二足のわらじを履く自転車乗りの気持ち |
最近、私の周りの自転車乗りが二足のわらじを履いているんです。
二足のわらじというのはロードバイクとマラソン、
またはロードバイクと登山であったりします。
どれも持久力が必要なスポーツです。
フクちゃんは自営業なので、まとまった休みがとりにくい。
自転車でロングライドは難しいのですが
その代り、ランニングをして心肺能力の向上に努めています。
ついこの間の神戸マラソンでは、フルマラソンに挑戦し、見事完走しました。
7月にアワイチを一緒に走った時は、
正直、大丈夫かなと思っていたんです。
私と一緒にスピードトレーニングをしたりすると
フクちゃんの方が脚が売り切れたりしてたんですよね。
ところが淡路島一周150kmの最終局面で千切り合いが始まった時
先頭集団には加われなかったものの
向かい風の中、単独で先頭を追走してたんです。
その時、
「マラソンをやると自転車も速くなるんだ」
と感じました。
ヘイジさんもマラソンをやるんですが
ロードバイクでレースデビューを果たして以来
モチベーションがアップしてトレーニングの虫になっています。
そのトレーニング内容を見ると短時間でもトレーニングできるランニングなんです。
最近では山の中を走り回るトレイルランニングをやっています。
ぴよぴよさんは最近ランニングを始めました。
それまでは登山と自転車の二足のわらじでした。
自転車を始めたきっかけは山を速く登るためのトレーニングとしてでした。
色んな人と話していると
自転車で速くなるために自転車ばかり練習しているわけではないようです。
例えばオフトレで何をやるかと聞かれれば
私の場合、LSDを中心にやってますと答えるでしょう。
しかし、ある人はオフトレには
400mのインターバルをやってますと答えます。
もちろん自転車ではなく、陸上の400mインターバルです。
自転車で速くなるためにもマラソンで速くなるためにも
要は心肺能力を鍛えなくてはなりません。
心肺能力を鍛えるための手段は何でもいいのかもしれませんね。
日本では自転車よりもマラソンの方が競技人口が多いですよね。
そして歴史も深い。
自転車部は、あんまりありませんが陸上部はどこの学校にもあります。
となると心肺能力を鍛えるノウハウは陸上競技の方に豊富にあるかもしれません。
宝の山が陸上関連の資料の中に眠っているかもしれないのです。
私は大学生の時、ちょっとした事故で左膝を傷めたので左膝が弱いんです。
ですから膝を壊すのが怖くてマラソンはちょっと出来ない。
それなら心肺能力を鍛えるために登山もいいんじゃないかな・・・なんて思いました。
自転車で退屈なLSDをするくらいなら
山登りでLSDみたいな事は出来ないだろうか?
そこで近所の山に登ってみる事にしました。
天気も悪く時折弱い雨が降ったりしていました。
買い物や所用で午前中の大部分の時間を消費していました。
日も短いですし、自転車に乗るよりも今日は山を登ってみよう・・・
私がMTBで向かった先はヤッホの森と呼ばれる所です。
ヤッホの森の中をぐるっと回ってみる事にしました。
MTB用のシューズで登りますが
金属のクリート部分は滑りやすく岩場を歩く時は難儀しました。
こういう初心者が登るような整備された山でも
トレッキングシューズの方がいいですね。
感覚的にはLSDの負荷よりは高いです。
心拍計を持ってくればよかったのですが
山登りに心拍計という発想がありませんでした。
今度来るときは心拍計を持って来なければいけませんね。
寒い日でしたがニット帽は脱ぎました。
じんわりと汗をかきます。
使う筋肉は、もちろん自転車とは違います。
太ももの根元の方が動いている感じがしました。
20分程で黍田富士の頂上へ到着。
たつの市が一望できます。
166mという標高はたつの市を一望するのに調度よい標高の様です。
天気は良くありませんが絶景でしたね。
揖保川も見えるし山陽新幹線も見える。
黍田富士の他に亀岩展望台というのがあるみたいです。
そこも景色がいいのかもしれないと思って登ってみました。
古代から景色がいいから選ばれたんでしょう。
なかなか面白い森です。
こういう道を歩くのは悪くないです。
そして亀岩から瀬戸内海が展望できました。
雲の切れ間から陽の光が届いて海が一部分光っていました。
なかなか綺麗な景色でしたよ。
下山途中に見つけた炭焼き釜の跡です。
ここは昔から里山だったんですね。
