空腹で挑まなければならなくなった勾配15%オーバーの若杉峠 |
前回からの続きです。
ハチ高原を上り切って走行距離的には折り返し地点です。
そう、ゆっくりともしていられません。
「おーっ!まだ雪、残ってるよ!」

瀬戸内育ちのメンバーは雪を見ただけでテンションが上がります。
「ここから先は私が先頭で・・・
この先、勾配はきついし、路面も荒れているところがある・・・
それに民宿街を通るから、慎重に行こう」
一行は、私を先頭に急勾配を下り始めました。
「コギコギさん!思い出した!
この道、学校のスキー合宿で
民宿へ帰るのにスキーで下った道ですよ」
「そう、そう、この道はそういう道だね」
大久保、福定の民宿街は急勾配の上にカーブもキツイ!
下ハンを握り、ブレーキレバーに手を掛けたまま下ります。
もちろん、声を出して後続に危険を知らせます。
「グレーチングぅ~!」
「ブレーキぃ~!」
「段差ぁ~!」
梨ヶ原くらいからは、急カーブは無くなり勾配も幾分緩やかになりますが
アスファルトの傷みが激しいので気が抜けません。
下りで速度がのっているのでアスファルトから伝わる振動が半端無いのです。
この道は冬の間、ブルドーザーやグレーダ等の除雪車が
しょっちゅう除雪しているので
どうしてもアスファルトがめくれたり穴があいたりするんですね。
やがて勾配が更に緩やかになって県道から農道へ移ると
関宮からそのまま加保坂への上りが始まります。
私の記憶が確かなら加保坂は冬季通行止めだったはず・・・
琴引トンネルが完成してからは
冬にわざわざ勾配のキツイ峠道を上る理由は無いのでしょう。
この加保坂も九十九折れが連続する峠で
ノーマルクランク&貧脚の私は、のっけからギヤを使い果たしてしまいました。


私はケイデンスが低すぎてリズムどころではありません。
まるで筋力トレーニングの様にのっしのっしと上ります。
そのせいか、みんなに申し訳ないくらい心拍が低い。
138~144拍といったところでしょうか。
相変わらず、コージ君とディーさんが飛び出して
その後をバスク輪さんが追って、
最後に私が大幅に遅れて上って行くというパターン・・・

坂を上ったご褒美としては弱いんですよねぇ~
花が咲き乱れるような美しい場所を想像して上るとガッカリするかもしれません。
ちなみに下の写真が加保坂の頂上の写真です。

エネルギーはしっかり消費します。
「コギコギさん、腹減りました・・・」
「加保坂を下れば店があったと思うんだけど・・・
そこで補給しよう」
補給が楽しみで空腹を我慢して加保坂を下ります。
そして、あゆ公園の西側へ出ると橋を渡って右折、
県道48号線を大屋川に沿って進みます。
暫く進んだ後、私は重要な事に気付きました。
「あっ!」
「どうしたんすか?コギコギさん・・・」
「補給食、持ってる?」
「いいえ、持ってませんよぉ~
この先、どこかで補給するんでしょ?」
「いや、それが・・・その・・・
この先、お店・・・」
「無い」
「えっ?マジッすか?」
「マジ・・・」
「スーパーは、あゆ公園の東側・・・
今、俺達、あゆ公園の西側・・・
通り過ぎてる・・・
俺、勘違いしてた・・・」
補給はハチ高原でスプライトを飲んだくらいです。
その後、標高590mの加保坂を越えました。
峠を越える場合、エネルギー消費が激しいので
平地を移動する時よりも余分に補給するのがエネルギーマネージメントの基本です。
この先、分水嶺の若杉峠を越えなければならない事を考えると
この時点で補給しておかなければエネルギー不足となってアウトかもしれません。
アウトと言うのはハンガーノックになって動けなくなるという事です。
「実はこの先の若杉峠なんやけど・・・
15%超えが結構ある・・・
しかも・・・距離もある・・・」
「マジッすか?」
「マジ・・・」
「更に・・・」
「更に?」
「若杉峠越えて、道の駅はがまで
補給ポイントが無かった気がする・・・」
「マジッすか?」
「マジ・・・」
「ところでみんな、
ヴァーム飲んで来てる?」
「一応、飲んでますけど・・・」
「そ、それじゃあ、なんとかなるかな?」
(^_^;)
ハチ高原はスキー場でしたよね。
若杉峠は峠の途中に若杉高原大屋スキー場があり
峠を越えたところに新戸倉スキー場、ばんしゅう戸倉スキー場があります。
言いかえれば、ハチ高原に負けて無いんですよねぇ~
上りの勾配だけを考えると若杉峠の方がキツイです。
腹を減らした私たちの前に若杉峠が壁の様に立ちはだかっていました。
果たして無事に越えられるのでしょうか?

今日はここまで書いて時間切れ・・・
続きは後日書くつもりです。
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以前コメントさせていただいた者です。
そしてまた但馬にお越しいただきありがとうございます。
少し前にロードバイクで登りました。
冬のハチ高原はスノーボートにはまっていた頃、毎週行ってましたが、まさか自転車で登る日が来るとは思ってませんでした(^^)
ミンナストイックダナァーww
最近、但馬にお伺いする率が高いですよ。
相生からだと200kmオーバーコースに最適なんです。
とうとうハチ高原を自転車で上られましたか・・・
車で上るところだという固定観念があるからこそ
自転車で上った満足感が大きくなるのかもしれませんね。
「ミズバショウ公園まで あとX km」
あの看板嫌いです。
なかなか減らないのは自分のせいなんですが、心の中で「分かっとるわボケ」と看板に罵声を浴びせながら登りました(~_~;)

