コギコギレッスンinらくふく・・・上半身のフォーム |
またまた前回からの続きです。
らくふくの店内でのコギコギレッスンは一応終了し
いよいよ屋外での実走へ移ります。
ただ、爆弾低気圧が通過したので走れるかどうか・・・
フクちゃんが外で実走の準備をし始めていたので走るんだなと思って
私も実走の準備をします。
外に出る前に
参加者の皆さんにシューズの履き方を説明します。
ロードバイクのシューズは普通の靴を履くのとはちょっと違うんですね。
「え~っとシューズを履く時はこうやって
かかとを床にトントンしてからつま先のベルクロから順番に締めていきます」
ちょっとバタバタしながらですけど説明を続けました。
「かかとをトントンしてから履くのは
クリートの位置がいつも同じになる様にかかとで合わせるためですよぉ~
せっかくクリート位置を決めても雑にシューズを履いたらずれてしまいますからね」
皆さんがロードバイクを押して行くのを見計らって
「ロードバイクはハンドルを持って押して歩くよりも
ステムを持って歩いた方が歩きやすいですよぉ~」
(画像は別の記事に使ったものです)
「ロードバイクをポールや壁に立て掛ける時
後輪を立て掛けるとバイクは安定しますので覚えておくと便利です」
(これも別の記事に使った画像です)
よくサドルを立て掛けたりしている人を見ますが
そうすると車輪が勝手に動いてロードバイクは安定しません。
後輪を立て掛けると後輪がブレーキされるため
バイクが安定して動きにくいのです。
そしてロードバイクの立て掛け方など
こまごました事をあわただしく説明しました。
自転車仲間の先輩がいたら一緒に走りながら教えてくれそうな事なんですけど
ロードバイクを始めた初心者の人は教えてもらう機会が無いので
スルーせずに教えておきたかったんですね。
「じゃあ、私を先頭に出発しますねぇ~」
フクちゃんを道案内役に参加者の人が続き
最後尾に私が付いて皆さんのフォームをチェックします。
雨の天気予報だったのに
雨は上がって良かったんですが
爆弾低気圧は台風並みの風を吹かせていました。
私だって風に煽られない様に緊張して走ってましたから
参加者の人、特に一番体重の軽いヨッシーさんは大変だったと思います。
しかし、写真で見ると、いい天気でのんびりツーリングしているように見えますねぇ~
実際は強風が吹き荒れる中、戦場を走っているみたいでしたけど・・・
私は3番手を走るモーニングさんのところに行って
フォームについて一言二言・・・
「モーニングさん、長い距離走ると首とか肩が凝りませんか?」
「エッ?す、凄い凝ります」
「やっぱり・・・」
先頭のフクちゃんのフォームがウインドブレーカーがばたついて見えないので比較しにくいのですが
モーニングさんの頭が正面向いているのに対して
フクちゃんはちょっとうつむき加減で背中が丸くなっているんです。
ちょっと上目遣いで前を見る感じです。
モーニングさんは僧帽筋で
頭を引き上げて前方の視界を確保している感じですね。
他の参加者の人達もおおむね上半身はリラックスしている感じなんですが
モーニングさんは頭を引き上げるために僧帽筋が緊張している感じなんです。
伸びあがって真っすぐに前を見ようとしている感じです。
こういう形の人はすごく多いのですが
頭をどうするかって言うのは難しいようですね。
頭を筋肉で引き上げるんじゃなくて
肩に乗せるだけというか・・・表現しにくいです。
上半身がリラックス出来ると
もっと背中が丸くなって頭の位置が下がり
腕が伸び切らずに余裕が出来てきます。
そうすると将来的にハンドルを押したり引いたりをしやすくなる。
腸腰筋をはじめ上半身の筋肉も動員してペダリングしやすくなります。
グーサイクルで適当な画像があったのでリンクしておきますね。
たまたまモーニングさんを例にとり上げましたが
実際にはモーニングさんは私よりも速いです。
ものすごぉ~く素質のある方です。
道の駅みつでフォームについて説明しました。
手はハンドルに添えるように
平坦路の高速巡航ではブラケットを少し押す感じになります」
なんて言ってるのかな、この写真は・・・
ハンドルがそれを補助する感じなんです。
ハンドルにくれぐれももたれかからないで下さい。
ロードバイクで両手放しはペダリングがちゃんと出来ていないと出来ないんですが
サドルでバイクをコントロールするのも
両手放しをやると良くわかるかもしれませんね」
なんて言ってるのでしょう、この写真は・・・
一通り説明したら時間オーバーしてしまい
昼食は急遽、道の駅のレストランで食べる事にしました。
でも、らくふくさんでコギコギレッスンやるって聞いて
よし、これを機会にやろうと思ったんです。
僕はコギコギさんみたいに長い距離は乗った事が無いんですが
いつか長い距離を乗れるようになりたいです」
熱く語っていたのは強風に吹き飛ばされそうになりながら
一生懸命ペダリングしていたヨッシーさんです。
「ヨッシーさん、最初は30kmから始めて次は50km、
80kmと距離を延ばして行きます。
100kmはちょっとした壁かもしれませんが
補給とペース配分さえちゃんとすれば走れますよ。
ロードバイクはもちろんスポーツなんですが
旅の要素も大きいんです。
自転車で走って、その土地の方言で話しかけられたり
その土地の食べ物を食べたり
そして季節の変化を体全体で感じる事が出来る・・・
きっと、もっと遠くへ行けるようになりますよ」
食事を終えて、らくふくに戻って
Uさんに、らくふくのマッサージ体験をしてもらいました。
様々な雑務をやってくれています。
臨時漕会はプロでもなんでもない素人のチームですが
フクちゃんというマッサーがいるのです。
凄いでしょ!