重力に対して踏ん張りながら下って行く感じです。
下山して、かかった時間は2時間くらいかな。
距離にして5~6キロくらいです。
脚に張りを感じたので、いつも使わない筋肉を使ったんでしょう。
山登りも、心肺能力を鍛えるトレーニングに成り得ると感じました。
私が新鮮に感じたのは速度感です。
5~6キロを2時間かけて歩くというスピード。
湿地から湧き出る水の音や葉っぱの一枚までハッキリ認識できる速度です。
五感から受ける情報量は多い。
ロードバイクとは違う領域で感受性を刺激できます。
二足のわらじを履く自転車乗りの気持ちが少し解ったような気がします。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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最近MTBが欲しくなって近いうちに買っちゃいそうです(^^ゞ。
でも、登山のときは膝の痛みってほとんど感じません。ランニングの上下動がよくないのかもしれません。まあ、この辺は個人差もあるでしょうし何ともいえませんけどね。
だから、私の場合は自転車メイン+登山が向いているような気がします。登山といってもハイキング程度ですけどね。
ランニングは今後は短距離のものなら状況が許せばエントリーしていこうと思います。
登山関係の靴は靴底のゴムの側面に「vibram」というロゴが入っているものなら滑りにくいですよ。アウトドア関連のショップで売ってます。
私は小・中・高と陸上をやってました。
陸上競技が心肺機能のトレーニングになることは正しいです。
ただ、自転車に繋がるようなトレーニングとしてはやはり、長距離がよいかと思います。残念ながら私はずっと短距離と跳躍系の選手でしたので心肺がそのようになってしまってます。所謂、無酸素運動ですから筋肉&心肺機能はそれ用に作られてしまってます。長距離と短距離ではまったく別物ですから私が自転車がヘタレな理由もそれを言い訳にしてます。(^_^;)短距離=速筋。長距離=遅筋だと思います。
あのベンジョンソンがバラエティ番組で400mを走って負けた時に「私の筋肉は100m用だ!」と言った事は負け惜しみではないです。
ヒルクライマーなら長距離・スプリンターなら短距離の練習に特化したらいいかも知れませんがサンデーライダーならオールラウンダーで400~800・1600mくらいの中距離練習がベストじゃぁないでしょうか。インターバル入れて400m×4本とかすれば結構な練習になるのでは?
私?私はほら、スプリンターの心肺だから・・・(^_^;)
フルサスなのでダウンヒルは得意なんですが
登りと平坦路はフルサスはマイナスに作用しますね。
サスペンションはフロントだけでよかったなぁ・・・
昔は、たまに林道走ってました。
滑る路面の登りはペダリングのいい練習になりますよ。
プロもMTB持ってる人多いですね。
ランニングは膝への負担が大きいと聞いて
ランニングは出来ないでいます。
私も自転車以外の持久系スポーツは
山登りがいいのかもしれませんね。
ランニングも山登りも、まずはシューズからですね。
なんか、こう・・・テスト勉強のようです。
勉強してないと言いながら実はやっていて
〇〇の問題集はよく当たるとか
〇〇の単語帳は一応全部覚えたとか・・・
そんな会話やってると、なんだか焦りますね。
短距離と跳躍系の選手という事は持久系は苦手という事ですね。
ゴール前のスプリント勝負は強いけど
そこまで残っているのが大変なんですよね。
私はバレーボールやってましたが
あれって、瞬発力の連続のスポーツなんですよね。
私もそんな筋肉で出来ているので
ヒルクライムは苦手なんですよねぇ~(言い訳)
ランもバイクもやはり大事なのはフォームなんでしょうね(-_-;)
息子は、中学の陸上長距離なので、練習でここを数往復するらしいです(驚)
流石に、ワタシは上まではランで登れませんでしたが・・・
林道を走って山の中でコーヒー飲むなんて楽しそうですよね。
私も左膝が痛くなるのでジョギングはちょっと敬遠してます。自転車なら繰り返しの衝撃が無いのが良いのか大丈夫みたいです。MTBも楽しそうですが今の自転車で精いっぱいかな~・・。
私、自転車4台持ってます。
MTBが2台とロードバイクが2台。
一応、乗り分けてますが・・・
だいたいがフルカーボンのRFX8です。
これだけ自転車があれば
ジョギングする暇、無いかも・・・