フィジーク着座位置研究・・・お尻の痛みはどう違うか? |
もうそろそろインプレ的な記事をを書いてもいい頃かな。
今日は久々に器材に付いての記事を書こうと思います。
私がフィジークのアリオネを買おうと思ったのは
比叡山ヒルクライムレースに出場するにあたり、坂の練習をするようになってからです。
私のスタイルは長い坂を登る時、
サドルの後方へ着座して主にハムストリングスを使ってペダリングします。
急な坂が続けば続くほどサドルの後方に着座する事が多くなります。
もっと後ろへ座れればペダリングしやすいんじゃないか?
そう思って思いついたのがフィジークのアリオネでした。
フラットで後ろに長い形状から大ヒットとなっているのを知っていたからです。
たまたまショップに行った際にアリオネが展示してあったので早速買い求めました。

とりあえず35mmにしました。(私は背が低いので・・・)
サドルが以前より薄くなったので3mmほどサドル高を高くしました。
一応、以前のサドル位置を移植したつもりです。
乗ってみて最初に思ったのは、どこに座っていいのか分からないという事でした。
普通のサドルだと坐骨の当たるスイートスポットが点であるため
それ以外の場所に座ると何かしら違和感があるのですが
フィジークは前に座ろうが後ろに座ろうが、あまり違和感が無い。
何処にでも座れてしまいます。
まあ、それが売りのサドルなんですけどね。
ここで少し補足説明。
サドル後退幅についてです。
これが分からないと後の話が分からないと思いますので・・・
サドル後退幅とはサドルに座ってクランクを水平にした時、
膝のお皿の後ろから重り付きの糸を垂らして
それが調度ペダルのシャフトを通過するようにサドルの位置を合わせます。
これが基本設定ですよね。
その時、サドルの先端から重り付きの糸を垂らし
糸がクランクの軸の中心からどれだけ後ろを通るか・・・これがサドル後退幅です。
サドル後退幅は基本セッティングの中でも
サドル高に次いで、いやサドル高と同じくらい重要です。
サドル後退幅が違うと使用する
筋肉が違ってくるからです。
一般的には基本セッティングのサドル後退幅よりやや後ろにセッティングする方が
ハムストリングスを使いやすいと言われています。
逆に前寄りにセッティングすると
大腿四頭筋の発動が多くなりケイデンスを上げやすいと言われています。
私は以前から後ろ乗りの方が好みでしたし
後ろ乗りがしやすいだろうという事でフィジークのアリオネを買ったわけですから
後ろ乗りでしばらく乗ってみる事にしました。
確かにハムストリングスを使ってペダリングしやすく
150km以上走っても大腿四頭筋のダメージは少なかったですね。
急坂でもハムを使ったペダリングがしやすかったです。
ロングライドなら後ろ乗りかなぁ・・・
そう思いましたがお尻が痛い。
後ろ乗りをした時のお尻の痛みの主体は摩擦による痛みです。
お尻の皮膚がレーパンの生地と擦れて皮がむける痛みです。
(これは専用クリームを使用する事である程度防げると思いますが・・・)
後ろ乗りになるとペダルの踏み面とお尻の位置は遠くなります。
これはサドルが高くなったのと同じような状態になりますね。
ハムストリングスを使って強力に斜め前へ力を加えると
その影響でお尻が前後にずれる様です。
今度は前乗りでしばらく走ってみました。
こちらは確かにハムストリングスは使いにくい気がしました。
大腿四頭筋が発動するのも良く分かります。
ただ、ケイデンスは上げやすく、平坦路等は軽くい回せる感覚があります。
イメージとしてはギヤをひとつか二つ軽くしたような感覚です。
ハムは使いにくいかもしれませんが
平坦路や下り基調などの条件の良いところではスピードアップが狙えそうです。
前乗りになると、ペダルの踏み面とお尻の位置は近くなり
サドルを低くしたような状態になりますね。
前乗りにした時のお尻の痛みの主体は打撃による痛みです。
路面からの振動や、もしかしたらペダリングでお尻が跳ねているのかもしれません。
とにかく摩擦というより打撃による痛みの方が大きかったように思います。
着座位置によって乗り味はかなり変わってくる事を身をもって体験しました。
フィジークアリオネを使いこなす二には
やっぱり時と場合によって着座位置を変えた方が良さそうです。
後ろ乗りがいい場面とはどんな時か?
また前乗りがいい時とはどんな時か?
