ハンセルさんの手紙 |
11月上旬、だるま珈琲のマスターからメールが入りました。
「今日、自転車コギコギ日記を見て来たといお客様がいらっしゃいました。
彼は30歳くらいの真面目そうな方で
店を出るときに、是非これをコギコギさんに渡して下さいと
神妙な面持ちで手紙を渡されました。
最近、ロードバイクを買った初心者のようですが
仲間がおらず、いつも一人で走っているとおっしゃっていましたよ」
翌日の夜、私は仕事帰りに
だるま珈琲に寄って手紙を受け取りました。
いつも一人で走っているという事・・・
自分の走り方でいいのかどうか経験者に見てもらいたい事・・・
マナーよく安全に走りたいと言う事・・・
そして、もっと遠くへ走りたい事・・・
そのために私と一緒に走りたい事・・・
ハンセルさんも多くの人がそうであるように
インターネットの海の中から私のブログに辿り着いたのです。
私がブログを書くようになって何年経つでしょう。
今では多くの方に私のブログを読んで頂けるようになりました。
ブログを書いている者にとって、それは喜ばしい事であります。
しかし、それと同時に自分の影響力が大きくなっていくことに戸惑いを感じています。
私はプロでもなんでもありません。
ただ、自転車が好きで乗っているだけ・・・
自転車に乗って24年経ちますが練習量も多くありませんし速くもありません。
それなのに自分の書いた記事が多くの人に影響を与えている事実・・・
「競技経験も無く、速くもない者が他人に教える資格などあるのか?」
「素人がいい加減な事を教えるから状況が悪くなる」
そういう御批判を私にはどうこう論じる資格は無いでしょう。
なぜなら私が立派な素人であるからです。
しかし、今の自転車ブームの中、膨大な数の初心者たちに
リアルに対面して教える事の出来る玄人は、どれだけいるのでしょうか?
もちろん、リアルに対面して教える方が確実に伝わるという考え方もあるでしょう。
しかし、対面して教えたところで、自分が教えた人たちが
その後、正しく走れているかどうかを検証出来なければ
本当に正しく伝わったかどうかは分からない。
それは教えっぱなしで、発信するだけのネットのブログと同じではないでしょうか。
仮に検証出来たとして、そこで自分が教えた事が正しく伝わっていなかったのなら
教えた者は直ちに訂正して伝えなおさなければならない。
そうしなければ今のネット社会では
自分が直接インターネットを通じて発信していなくても
結局のところ間違って広まってしまう危険性があるのです。
私が如何に影響力のあるブロガーだとしても
私をしめ出したところで何の解決にもならない。
ネットの海の中で、いい加減だと言われる情報が漂い続ける事に変わり無いのですから・・・
「ブログでは伝わらない」
私はそれを否定するつもりはありません。
しかし、ブログでも伝わるものがある。
自転車に乗っている時の躍動感や高揚感、
仲間との絆、達成感・・・
声を出したりハンドサインを出しながら乗る事・・・
安全に走行するという気持ち・・・
そういうものは伝えたいと思って書いてきました。
私が書いているのはタカがブログかもしれません。
しかし一生懸命書いています。
後に残りますから、いい加減な事を書きません。
テクニック的な事を述べている記事も
自分がやっている事を正直に書いています。
例えば子供たちが遊びを教え合うというのはよくあることですよね。
こま回しの上手い子が
縄の扱いはこうやるんだぜと教える。
ドッヂボールの上手い子が
目線と違う方向に投げれば相手をだまして当てられるぜと教える。
まさに素人が素人を教えている状態です。
しかし、子供同士の教えあいでも上手になるんですよね。
ブログもそういうものなんじゃないか・・・
きっちりしたスクールでもない。
ましてや自転車競技部でもない。
ブログでの情報が正しいとは限らない。
しかし、自転車文化が成熟する過程にある日本で
ブログもまた成熟に貢献するひとつのツールであると思うのです。
ハンセルさんにも私のブログを通じて私の何かが伝わったのだと思います。
だからこそ手紙をくれた。
だから、もちろん、一緒に走りました。
ハンセルさんのような素人や初心者達と一緒に・・・
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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とにかく、安全運転で自転車生活を楽しみましょう。
コギコギさん、住友輪業さん、リキさんのブログは、どの記事も欠かさず拝見しています。
お三人方に、この場をお借りしてお礼申し上げます!
皆さんのブログは、「技術的なヒント」、「自転車の楽しさ」、なにより「安全な走行」といったことを知ることのできる貴重な場所。ぜひ、今後とも、というか…より一層、色々と記事にして教えていただければ!と願ってます。
私の自転車生活、最初の3か月は膝痛との戦いだったんですが、「痛みは技術向上のチャンス」という風なコギコギさんの記事を励みに、なんとか克服できました! そんな風な人がたくさんいると思いますよ!
