われわれは自転車民族? |
午前中、父親を病院に連れて行ったあと
午後から少しだけ時間が空きました。
外は絶好の自転車日和・・・
少ししか乗れない事は解っていましたが
乗らなければ、なんだか後悔しそうで
やっぱり走りに出掛ける事にしました。
「少しの時間も無駄にせずトレーニングなんて偉いね」
ロードバイクに無関係の人に
そう褒められた事があります。
でも本当は違うんですよね。
隙間の時間に走りに出かけるのは
確かに速くなるためのトレーニングという側面はあります。
しかし、根本的なところは気持ちいいから走るんです。
速く走れるようになりたいという欲求も
結局は、もっと気持ち良く走りたいという欲求とイコールな気がします。
ロードバイクは気持ちいいから走る・・・
体を鍛えるためでも精神を鍛えるためでもない。
ロードバイクで走るのに崇高な理由なんて要らないんじゃないでしょうか。
1~2時間、気持ち良くなりたくて
はりまシーサイドロードを走りました。
前日、元プロの冨田君と走った道ですが
一人でゆっくりと走れば、また違う味わいがあります。

今度は潮が満ちて違う景色になっていました。
8月のむせかえる様な酷暑と違って
乾いた潮風に秋の気配を感じました。

浜辺で遊ぶ人の声が遠くに聞こえると
余計に夏の喧騒が終わったと感じさせられました。
全身に風を受けながら走るロードバイクに乗っていると
季節の移ろいに敏感になれる気がします。
風に含まれる様々な情報・・・
気温、湿度、香り、音、等々・・・
ロードバイクに乗っていると、それらの情報を効率よく読み取る事が出来る。
リーマンショック以降、ロードバイク人口は急激に増えました。
それと同調する様にロードバイクで繋がる友達も増えました。
単にブームというだけでは片づけられない
もっと大きなうねりの様なものを感じます。
今度の自転車ブームは本物じゃないか?
日本にもヨーロッパの様に自転車文化が根付くのではないか?
はりまシーサイドロードを走るロードバイクの数は
私がロードバイクに乗り始めた頃と比べると雲泥の差があります。
そして万葉岬を登るローディーの数も
ここ数年で急激に増えた気がします。

もの凄い体力の持ち主の様に言われたものです。
それが最近では、そんなに驚かれなくなった。
一般の人の目にロードバイクに乗っている人が多く見られるようになった事、
そしてテレビでロードバイクの番組が放送されたり
新聞や雑誌で取り上げられたり
マスメディアにロードバイクが多く登場する様になった事で
ロードバイクが珍しくなくなったからでしょう。
今、日本の風景の中に
ロードバイクが当たり前になりつつある・・・
ロードバイクに乗る人達は空間を高速で移動する快感を知っている人達です。
しかし、ロードバイクに乗り始めたばかりの人達は
その快感を共有する人を持っていない事が多い。
初めて100kmを走った時の喜びや
急坂のある峠を脚を着かずに登れた喜びを分かち合える人がいないのです。
そこで今、彼らは価値観を共有できる仲間を求めて動き出した気がします。
それがブログであったり、SNSであったり、ショップの走行会であったり
サイクルイベントであったり、様々なツールなのです。
ロードバイクに乗ると気持ちいいという価値観を持った人たちが
少しずつではありますが繋がり始めた気がします。
そして同じ価値観を持った人々が増えると言う事は
私達にとって無条件に嬉しい事なのです。
例えば、遠く離れた外国で日本人を見つけた時、無条件に嬉しいですよね。
地方から東京へ出てきた人が同じ故郷の人を見つければ嬉しいですよね。
私だって、他府県で故郷の相生出身の人を見つければ嬉しいです。
それと同じ様に何処に居ても
ロードバイクに乗っている人を見つけると無条件に嬉しいのです。
2013年版の知恵蔵に
民族とは、文化、言語、生活様式などの特定の要素を絆(きずな)として共有し、
「われわれ」という意識を持った人間集団。
と書かれていました。
ならば、ロードバイクで走ると気持ちいいという価値観を絆(きずな)として共有し、
「われわれ」という意識を持った人間集団も
一つの民族と言えるのではないでしょうか?
ローディーはローディー民族
いや、もっと広く自転車乗りは自転車民族と言えるのかもしれません。
万葉岬を下っていると
一人のローディーが登ってきました。
無条件で嬉しい。
手を上げて挨拶をすると
「おい、おい、俺や!俺!」
良く見ると臨時漕会マッサーのフクちゃんではありませんか!
「おー!フクちゃん!」
「しかし・・・また会いましたな・・・」
そうなのです。
フクちゃんとは約束もしないのに月曜日にやたら会う。
いつだったかフクちゃんが家の鍵が無くて家に入れずに
奥さんが帰って来るまで延長して走ってた時も会ったし
フクちゃんがフルマラソンの練習で坪根走ってる時も会った。
何気なく、だるま珈琲に行ったら
フクちゃんがフルーツジュース飲んでるところに遭遇したり
はりまシーサイドロードを走っていたら
ロードバイクじゃなくてランやってるフクちゃんに遭遇したり・・・
「フクちゃんが上るなら、俺も、もう一回上るわ」

フクちゃんも遅いんです。
遅い者同士走ると、なんだか安心しますね。
久しぶりに坂で千切られずに頂上に到着しました。

つながっているのはロードバイクじゃなくて
赤い糸だったりして?
走行距離…38.43km
時間…1:45:33
平均速度…21.84km
最高速度…50.35km
平均CAD…79
積算距離…29681km
消費㌍…867kcal
補給食…###kcal
心拍…Avg.130 Max.173
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
坂が遅い者同士つながり?
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少しいっしょに走ると,相手のいろんなことがわかってきて,いっそうつながりが深くなる気がしています。楽しいです!
コギコギ日記へのコメントがきっかけで どんどん深みにはまり^_−☆今や FBのお友達欄は ヘルメットとサングラスの出で立ちの方で埋め尽くされております(o^^o)
この歳になって こんなに人とのご縁が広がるなんて…想像もしていませんでした! 幸せなことです♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
この楽しいツールをこれからも怪我なく親しんでいきたいですね(^^)d
私もコメント欄の書き込みが、始まりでした。半年もたたない内にこんなにつながれるなんて!本当に宝物です。
その時は、臨時漕会のジャージを着ている自分など想像出来ませんでした。
勇気を出して良かったです。
・健康診断の血液検査の異常箇所、総正常化!
・仲間が急激に増えた(みなさんありがとうございます)
・休日の過ごし方が一変、サイクリングが主になった
・自分用の車を手放した
などなどいろんなことがありました。
ロードバイクを始めて後悔していることは何一つありません。
今までも自転車は好きでランドナーに乗っていましたが、「ロードバイク」を始めて本当に良かったと思います。
道の駅の3mほどの坂を登るのも避けていた頃との落差が笑える。
そこをちゃんと友達に広めていきたいですね。
konoさんの最初の一歩の勇気が良かったんだなぁ~

