LSD明け追い込み練は行きも帰りも向かい風 |
12月から約3ヶ月間に渡ったLSDの集中取り組み期間を終え
いよいよ追い込み練に入ります。
速く走りたい衝動を抑えて低負荷のトレーニングを延々続けた日々が
無駄にならない様にしなければなりません。
LSDはあくまで激しい練習をすれば成果の出る体をつくる事です。
言い換えれば毛細血管やミトコンドリアを増やすのがLSD・・・
LSDだけではパワーもスピードも手に入れる事は出来ません。
それどころか低負荷のLSDだけのトレーニングでは
一時的に走力が落ちてしまうのです。
しかし、一旦落ちても追い込み練をやれば短期間で回復し
更に以前よりもパフォーマンスを上げる事が出来る・・・
そうやって走力を上げていこうと言うのがLSDプラス追い込み練の狙いです。
ではLSDをやって走力が落ちるというのは
具体的にどのような症状なのでしょうか?
これはあくまで素人の私の感想でありますので、その程度に受け取ってください。
まず、高速巡航のスキルが低下します。
長い事LSDやってると
あれ?速く走るってどうやるんだっけ?
みたいな感覚が出て来ます。
速く走ろうと踏み込んで行くと、どんどん加速はしていくんです。
しかし、ちょうどいい速度を維持出来ない。
結局、維持出来ない速度まで達して失速してしまう。
そして、また高速巡航しようとして速度を上げますが
また維持出来なくて失速してしまう・・・
そういう事を繰り返してしまう事が多いですね。
車で言えばアクセルワークが下手くそになる。
調度いいアクセルの踏み加減が解らないから
踏んで戻してを繰り返すようなアクセルワークになるんです。
次に心拍を上げにくい感じがします。
LSDをやる前だったら、例えば160拍くらいの心拍なら割と長く維持出来たのに
LSDやってから160拍くらいでも維持するのがしんどい感じがします。
増してや180拍くらいの心拍で坂を攻めるなんてとてもとても・・・
MAXに近い心拍を維持出来る時間が非常に短くなってしまいます。
そりゃ心臓さんも長い間、楽をさせてもらっていたのに
いきなりめいいっぱい働けと言われても、ちょっと待ってよって感じになるんでしょうか。
車のエンジンに例えると
レスポンスの悪いエンジンになってしまったとでも言えばいいでしょうか・・・
アクセルを踏むと気持ち良くレッドゾーンまで吹け上がっていたエンジンが
LSD後は反応が悪く、なかなかレッドゾーンまで吹け上がってくれない。
レーシングカーのガソリンエンジンから
トラックのディーゼルエンジンに乗せ換えたみたいに吹け上がりは悪くなります。
だいたいこの2点がLSD直後の走力が落ちた状態の感覚です。
しかし、この感覚は短期間に解消されます。
そうですねぇ~
1~2回の追い込み練で解消されるでしょうかねぇ~
割と早く、元の感覚で乗れるようになります。
追い込み練の初日は明け方まで雨が降っていた事もあって9時過ぎにスタートしました。
まずは走り慣れたトリガタワへ向かう事にします。
揖保川沿いを北上しますが、かなりの向かい風・・・
上り基調の向かい風は気持ちのいいものではありません。
しかし、心拍を上げる練習には良いだろうと前向きに考えて
まずは150~160拍の心拍を維持して走る事にしました。
ミッドナイトエンデューロの時の平均心拍が153です。
出来るだけレースに近い心拍で走る事を心がけました。

時間にして1時間10分くらいで徐々に脚に乳酸が溜まる感覚がありました。
乳酸を発生させる様な乗り方をしないと速筋は鍛えられません。
その後も急流を遡る鮎の様に
向かい風の揖保川沿いを
時には下ハンダンシングを交えて走り続けました。
上り基調の向かい風の中をレースの心拍で走り続けるのは骨が折れますが
トリガタワを越えて千種川沿いに出れば
下り基調の追い風になるはずです。
人生は向かい風ばかりの訳が無い・・・
向かい風があれば追い風もあるものです。
トリガタワを上り始めると太陽が顔を出し気温が上がり始めました。
ウインドブレイクジャケットのファスナーを開けなければ暑い!
トリガタワの勾配が
LSD明けの上がりにくい心拍を無理やり上げようとしているようです。
もちろん勾配が急な旧道を上ろうとしましたが
運良く?旧道は舗装工事中で通行止めでした。
トンネルと抜けて千種町へ向かいます。

