夢がサーキットを駆け抜ける日 |
サイクル耐久レースin岡山国際サーキット2012に関連する記事です。
レースを2週間後に控えた9月24日(月)
私とフクちゃんは、だるま珈琲にヘイジさんを呼び出していました。
ヘイジさんは今回の耐久レースがレースデビューです。
しかも臨時漕会のメンバーでエントリー
もちろん、臨時漕会のチームジャージを着て出走予定です。
実は、レースの打ち合わせというより
ヘイジさんにお願いがあって呼び出したのです。
「ヘイジさん、初めてレースに出るのになんですが・・・
耐久レースというのは自分の力を試すために走るのが本来の姿ですよね。
それを承知でお願いがあるんですが・・・
今回のレース、臨時漕会で列車を形成して走ろうと思ってるんです。
列車を形成する以上、自分の実力を試してみたいという部分は、ぼやけてしまいます。
でも、列車を形成すれば、
列車を形成したメンバーの成績の底上げは出来るんじゃないか・・・
誰かの後ろについて走る、コバンザメ走法はやめて
自前の列車で走ったほうが速いんじゃないか・・・
そう考えて、臨時漕会列車を形成しようと思ったんです。
だから・・・ヘイジさんにも列車に加わって欲しい」
実はこの作戦、レース直前に思いついた作戦では無くて
1年以上前から臨時漕会エースのYKさんや私の夢だったのです。
昨年の天満屋ハピータウンカップでは3人列車を走らせようとして
フクちゃんが、ご両親が入れ替わり立ち替わり入院という事態になってDNS。
私とYKさんの二人列車では走力の差があり過ぎて
私はYKさんのアシストを受けて戦ったのでした。
臨時漕会は臨時に集まって自転車を漕ぐから臨時漕会なのです。
それはレースでも同じ事でした。
臨時漕会列車をレースで走らせるという作戦は
実現出来そうで、その実、なかなか難しい作戦なのでした。
もしも臨時漕会列車が形成されたなら
我々を風除けとして利用しようとする選手達が集まってくるはずです。
臨時漕会列車を先頭に小集団が形成されます。
小集団の先頭は我々が回し、集団をコントロールする。
レースの結果云々というより
そういう特別な状況を体験してみたかったのです。
きっとカッコいいに違いない!
去年の年末に臨時漕会エースのYKさんと
LSDをしながら語り合った事を思い出します。
その時は明日香村ヒルクライムレースで
ONIさんが先頭集団を引いた話しで盛りあがっていました。
「そう、みんな同じ臨時漕会ジャージを着て
自前で集団をつくってサーキットを疾走する・・・
最初は遅かったっていいじゃないか。
レースのリザルトに臨時漕会、臨時漕会、臨時漕会、臨時漕会・・・とずらっと並ぶ・・・
みんな、なんだこれは?って思うぞ。
他のチームがやってしまう前に我々が最初にやりたい」
あれから1年・・・
臨時漕会のメンバーが増えて
サイクル耐久レースの3時間ソロに4人もエントリーする事になりました。
このチャンスに是非、臨時漕会列車を走らせたい・・・
「コギコギさん、俺、レース初めてっすから・・・
おっしゃる通り、列車に加わりますよ」
「ありがとう!」
これで臨時漕会の4人列車が発車出来そうです。
メンバーはわたくしコギコギとフクちゃん、
臨時漕会最年少のボーンズさん、そして今回レースデビューのヘイジさんです。
臨時漕会エースのYKさんは仕事のスケジュールの都合でエントリー出来ませんでした。
臨時漕会列車を一番待ち望んでいたエースが欠けるのは
我々としては極めて残念なことです。
しかし一番残念な気持ちでいるのはエース本人のはずです。
練習パートナーとして一番長い時間、一緒に走ってきた私は特に
臨時漕会エースのYKさんの分まで
走ろうと思いました。
そして2週間後の10月8日(祝)の朝
岡山国際サーキットのピットに臨時漕会列車を走らせるべく
4台のロードバイクが並べられていました。
臨時漕会列車を走らせる日がやってきたのです。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
やっと念願かなう日がやってきました。
4人もの人数で、チームジャージを着てサーキットを走ればどんな事が起こるのか?
何度も空想だけはしてきましたが実際はどうなのか?
このあと、しばらくレースレポートが続くと思います。
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どんな切り口になるか楽しみにしてます
題名は、いつも考えますねぇ~
岡山国際はFー1のオフィシャルで行った事があり、懐かしく思ってます。臨ジャージの電車、格好良過ぎです。 一読者ですがブログ楽しみにしてます
私の性格を完全に・・・!?
コギコギさん ykさんと・・・ですよね~!?
とりあえずこの冬は、超苦手な下り&ロングを漕ぎ漕ぎして克服して
見たいと思っています。
参加したらあと先を考えずに調子に乗って、臨時漕会列車を引いてしまいそうです。(^u^)
結果はフクちゃんさんのブログで承知ですがコギコギさん流でどんな感じになるかワクワクしてます。男達の企ては楽しいなあ。
ロングはもう大丈夫でしょう。
ただ、下りの練習は危ないので気をつけてください。
サーキットでは外脚荷重でリーンインやリーンウィズで
コーナーをクリアして行く事が多いです。
ONIさんが加わったら鬼に金棒ですね(笑)