが上がります。
これは誰でもやっている事ですが
アベレージに囚われるあまり
「安全に走行する」という事を見失わない様にして下さいね。