彼もマッサージの他に臨時漕会の様々な雑務を担当してもらっています。
ありがたい事です。
レースの前は筋肉から練習の疲れを抜いて
最も戦闘力の高い体にするために
そしてレース後はダメージを受けた筋肉の回復を早めるために
マッサージをしてもらいます。
レース前とレース後では使うマッサージオイルも変えて施術してもらえますよ。
これでコギコギレッスンは終わりです。
走行距離…23.19km
時間…1:17:09
平均速度…18.03m
最高速度…42.75km
平均CAD…67
積算距離…26234km
消費㌍…371kcal
補給食…###kcal
心拍…Avg.108 Max.153
癒し処らくふく ホームページ
らくふくブログ
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
私の様な素人にコギコギレッスンなんて事をする機会を与えて下さった
らくふくのフクちゃん、ありがとうございます。
そして参加して下さったUさん、モーニングさん、ヨッシーさんありがとうございました。
段取りが悪くて時間も大幅にオーバーしてしまったのに
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
もし、またコギコギレッスンの機会があったら
もうちょっと段取り良くしたいと思っています。
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せっかくのロードを安全に少しでも快適に乗るきっかけになりますし(^^)
本当にお疲れさまでした!
ジュースの履き方や、バイクの立てかけ方…何気ない事ですが、とても役立ちます(^_−)
後輪だけでバイクが立ったのを見た時は 何だか手品を見ているみたいでした^^;
このレッスンで仲間が増えていく事は素敵な事だと思います!
この輪が増えていけば良いなぁって思いました。
レッスン受けたいなぁって思いました^^
半月板損傷があるため、リハビリも兼ねてで、皆さんのように走れるようになるまでは時間がかかりそうです。
あせらず、一生の趣味として自転車と関わっていきたいと思います。
また、いろいろ教えもらえると嬉しいです。
ちなみに、昨日初めて100km走れました♪
なるほど,こんな立て方ができるんですね!
それに,首の痛みのこともわかりました。たしかに自分も,何とか視界を確保しようと,首をかなり立てているかも知れません。頭を下げると,視線も下がってよくないんじゃないかと勝手に思っていましたが,そこは,上目遣いでカバーするということでしょうか。
まだ,首を載せるだけというのは,よくわかりませんが…。
私は、単独走の時代が長かったので
随分と遠回りをしながらロードバイクに乗ってきたと思います。
私の経験や知識が初心者の方に近道を案内出来るとしたら
嬉しい事です。
私が実際に低いところにおりますので
高いところから引き上げようが無いんです。
プロでも何でもなくて
速いわけでもないのに師匠と呼んでいただいて恐縮です。
でも、おばさんをはじめ私と関わった方々が
実際、どんどん上達されていくのを見ると本当に嬉しいです。
そんなこと私がやっていいのかなと思いました。
でも実際にやってみると段取りの悪さはありましたが
少しは役に立った気がして満足しています。
お陰さまでコギコギレッスンのお陰で人の輪が広がりました。
こういう機会を与えてもらった事に感謝です。
自転車乗りには翼があると思っています。
地上を自身の力で移動する手段としては地上最速。
風に乗って高速巡航する感覚は
「滑空する」という表現しか思いつきません。
100km走破、おめでとうございます。
まだまだ遠くへ行けるでしょう。
今のよっしーさんは、あの時のよっしーさんより
強くてたくましい翼を手に入れたようですね。
その翼はきっと心も自由にしてくれるでしょう。
もっと遠くへ・・・そして、もっと自由に・・・
いきなり凄いポテンシャルをお持ちなのでワクワクしました。
凄く速くても、やっぱり初心者は初心者なので不思議な感じです。
なにぶん素人なので至らない点も多かったのですが
褒めて頂いて嬉しいです。
これから面白くなりそうですね!
肩に首を載せるというか鎖骨に頭を載せるというか
表現が難しいのですが
ネットでこんな感じかなぁ・・・っていう文章見つけましたので
コピーして貼り付けておきますね。
「鎖骨を前方斜め上に送り出す(後ろから見ると肩甲骨が開いて前方に移動する)ような姿勢で、首の付け根を肩の筋肉の間にうずめるようなフォームがキモです。
肩甲骨が閉じているような姿勢だと、間違いなく首が痛くなります。」
余計、訳が分からなくなったりして・・・
ポイントは肩甲骨を開くこと。
背中から見て左右の肩甲骨を開くんです。
脇を締めて、うずくまる様に背中を丸くすると
左右の肩甲骨の距離が開いて腕を長く使えます。
そうすると頭も載ってくる・・・はず・・・
初めての試みで、何かとバタバタとしてしまいましたが、事故もなく、みんな笑顔で追われたので、ひとまずはほっとしていました。
今後も年に何回か開催できたらと思っていますんで、多少遠方の方でも遠慮なくきてもらうと嬉しいですね
更にコギコギスピリットを広げていける機会にしたいです。
コギコギさん、今後も宜しくお願いします。
今度,意識してやってみます!
「自転車乗りには翼がある」「地上を自身の力で移動する手段としては最速」という表現が,メチャかっこいいです。
機会があったら,使わせてもらおうっと。