苦しいのはこのトンネルを抜けるまで・・・
下り基調の追い風の快感を期待してトンネルを抜けました。
千種町側の豪快なダウンヒルを下り
いざ下り基調の追い風に乗ろうとするとペダルが重い・・・
「あれ?」
ノボリ旗のはためく向きがおかしい・・・
「向かい風?」
それもかなり強い風が吹いているようです。
「なんで向かい風やねん!」
楽しみにしていた千種川沿いの追い風は
無情にも向かい風になっていました。
追い風に乗れば下り基調も相まって
巡航速度は時速35kmにも達します。
それが、時速25kmがやっとです。
行きが急流を遡る鮎なら
帰りは向かい風に立ち向かう鳥の様でした。
羽ばたいても羽ばたいても進まない・・・
「なんで下り基調で下ハンダンシングやねん!」
ちょうどトリガタワを上っている時に風向きが変わったようです。
冬の間は一日中北よりの風が吹きますが
どうやら太陽が顔を出して地表が温められたために
海から陸に向かって海風が吹いた様です。
千種川は播磨灘からの風の通り道になる・・・
久々の南風・・・
徳久の田んぼのあぜ道にタンポポとオオイヌノフグリが咲いていました。

走行距離…120.71km
時間…5:18:10
平均速度…22.76km
最高速度…59.47km
平均CAD…78
積算距離…32651km
消費㌍…2869kcal
補給食…0kcal
心拍…Avg.137 Max.169
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
私の人生はどうも向かい風ばかりのようですね。
翌日、回復走を兼ねたLSDをしましたが
信号待ちで心拍がぐっと下がる症状が復活しました。
心拍が下がると安心します。
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先週、先々週と追い込むことができたので、明日はソロアワイチTTで今の自分の走力の限界を図ってみようと思います。
初めてのLSDトレーニングを終え、本当にV字回復できるのか不安一杯でしたが、今回の記事を読んで楽しみになってきました♪
今回と同じ様に12~2月までの3カ月間をLSDに費やしました。
指標としていた70kmコースのそれまでの最速記録に並んだのが
4月15日です。
それなで記録が頭打ちだったんで、これはイケると思いました。
その後4月26日に走って記録更新!
5月2日に走って記録更新!
少しずつですが11月まで記録更新は続きました。
速く走る感覚は1~2回の追い込み練で戻ってきますが
実際に自己記録を更新するには
もう少しかかるかもしれません。
まだ最速記録更新には早いような気もしますが
走ると「疲れにくい」などの違いが感じられるかもしれません。
明日のソロアワイチで追い込んでみて
自分の体と対話して次につなげてみて下さい。
ちなみに当時、LSD明け2週間目は120kmコースを走って
アベレージがめっちゃ下がって愕然としていました。
アベレージは思ったより下がっていませんでしたが、ヒルクライムなどの高負荷時はまだ戻っていませんね。
そしてLSDの効果ですが、巡航中にハァハァ言っていても、これまでよりも余裕を感じることができました。
さらにハッキリして体感できたのは、走り終わったあとの全身の疲労感の少なさです。
脚や腰まわりはもちろん疲れているのですが、いつもなら走り終わったあとに感じる強烈な眠気を全く感じませんでした。
1ヶ月で効果があるか不安でしたが、なかなかいい感じです。
スタミナがつくとか、疲れにくいとか、体の調子が良くなるとか、そんな感じなんですよね。
追い込み練をキッチリやれば…
速くなるはず…
ただし、LSDの効果は、やらないと失われるという経験もしております、私…