後ろ乗りがいい時は私の場合、長い登りです。
ハムストリングスはパワーと持久力を兼ね備えていますから
その筋肉を使いやすい後ろ乗りは長い登りに有効だと思います。
そして登り程、極端に後ろに座らなくても
やや後ろ乗りにする事で
平坦路の向かい風が長く続く時など大腿四頭筋を温存できるでしょう。
そして、後ろ乗りがいい時は下りもそうですね。
下りの時、サドルの後方に着座した方が後方荷重になり
ハンドリングがしやすくコーナーでバランスがとりやすいと思います。
では、前乗りがいい時とは、なんと言っても条件の良い平坦路でしょう。
下り基調の平坦路なんて、いいと思います。
瞬発力のある大腿四頭筋は
ケイデンスを上げてスピードアップをするのに適しているのでしょうか。
速く回せてパワーもある様に思います。
頭を下げて空気抵抗を減らすポジションをとりやすいのも前乗りの利点でしょう。
ただし、前方荷重になりハンドリングはしにくくなります。
前乗りにするとハンドルにどうしても荷重がかかってしまうからです。
こう考えるとフィジークのアリオネを使いこなすには
着座位置を時と場合に応じて変えることという結論になりそうです。
ところがどっこい、フィジークに座ると何処に座っているのか分かりにくい。
確かに最初のうちはどこに座っているのか指でさわって確かめていました。
慣れてくるとサドルの上をお尻を前後させて筋肉の発動の感覚から
自分が、だいたい前乗りになっているのか
後ろ乗りになっているのか分かるようになってきます。
最近、ちょっとフィジークのアリオネを使いこなせてきたかなぁ・・・
フィジークのアリオネは初心者の人が
基本的な着座位置を知らないまま乗っても違和感無く乗れてしまいます。
そこがいいのか悪いのか分かりませんが
最初は普通のサドルに乗って
基本セッティングのポジションを経験した方がいいような気もしますね。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
お尻が痛くならないのは以前のセライタリアの方が痛くなりませんでした。
ただ、時と場合によって筋肉の発動を変えやすいフィジークが今はお気に入りです。
とは言っても、フィジークのサドル位置はまだ完全に決定はしていませんけどね。
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ただ、乗り始めて5000キロくらいですが、最近中央の縫い目がやや緩くなってきてるのが気になりますが(苦笑)素材が違うモノを縫い付けているからか…、単に乗り方が悪いのか?
しかし、アリオネは非常に良い感じです☆
師匠に教えて頂いたからですが(#^.^#)バイクが安定して、恐怖心が和らぎます。 あの反り返ったサドルでは…厳しいかもしれませんね。 何にしても、使ってみないと分からないのが、悩む所です!!(◎_◎;)
自分のTCR CMPOSITEはアリオネもどきなんですけど、ロングレールのメリットは着座位置の多さとしなりによる乗り心地の良さだと思います。自分の乗り方は、ヒルクライムの上ハン握っている時は先端に座り、平地巡航のブラケットポジション時は真ん中、下ハン握って高回転高トルク走り時は一番後と走行状況によって着座位置を変えた方が走りやすいし、結果早く走れる。レース会場でもアリオネ使用率が高いのは自由度の高さなんじゃないかと思います。
ロードバイク歴2年未満の初心者ですが、自分が思った事を書いてしまいました。
生意気だと思ったら消してくださいm(__)m
カッコイイし・・・
着座位置を色々変える事が出来るのは大きなメリットだと思います。
それと・・・
ボーンズさんには是非、落車ゼロ、事故ゼロであって欲しいです。
アリオネは着座位置を変えやすい半面
ホールド感が乏しいので
私の様に未熟なペダリングだと
お尻が前後にずれる摩擦によってお尻が痛くなるのです。
その点、斜め前に踏み込んでもお尻がホールドされていれば
力が逃げること無くペダリング出来るかもしれません。
selle smpのサドルでも下りで後ろ乗りになるくらいは
出来ると思いますよ。
貴重なご意見ありがとうございます。
確かに時と場合によって
着座位置を自由に変えられるメリットは大きいですよね。
アリオネ比率が高いにはおっしゃる通りそこでしょう。
普通のサドルでも着座位置をある程度変えられますが
アリオネほど違和感なくは出来ませんからね。
奥はどんどん深くなりますね!
一般的なサドルはサドルの先端から14.5cmのところが
サドルの中心になる様につくられているようです。
ですからサドル高はサドルの先端から14.5cmの所から
BBの中心からの距離を計る事になります。
着座位置がサドルの先端から14.5cm位になる様につくられているので
サドルを変えても、サドル後退幅を把握しておけば
割とすんなりポジションが決まります。