ご迷惑をお掛けしない程度に走れるようになったら、ぜひ一度、一緒に走らせてくださいね。
「初心者」と一括りされてしまいますが、私の様に「ケイデンス? 心拍? 補給?それなぁに?」…と
ホントになぁんにも知らない超初心者にとってはコギコギ日記は 必須!です。
勿論 ブログだけで伝える事には限界があると思いますが、「安全に走る」為に頭の片隅でも知っているのと知らないのとでは 大きな違いがあるのでは?
そして、そういう基本を教えてくれる人は非常に少ないのが実状ではないでしょうか。
どうせブログでは伝わらないからと言ってしまえば それまでです。 伝わらないかもしれないが 発信し続けて行く…
私は そんなコギコギ日記のファンですし、そのスピリットを掲げている臨時漕会のメンバーの一人でいられる事に感謝しています。
基本を学んで それから先は それぞれが それぞれの目指す自転車ライフに向かって行けば良いのですものね^_−☆
どんなに勇気のいる行為だったかを思うと
ハンセルさんの自転車に対する思いがどれだけのものか
想像がつきました。
またこの間の続きをやりましょう!
まだ伝えられていないものがありますから・・・
少しでも私のノウハウがお役に立てているのなら嬉しいです。
昔はね、自転車雑誌も少なかったですし
私はあんまり読まなかった。
もちろんネットなんて便利なものはありませんでした。
だからかもしれませんが
私が初心者の頃って万年初心者か?っていうくらい
上達が遅かったです。
でも最近の人をみて思うんですが
物凄い速さで上達しているように思います。
ロードバイク歴数カ月で150kmや200kmを走ってしまう人もいますからね。
そう言う事に少しでも貢献できているのなら嬉しいです。
「体の痛みの原因を追及していくことが
スキルアップにつながる・・・」
確かにそんな事書きましたねぇ~
何より私が膝、腰、アキレス腱などの痛みを克服してゆく過程でスキルアップした経験をもとに生まれた言葉です。
何の実績も無く、
ましてやプロでも何でもない私の経験も
役に立つとおっしゃっていただいて嬉しいです。
また一緒に走りましょう!
迷惑にはならないと思いますよ。
私、ごく普通の自転車乗りですから。
腰痛めてんのにテーピングして
まだローラー台やろうとしてたおばさんに
ただならぬものを感じていたのを思い出します。
ああ、そんな風に力任せに乗ったら故障するのに・・・
そう思ったらもう一緒に走ってましたね。
雨の日の佐用町を思い出します。
ごくごく普通のロードバイクが好きな人ですが
大好きなロードバイクに乗って怪我する人が出る事に
いたたまれなかった気持ちがあったように思います。
悲しい事故は無くしたい・・・
そういう気持ちはブログを書く上でのモチベーションかな。
もう少し、頑張ってみようかな・・・
ブログの内容もありますが、やっぱ人柄かなぁ?笑
ボクもコギコギさんと出会って安全に対する考え方が変わりました。出会う前は信号無視もしょっちゅうでしたが、今は模範生です(^^ゞ。
HN氏やワタシに走行記録をメールで送っていたのが、HN氏のすすめでブログをはじめ、あっという間に凄い「輪」に広がりましたよね
その広がりと共に、コギコギさんの自転車への想いも強くなっていったような気がします
そして、その思いに呼応するように輪が広がる…
スゴイことだと思いますよ
影響力も大きくなって、言葉を選び、文章にするのも大変かと思いますが、陰ながら応援してますので、「師匠」から「仙人」と呼ばれるまで頑張ってくださいね(爆)
P.S. 女性読者も多いので書きにくいかとは思いますが、フェロモンドラフティングとか新舞子の水着のおねーちゃんがどうとか…そっち系のあるあるネタも年に何回かはお願いしますね(笑)
人柄で増えているのなら喜ばねば!
ブログを通してレース会場でお会いして
今では立派なトライアスリートですからねぇ~
ボーンズさんが「チームジャージカッコイイっすね!」
ってしきりに言ってた事が思い出されます。
乗り手目線で安全に乗る為のコツや細かな工夫などを非常に分かりやすくまとめておられ、尚且つ楽しく読むことができます。
これからもコギコギ日記のファンとして応援しながら勉強させていただきます!
いつか臨時漕会の常識が日本の自転車文化の常識になる日が来ると思います(^-^)v
コギコギさんに 告白して良かった(/▽\)♪
コギコギ日記の魅力は その場にいたような気になれる(*´∀`)
コギコギさんの魅力は 滲み出る優しさじゃないですかね♪
自分としては特別な事を書いている気持ちは無いのですが
ちょっとした事が参考になるのかもしれませんね。
参考にしている人って、どのくらいいるんでしょうね?
自分でもよく分からないです。
今でもよく憶えています。
確かにブログを書くときに
臨場感のある文章を書くように心がけています。
読者の方に私たちのサイクリングを疑似体験してもらうイメージです。
そう受け取ってもらえているなら努力が報われたという事ですね。
優しいかどうかは分かりませんが
読者の方とは出来るだけ丁寧に接していきたいと思っています。