借り物ホイールインプレシリーズ?コスミックカーボンSLE |

その時、軽量ホイールなので慣性モーメントとが効きにくいという事を書きました。
慣性モーメントって何?
って言われると私もよくわかっていないのに使っていたりします。
イメージとしては
外周部が重いホイールは慣性の法則でその重さによって回り続ける力が大きくなる・・・
という風に理解しています。
という事はどういう事か?
脚を休めても勝手に進んでくれる力が大きくなると表現してもいいですかね。
重いホイールは漕ぎ出しが重いし
加速もしにくい、登りはしんどい
逆に軽量ホイールは漕ぎ出しが軽くなりますし
加速性能も良くなりますし、登りでは有利です。
ですから軽量ホイールの方がトータルで見ればメリットは大きいと思います。
しかし、高速巡航という一点に絞れば
慣性の法則で重いホイールの方が有利になる場合もあるのです。
なんせ、勝手に回り続けてくれる力が大きいのですから。
その重さというメリットに空力という武器を加えたのがディープリムという事になります。
ホイールの空気抵抗の中で最も大きいのスポークというのは御存知でしょうか?
高速で回転していますからね。
特にホイールの外側に行けばいくほど高速になります。
その最も空気抵抗が大きくなる外周部の空気抵抗を減らすには
リムを高くするという対策が考えられますね。
これがディープリムという事になります。
(非常にざっくりとした説明なので、剛性とか、スポークの本数とか強度とか
そういうのは省きますね)
慣性モーメントが効く重さと
空力を兼ね備えたホイール・・・・
そういうホイールを試してみる機会をいただきました。
この前FFWD F6R 240Sを貸して下さった方に
コスミックカーボンSLEをお借りする事が出来たのです。

ブログの記事を4月27日(土)から5月20日(月)にジャンプアップさせた時に
飛んでしまったんです。
FFWD F6R 240Sのインプレを書いていて
これはコスミックカーボンSLEのインプレも書くべきだなと思いまして・・・
まずは重量を比較してみましょう。
FFWD F6R 240Sの重量はF590g R760g 合計1350g
コスミックカーボンSLEの重量はF730g R890g 合計1620g
ちなみにコスミックカーボンSLEはクリンチャーなので
外周部の重量はFFWD F6R 240Sより更に重くなると思われます。
参考として私の練習用のアクシウムと決戦用のキシリウムSLSの重量も示しておきます。
アクシウム F870g R1000g 合計1870g
キシリウムSLS F605g R835g 合計1440g
コスミックカーボンSLEはFFWD F6R 240Sより値段が高いのに重量は330gも重い!
それもそのはず、コスミックカーボンSLSは名前にカーボンとありますが
実際はアルミリムにカーボンのカウルを被せたものです。
純粋にカーボン製のリムで出来たホイールと比べればどうしても重量は重くなります。
それだったらもう少し安くてもいいのになぁ~なんて思ったりします。
リム部分がアルミなのに黒いですよね。
見た目が全部カーボン製に見えます。
これはエグザリット処理されているためです。
エグザリット処理とはブレーキシューが当たる面を
爪切りのヤスリの様な形状に処理する事です。
こうする事で悪天候でもブレーキ性能が落ちないそうです。
ただし専用のブレーキシューが必要になります。
このエグザリット処理の本当の目的は
見た目を黒くしてカッコよくするためだと思ったのは私だけでしょうか?
デメリットとしては専用ブレーキシューが必要な事と
ブレーキング時に時折笛を吹いたように音が鳴る事ですね。
ブレーキング時の音は「ピッ」とか「ピュー」とか
そんな感じの音です。
このホイールを試したコースは坂越から赤穂鉄道廃線跡、
有年から千種川沿いを遡って道の駅ひらふくで休憩
佐用から佐用坂を越えて国道179号線を新宮まで走った後
揖保川沿いを南下するコースです。
さて、漕ぎ出しですが
そりゃカーボンディープのFFWD F6R 240Sや
重量の軽いキシリウムSLSに比べれば重いです。
でも、私はいつも練習用ホイールとして合計1870gもあるアクシウムを使っているので
そんなに気になるという程ではありませんでした。
ですから、加速性にしても応答性にしても登坂性にしても
アクシウムを使っている感覚からすると
いつもと変わらない感じです。
ただし、アクシウムとコスミックカーボンSLEとは値段が天と地ほど違いますけどね。
ただ、平坦路の高速巡航になると
コスミックカーボンSLEの特徴が現れ始めます。
まず、直進安定性が素晴らしい。
カーボン製のカウルの影響かどうか解りませんが
とにかく真っすぐに進もうとします。
そして慣性モーメントが効いているなと実感したのは揖保川沿いの道を南下した時です。
下り基調とはいえ、完全な向かい風でした。
海から揖保川沿いを遡ってくる風にいつもならもっと苦しんでいたでしょう。
しかし、コスミックカーボンSLEを履いた私のロードバイクは
砕氷船が氷を砕きながら進むように
向かい風を切り裂きながら進んで行きました。
減速しにくいという重いホイールの性質と
カウルによってくスポークの空気抵抗が低減している事と相まって
向かい風のなかでも負けずに進んで行く感じがしました。
この感覚は重いだけのアクシウムでは得られない感覚です。
「なるほど・・・これがディープリムか・・・」
と思わせる感覚でした。
