その作戦は、ちょっと危険なんじゃ・・・ |
いつものレースと違い午後から活動開始!
ミッドナイトエンデューロのスタート時間にエネルギーになる様に
私は少し早い夕食をラーメン屋で摂っていました。
ミッドナイトエンデューロはその名の通り
夜の8時にスタートします。
私は夜中の12時ゴールの4時間にソロでエントリーしました。
「わざわざ暗い夜に走る必要性が分かんない」
こういう言葉は何度も頂きました。
投光機が多数投入されているとはいえ
昼間のレースと同じ視界は確保できません。
ゴールが夜中の12時なら帰宅するのは午前3時・・・
遠方から参加すれば殆ど徹夜になってしまいます。
そんなデメリットを越えるメリットがあるのか?
私がミッドナイトエンデューロに出場し続ける理由は
その時間帯、体の調子がいいと感じるからです。
土曜の勤務は早く終わります。
仕事のあと夕方練をやれば決まって脚が良く回りました。
何故だろうと思って調べてみると
人間は起床後10時間が最も運動能力が高くなるという資料を発見しました。
陸上競技と自転車競技の世界記録の大半は午後に出ているという事実・・・
そして「夜は調子がいい」という自分の感覚から
ミッドナイトエンデューロは外せないレースとなったのです。
「俺は小さい時から夜型人間・・・
ミッドナイトエンデューロなら結果を残せるはずだ・・・」
もしかしたら思い込みかもしれない。
起床後10時間が最も運動能力が高くなるというのも眉唾かもしれない。
しかし、信じる者は救われるかもしれない・・・
冷房が効いた車から岡山国際サーキットの駐車場へ降り立つと
ムッとする様な熱気が体を覆いました。
この日、東北から九州、沖縄は晴れて、猛烈な暑さが続きました。
全国で最も暑かったのは滋賀県の東近江で、最高気温は38.8度。
姫路でも34.7度、福崎では36.2度を記録。
猛暑日地点数は今年最多の231で、全国のアメダスの約4分の1に達していました。
「暑いなぁ~
大丈夫かな、こんな暑くて・・・」
私が今までに参加したレースの中で明らかに最も暑い・・・
心配なのはボトル4本分で水分補給が間に合うかでした。
過去の経験からミッドナイトエンデューロは
4時間で4本のボトルで勝負出来ると踏んでいました。
しかし、これだけ暑いと
ドリンクの消費が予定を上回ってしまうかもしれません。
ピットインの回数が増えれば
それだけ走行距離は伸びなくなってしまいます。
車から降ろしたブリヂストンアンカーRFX8をピットへ搬入します。
駐車場から続く陸橋の階段を下りてパドックへ降り立つ・・・
「うわっ!アスファルトが焼けてる!」
サーキットのアスファルトは昼間の太陽を蓄熱して
今、まさに放熱しているかのの様に熱を発していました。
「コギコギさん?」
パドックに降り立ってすぐ私を呼ぶ声がしました。
「?」
「憶えてらっしゃらないかもしれませんね。
私、CAA10と申します。
秋のレースでコギコギさんの後ろに付かせてもらって・・・」
「そうだったの!
でも、よく私だって分ったね。
まだ丸臨ジャージ着てないのに・・・」
「ええ、自転車で分りましたよ。
黒のアンカーRFX8にマビックコスミック履いて・・・
今日、お会いしたら、お声かけしようと思ってたんです」
「そうだったのぉ~
今日は暑いね。
厳しいレースになりそうだよ。
お互い頑張りましょう!」
ピットに機材を搬入し終えた頃には
西日がピットの奥まで照らしていました。
臨時漕会のメンバーも準備に余念がありません。


まず、私が4時間ソロにエントリー
そして住友輪業さんをリーダーにkonoさんとマスターが4時間チームで出場します。
応援に駆けつけてくれたのは臨時漕会から
モーニングさん、フクちゃん、ヘイジさん
そしてメンバー外から、家ネコさん、ママチャリダーさん、途中からバイソンさんです。
特にフクちゃんは
臨時漕会マッサーとて参加します。
なんかプロチームみたいですね。
モーニングさんと家ネコさんはカメラマンもやってもらいました。
これだけでも大所帯なのに
偶然にも隣のピットには、のぶ吉さんが
「うわぁ~のぶ吉さん、久しぶりですねぇ~
レースの時は、いっつも会いますねぇ~
ちなみに今日もミニベロですか?」
「コギコギさん、今日はロードバイクですよ。
コギコギさんとはレースの時しか会わないですけどねぇ~」
他にも住友輪業さんのお知り合いやチキン野郎さんもいらっしゃって
ピットは活気にあふれていました。
この時点で、マスターはまだ到着しておらず
出走順も決められずにいました。
4時間チームの住友輪業さんとkonoさんで
スタートをどちらにするか話し合っていました。
「konoさん、スタートはkonoさんにお願い出来ますか?
先頭集団に乗って行けるところまで行きましょう。
40分で経ったら交代、2番手をマスターにしましょう」
「そして、コギコギさん!」
エッ?俺?
俺はソロだから関係ないんじゃないの?
「コギコギさんは、ドリンクの補給のためにピットに入らなくてもいいです。
僕がコギコギさんのボトルを運びますから・・・
せっかくチームもエントリーするんです。
協力態勢で行きましょう」
「エッ?マジ?」
レース中にボトルを運んでもらうなんて
まるでプロチームみたいです。
この作戦が成功すれば私はピットに入らず
ノンストップで走り続ける事が出来ます。
しかし、プロのロードレースとは勝手が違います。
チームカーからボトルを受け取って前に居るメンバーにボトルを運ぶのは
明るい昼間に行われます。
しかもメンバーの場所もハッキリしているし無線もある。
対して住友輪業さんがやろうとしているボトル運びは
サーキットの中で、どこをどう走っているか分らない私を
暗闇から探し出さなければなりません。
しかも私達に無線はありません。
「それは、ちょっと危険なんじゃ・・・」
「やってみましょうよ、コギコギさん・・・」
住友輪業さんのこの作戦・・・
吉と出るのか凶と出るのか?
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
今日はここまで書いて力尽きました。
続きは後日、書くつもりです。
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最近自転車のブログを読み漁り勉強させていただいているのですが、今回のコギコギさんの記事は凄く面白いです。
エンデューロ、チーム体制、ワクワクしますね。続きが気になって仕方ありません。果たしてこの後どうなったのか。
来年は明るいライトとサイコンを照らすライトを装備します!
そしてスタート前のアドバイス、どうもありがとうございました。いつも以上にドキドキしましたが、落ち着くことが出来ました(^o^)
次の週末・・・晴れますように・・・
車のチームでサーキットに行くときは トランシーバータイプのアマチュア無線使ってます( 〃▽〃)
ネットで簡単にてに入ります( ̄ー ̄)
厳密に言うと 免許などがいるんですがね~
チーム戦では無線があると、急なピットインなどの連絡が出来て、便利だなぁと思いました!
ただ、使用頻度は低いですけど。

