私に無理をさせてくれたチームヴェルジェの背中 |
前回からの続きです。
ガッツさんが待っている場所までの移動で
FFWD F6R 240Sの乗り味は大体わかりました。
次はいよいよチームヴェルジェの
ジェットさんとガッツさんと一緒に練習です。
ずーっと前のブログの記事のコメントで
「速く走るためにはどんな事をすればいいですか?」
という質問を受けた事があります。
そもそも私が速くないですし、
質問の内容があまりにも壮大すぎて
どう答えるか、悩んでしまった事があります。
その時は、私の場合、
ケイデンス90で回せる一番重いギヤで走り続ける練習をしますよと
お答えしたように憶えています。
質問の内容があまりにストレートすぎて笑ってしまいました。
でも、「速く走るためにどうするか?」と質問されたら
「自分より速い人と一緒に走る」
と答えた方が良かったかもしれません。
単独で走ると自分に甘くなって追い込む事は難しい。
自分より遅い人と走るのも自分を追い込むという点では向いていないでしょう。
しかし、自分より速い人と走るというのは
これ以上無い練習だと思います。
速い人と走るには無理をしなければついていけません。
その無理が「宝」なのです。
そういう意味で比叡山ヒルクライムレースを前に
チームヴェルジェのお二人と走れた事は幸運でした。
ガッツさんと竜野で合流し3人列車で新宮へ向かいました。
今回のコースは仲間内でテクノ一周コースと呼ばれるコースです。
山の上にある播磨科学公園都市(通称テクノ)のまわりを
ぐるっと一周します。
「ジェットさん、さすがに速いですねぇ~
ガッツさんとの合流地点まで引いてもらっただけでも脚に来てますよ」
「コギコギさん、何言ってんの、ガッツさん、もっと速いのに・・・」
「エエッ!マジッすか?」
私はジェットさんとは何度か走った事があるのですが
ガッツさんと本格的に走った事はありません。
ジェットさんは私を半ば脅すかのように
いたずらっぽく話していました。
ジェットさんがガッツさんに呼びかけました。
「ガッツさん、前引いてよ」
「何をおっしゃる!今日は最後尾でのんびりさせてもらうよ」
まあ、嘘つきは自転車乗りの始まりと言いますから
こういう言いまわしは気を付けた方がいいですね。
こんな事を言いながら前に出るとガンガン引く人は山ほどお目にかかった事があります。
国道179号線と並走する農道でガッツさんが前に出ました。
なんだかんだ言って
ジェットさんばかり前を引かせるわけにはいかないと思ったのでしょう。
私はずっと、前に出ようとはしませんでしたけどね。

巡航速度がスッと上がりました。
私は後れを取らないようにジェットさんとの車間を詰めます。
心拍は耐久レースよりも高い心拍です。
私は無理をして喰らいついていきます。
相坂峠では千切れそうになりました。
単独だったら滅多に追い込めない心拍で登ります。

一人では絶対に出来ない無理をして
脚に乳酸がたまって行くのを感じました。
峠を下ってすぐにガッツさんがパンクしたので小休止。
チューブラー初体験の私がパンクしなくてよかった。
でもパンクが無ければ休憩無しでどんどん進んだんでしょうね。
やっぱりヴェルジェの練習は違いますねぇ~
またすぐに走り始めます。

丸臨ジャージを着た私がついて行きます。
チームジャージを着ていると恥ずかしい走りは出来ない・・・
だから無理をしてでもついて行きます。
国道373号線に入るとジェットさんから提案がありました。
「10秒で先頭をまわしましょか!」
「じゅ、じゅうびょうぉおお?」
ってもう、先頭交代が始まりました。
10秒だとすぐに自分の番がやって来て心拍が下がる暇がありません。
平地なのに170オーバーの心拍が表示されます。
3台のロードバイクが密集隊形で千種川沿いを疾走します。
サイコンのタイムを見ながら10秒という自分のノルマを確かめる。
先頭に立って安定したかと思うとすぐに交代!
めまぐるしく先頭交代を繰り返す3人はグングン加速していきます。
「コギコギさん、速度は一定だよぉお!」
ジェットさんから檄が飛びます。
私は彼らと比較して走力が弱いので
ちょっとした登り下りや風の影響を受けて速度が乱れてしまうのです。
無理をして速度を一定に保とうとします。
気温26.5℃・・・南南東の風4m・・・
しっかり向かい風のはずなのに時速35kmで疾走している自分に驚きます。
千種川を遡ってくる南風がどんなに体力を奪うか
何度も走って嫌というほど思い知らされています。
かなり無理をしているよな・・・俺・・・
ジェットさんが、とりあえず上郡まで続けると言いました。
ならば、とりあえず上郡まで脚が持ってくれればいい!
上郡のコンビニに到着して一目散に買ったのがコレ!
ガリガリ君リッチ


