淡路島を吹く風 |
またまた前回からの続きです。
臨時漕会列車の最後尾から
解き放たれた矢のように真っすぐ前へ飛び出して行くぴよぴよさん・・・
私の横を通り過ぎる時は既に私との速度差は大きすぎました。
ギヤを重くして下ハンダンシングで追いすがるも時すでに遅し・・・
どんどん距離が開いて行きました。
追走したのはタイプRさん一人か・・・
私がMAXで追いすがろうとしたその時
後ろからhiroさんの声がしました。
「コギコギさん!あの逃げは今は容認しましょう」
そう言うとhiroさんが私の前に出ました。
「コギコギさん、暫くグルグルローテーションで追い掛けましょうよ」
私の前のhiroさんが進路を左にとってスッと後ろに下がります。
私もそれにならって一瞬先頭を引いた後、スッと後ろに下がる。
モーニングさん、住友輪業さんも、それにならって
一瞬先頭を引いた後、次々に後ろへ下がっていきます。
やがて不慣れながらも2列縦隊のローテーションが出来あがっていきました。
空気抵抗の減少は通常の列車より大きい。
大きな空気の塊りごと移動している様な感覚になります。
まるで追い風を自ら作り出している様に前へ進む・・・
(先頭集団に乗っている時と似てるかも・・・)
まるで遊んでいるかのように次々に先頭交代を繰り返します。
体は楽なのに速度は落ちない。
それどころか、逃げるぴよぴよさんとの距離が少しずつ縮まっていくように感じられました。
「面白いですね!これ!」
モーニングさんが喜々としていました。
空気抵抗をたった一人で受け止めて逃げるぴよぴよさんを
空気抵抗を分担しながら追い掛ける集団・・・
ぴよぴよさんは小さな風・・・
私達は大きな風・・・
臨時漕会に春を告げる春一番の風が
南淡路水仙ラインを吹き抜けていきました。
やがて灘大川の坂を前に集団は消滅!
それぞれが坂の上の自販機を目指して走り始めました。

住友輪業さんやhiroさん、モーニングさん、そしてぴよぴよさんに遅れて
カーブ越しにタイプRさんが見えました。
少し脚に来ているのでしょうか?
自分はと言えば、もうとっくに脚に来て
歩く様な速さでないと登れません。
そんな速さだからでしょうか?
一瞬だけ視線を左に向けてみる。
高度があがり、紀伊水道から太平洋の向こうの水平線が
空と滲んで海と一体となる様に見えました。
しんどくても綺麗だと思うのは忘れないようです。
そして這うような速度で急勾配をダンシングする・・・
いや、とてもダンシングとは言えないな・・・
敢えて言うなら休むダンシング。
ダンシングしながら何気なく後ろを振り返る・・・
最後尾は自分のはずなんだけれども人の気配か?
(女の人や!こりゃ負けられない・・・)
少し勾配が緩くなったところでシッティングに切り替えると
坂の上からまたもやhiroさんが駆け下りてきました。
「コギコギさん!もうちょっと!」
「ハイ!ケイデンス上げて!」
hiroさんの言葉に押されて自販機前はダンシングで駆け上がりました。

そして重力に任せて坂を下る快感を味わいました。
交差点を左折して阿万吹上町から
ホテルニューアワジ プラザ淡路島のある坂を上ります。
一般的なアワイチと違うルートをとるのは
このルートを通ったほうが景色が綺麗だからにほかなりません。
特産の玉ねぎを干す小屋の群れの中を縫うように走ると、
やがて幅の狭い上り坂が現れます。
この坂の最後尾は私とタイプRさん・・・
他の4人は早々に私達の視界から消えました。
最後尾仲間が増えた事を内心喜びながら私は登りました。
「コギコギさん、この坂でONIさんの脚が攣ったんですよね・・・」
「そうそう、ONIさんはここに来るまで
ことごとくアタックに反応していたからね・・・」
「私、今、脚が攣りそうですよ。
コギコギさんはダンシング、まだ出来るんですね。
私はダンシングすると攣りますよ、多分・・・」
そんな話をしながら上っていると
今度は住友輪業さんもhiroさんと坂を下ってきました。
hiroさんに、また追い込んでいただきます。
「コギコギさん!頂上はもう少し!
最後まで垂れない!垂れない!」
まだダンシングを使えた私は
ダンシングでタイプRさんをかわして頂上へゴール!
ここから見える大鳴門橋が好きなんですよね。


tac-phen(タクフェン)に案内されて訪れた時、
確かに風が見えたんですね。
「淡路島の風が見える坂」とは私が名付けたものなんですが・・・
ここからは田んぼと畑が混在するモザイク模様が見渡せます。
モザイクの色は作物の成長具合や季節によって変わります。
そして、この平野に雲が影を落とし
音も無く移動する様がみられるのです。
残念ながらこの日は薄曇りだったため
ハッキリとした雲の影は見られませんでした。
しかし、やはり、「淡路島の風が見える坂」からは風が見えるような気がします。


下の浜は吹上浜・・・
やっぱり風が吹き上げるんだ・・・」
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
今日は、ここまで書いて力尽きました。
続きは後日、書くつもりです。
やっと全行程の半分くらいですかね。
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今は、脚よりもたぶん腰が攣りますね~自信あります。!(^^)!
シーズンインを前に腰が攣らない様にリハビリに精進します。
皆さんパワーアップされているので、おそらく最後の千切り合いにも参加出来ませぬ(@_@;)
アワイチに参加する時は、他の楽しみ方を見つけたいかな!?
しかもこの日はここまで平坦も登坂もあまり休むところがなかったですもんね笑
いつもまったり走るところですが
ぴよぴよさんが行った事で休めなくなっちゃいましたからね。
あそこで休まないから強くなれるんでしょうねぇ~ぴよぴよさんは・・・

