閑散としたサイクリングロードに高速列車がやって来た! |
前回からの続きです。
出走すると決めれば準備はサッサとやる。
ウエアーは臨時漕会ジャージの下にコンプレッションタイプの黒色のアンダー
レインウエア代わりにモンベルの撥水加工付きのウインドブレーカー
脚は生脚ですがレインシューズカバー代わりに普通のシューズカバーを装着しました。
ヘルメットの下にアンダーキャップ、グローブは指切りです。
雨が弱まってきたのを見て
駐車場を行ったり来たりしてアップします。
時折ブレーキの効きを確かめるようにブレーキングします。
「うゎ!効かねぇ~」
軽いギヤでクルクル回すペダリングでアップするのは
まるでLSDのようですね。
「間もなくスタート時刻です!
ゼッケンの順番に並んでくださぁ~い!」

私もギリギリまでアップしていましたがスタート地点に並びます。
その時、ふと心拍を見ます。
「67・・・低いな」
LSDをやって信号待ちなどで心拍が低くなる症状が
アップをやってからスタート地点に並ぶ事で現れたのです。
私は低い心拍を見て、内心、これはいけるかもしれないと思いました。
参加者同士がお互いのゼッケンプレートを見て並びます。
すると私の横に見慣れたチームジャージの人が・・・
チームヴェルジェの鎌ちゃんさんでした。
「あれ?鎌ちゃんさん、一緒?」
「そぉ~だよ!コギコギさんと同じスタート」
「チームヴェルジェは全員出走でしょ
気合い入ってますね」
「いやいや、今回、うちは新入部員(女性も含む)が走るんだけど
そっちのサポートに回る・・・
新入部員はやる気満々なんだけど
サイクルイベントも初めてなら雨中走行の経験も無い・・・
この天気でしょ
だからサポートに回ることにしたんだ」
「そうなんですか・・・
私は、とりあえず落車しない様に気をつけて走ります」

そりゃそうですよね。
こんな天候で走ろうっていう方が変わってる!
係りの人がスタートのカウントダウンを始めます。
「10秒前・・・5、4、3、2、スタート!」
スタートは緩やかな登りです。
パチン!
左足のクリートがハマると私はダンシングに切り替えました。
重いギヤで一気に左コーナーを抜ける!
心拍が上昇し口呼吸になる。
ハア、ハア、ハア・・・
雲海とは良く言ったものです。
時折、霧の中を抜けていきます。
いや、霧では無くて雲なのか?
最後に待っている地獄のヒルクライムをスタートして間もなく下る。
下りに差し掛かると20秒前にスタートした前走者の背中が見えました。
コーナーをクリアしていく度に車間が詰まっていきます。
一人か、二人・・・声を掛けて抜いた。
しかし、雨でブレーキが効かないからでしょう。
何名かが軽く渋滞している感じで下っていました。
「雨でブレーキの効きが悪くなっていますので下りは注意して下さい・・・」
スタッフのアナウンスが頭の中で甦ってきました。
(ここでのオーバーテイクは我慢しよう)
色々なスキルの参加者が走っているので
声を掛けて抜くにしても、どういう動きをするか分らないので
オーバーテイクせずに、そのままで走りました。
私の後続の方もオーバーテイクせずに減速しているようでした。
キィーッ!
ブレーキの音鳴りがすると後ろから
「ごめんなさい!うるさくて」
「いや、気になさらずに!」
やがて直線区間に入る。
道幅は2車線・・・
(片鉄サイクリングロードに入ると道幅が狭くなり車止めもある・・・
まとめて抜くなら今しか無い・・・)
カン、カン、カン!
私はギヤを重くして下ハンダンシングに切り替えて急加速!
何名かをまとめてオーバーテイク!
そのままシッティングで高速巡航!
殆ど単独でサイクリングロードに突入しました。
サイクリングロードは去年と違って閑散としていました。
サイクルイベントをやっているとは思えないほどです。
参加者が少ないので遅い人をオーバーテイクする手間は省けますが
列車に乗って楽をさせてもらう事も期待できません。
(こりゃホントに自分だけの力で走らなきゃダメだな・・・)
どんなペースで走ればいいかサイコンに目をやります。
すると、なんと心拍計が反応していないではありませんか!
長い下りで汗が引いて心拍を拾わなくなったのかもしれません。
(くそっ!こんな時に・・・)
日頃から心拍計に慣れているので、
まったく心拍計の数字を見れないというのは不安なんですね。
感覚で走ると、オーバーペースになりがちに・・・
と、その時、後ろから声がしました。
「コギコギさぁ~ん!乗って!乗って!」
私より数分遅れでスタートの住友輪業さんでした。
彼は数人の列車の先頭を引いてやって来たのです。
「よぉ~し!」
空かさずダンシングに切り替えて列車を追う!
そして、ついに最後尾に付いた!
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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臨場感ありますね(^^)v
その頃僕とONIさんは土砂降りの中、下山しておりました(苦笑)
でも雨は雨で(無事に終わればですが)良い思い出になりますね(^^;
ブレーキの効かない気持ち悪さは例えようがありません。
でもああいう雨中走行を経験しておかないと
いざ雨中走行を強いられるような時
安全に走れませんね。