下りの性能も大したもので
アクシウムならスポークからヒュルヒュルと風切り音がするのに
まったく音がしません。
スーッと速度が乗ってコーナーも安定して攻められます。
実は道の駅ひらふくで出会ったTTバイクにカーボンディープリムを履いたローディーと
佐用坂から卯ノ山峠のくだりまで千切り合いになったのですが
下りでは漕ぎを入れなくてもスーッと追い付いて行きました。
もちろん私の方が前面投影面積の少ないフォームを取っていましたけどね。
高速巡航性の一点に絞れば
安定した回転で減速しにくく進む
このホイールは面白いと思いました。
例えばアップダウンの激しい
中山サーキットでは使えないかもしれませんが
岡山国際サーキットなら飛び道具になる可能性があります。
ストップアンドゴーの多い街乗りでは全然メリットはありませんし
サイクリングイベントなどでも体力を温存できるのは軽いホイールでしょう。
でも高速巡航の快感を向上させるというこの一点と
見た目がカッコイイという事で選ぶなら
こういう性格のハッキリしたホイールもいいですね。
走行距離…100.28km
時間…4:59:59
平均速度…24.96km
最高速度…58.33km
平均CAD…88
積算距離…27056km
消費㌍…2145kcal
補給食…###kcal
心拍…Avg.137 Max.177
ここまでよんで下さって本当にありがとうございます。
今回のインプレは素人の私の感覚なのでその程度に受け取ってくださいね。
人それぞれ受け止め方は違うでしょうしね。
でも、いろいろホイールを試してみる事が出来ていい勉強になりました。
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慣性モーメントについて理解することが出来ました。ディープリムでよく言われてる漕ぎ出しが重いということと、高速巡航に優れてるという矛盾がつながりました。
それと、外見が凄くカッコいいですね。
ディープリムのバイクを見かけると、つい目で追ってしまいます。
今度コスミックカーボンSLEを購入しようか迷っている時にタイムリーにコギコギさんがインプレ記事を書いてくださったのでコメントしました。
一つ質問なんですがアクシウムとSLEだと250g程重量が違いますがやっぱりいつもと変わらないでしょうか?自分もいまアクシウムと同じくらいの重量のホイールなんですごく興味があって質問させてもらいました。
これからも楽しいブログをお願いしますm(_ _)m
やっぱり走行感に違いが無いと困りますよね。
ディープリムは高価ですからね。
でも履いてみないと解らないところが恨めしいですね。
私の場合は幸運でした。
漕ぎ出しとか加速性能は
「おおっ!」っていう違いは感じられませんでした。
重量の違いですが
ホイールの重量分布が影響しているかもしれません。
回転体であるホイールは外周部の重量に大きく影響を受けますが
例えば回転の中心であるハブの重量は
それほど影響は無いでしょう。
ハブやスポーク、ニップル、リムテープなど
アクシウムとSLEで何かが違うはずです。
もしかしたら外周部の重量は
それほど差が無かったのかもしれません。
あくまで推測ですけどね。
「ホイールを変えたぜ!」って、ハッキリ実感できるのは
漕ぎ出しが軽く、持ってみた感じも軽い
カーボンディープのFFWDのほうですね。
初心者でもFFWDなら「おおっ!」ってなるでしょう。
コスミックカーボンSLEの方は
平坦路の高速巡航に自信が無い人には
良さが分からないかもしれません。
でも、あの安定した回転で減速しにくく進む感じは快感です。
太陽さんは何を求めますか?
高速巡航の快感か?
それともアールラウンド的な性能アップか?
その辺がホイール選びの鍵かもしれませんね。
かっこいいです。
慣性質量は,半径の二乗に比例しますから,わずかでも外周に近い部分の重量が大きい方が,ぐっと高速巡航性が伸びるんでしょうね。
ぼくは,買ったままのアクシウムしか知らないので,いつかいいホイールをはいてみたいと思っています。さあ,何を選ぼうかな。オールラウンドがいいなあと思いますが,きりりと性格が立っているのも魅力的ですね。
勿論、性能も良いんでしょうが、やはりエグザリット加工して格好いいので悩んでました!…結局縁が(円が)、(足り)なかったので手元にありませんが(;´д`)
いやー、乗れて羨ましい!!
返答ありがとうございます。
やはりそうでしたか。そうなると高速巡行に自信の無い自分にはやはり荷の重いホイールですかね。シャマルあたりにする方が違いがわかって良いのかもしれないですね。でもSLEのエグザリットリムとディープがカッコよすぎでやっぱり迷っちゃいますね(笑)
平坦路の高速巡航が苦手な人が苦手な人が乗っても
その軽さのお陰で恩恵を得る事が出来ると思います。
ただコスミックカーボンSLEは
ある程度脚力が無いと
重いだけのホイールになってしまう可能性がありますね。
ただ、確かに私のアンカーに良く似合う・・・
タイヤやチューブにお金をかけて
軽量化する人の気持ちがよくわかります。
ホイールの重量をただ比較するだけではなく
外周部の重量が大きなポイントですよね。
重量分布がホイールの性質に大きな影響を及ぼしますね。
悩ましいですね。
すっごい美人に惚れちゃった感じですかね。
アタックして振られちゃうかもしれないけど
やっぱりアタックするか・・・
それとも、見た目はまずまずでも
気建がよくて料理も洗濯も得意なシャマルにするか・・・