いちごオレ味かき氷とぷるぷる食感のいちごゼリーを入れたアイスキャンディーです。
「コギコギさん、もうアイスキャンディーですか?」
涼しい顔をしてジェットさんが言いますが
ワタシャ無理をして走っているので、もう体がアイス欲しがってました。
オーバーヒート気味の体をガリガリ君の冷たさが気持ちいい。
続けてジェットさんが提案してきました。
「だるま珈琲行きますか?」
「いいですねぇ~行きましょう!」
最後にだるま珈琲が待っているんなら
もう少し頑張って無理を出来そうです。
「真広から行きますか?」
「エッ?マジ?もう脚、残って無いですけど」
解説すると真広(まひろ)からだるま珈琲は最短距離ではありますが
いくつかの登りが待っています。
高田台、椿峠、真広から竜泉の坂・・・
私の定番テクノ一周コースは
このあと平坦路の農道を相生まで帰るパターン・・・
だるま珈琲まで、そんなに遠回りってこたー無いでしょう。
「最短距離で行きますか・・・」
「は、はぁ~」
ジェットさんがおっしゃるなら仕方ありません。
ここから先は写真が少なくなります。
ここまでアベレージは驚異の28kmオーバーでしたが
どんどん下がっていきます。
高田台で千切れ(写真ありません)
椿峠でも千切れ


やっぱり俺って坂ダメだなぁ~
実力の無さを思い知らされますね。
やっとの思いでだるま珈琲に到着。
「やっぱヴェルジェは速いですねぇ~」
なんて言いながら席に着くと
マスターが冷水の入ったポットをテーブルに置いてくれました。

ロングライドのコースについて自転車談義・・・
ヴェルジェは出石に蕎麦を食べに行くらしい。
普通に200kmオーバーですけど・・・
走行距離…76.27km
時間…2:49:32
平均速度…26.98km
最高速度…57.19km
平均CAD…79
積算距離…27448km
消費㌍…1666kcal
補給食…135kcal
心拍…Avg.149 Max.182
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
アベレージは後半千切れまくったのに今季最高でした。
平均心拍は149となっていますが
サーキットで行われるエンデューロの平均心拍が150なので
いかに私が無理をしたかがお判りでしょう。
自分より速い人と走る事で内容の濃い練習が出来ました。
自分より速い人と走るのを嫌がっちゃいけません。
チームヴェルジェのジェットさんとガッツさん、ありがとうございました。
このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。
ポチはどれでも一つでいいですよ。
にほんブログ村
普段の単独走行は、なかなか追い込むことが難しいですね。
たまに追い越されたあと、その方との距離を保とうと頑張ったりしますが、暫らく同じペースで走れると、練習にもなりますし、頑張れば出来るという自信にもつながりますね!
たまに千切り合いが始まったりしてエキサイティングですね。
信号待ちで「速いですねぇ~」って声かけたり
「うしろ付かせて下さい」ってお願いしたり・・・
ひょんなことから友達になったり・・・
そういう事ってあるんです。
だって 一人で平坦路だと すぐ ヘタれてしまいますから!
でも…中々 坂が速くはなりませぬ~(~_~;)
おばさんの巡航速度がアップしているのに驚きました。
大丈夫、坂も速くなっているはず…
自分では気付きにくいのです。
何処まで伸びるのか、
楽しみですねぇ~
私が自転車を始めた頃は単独ばかりでした。
単独の良さもありますが
やっぱり誰かと一緒の方がモチベーションが上がりますね。

