片鉄ロマン街道、腹減った |
前回からの続きです。
見知らぬ道を進めば、初めて見る景色が広がります。
秋里川沿いに自転車を進めると
点在する集落を抜けます。
山間ですから、それほど広い田んぼはありません。
棚田の小さな田んぼが広がるのみ・・・
米を主食とする日本人のDNAに染みわたってくるような
どこか懐かしさを感じる集落の景色です。
願わくは、この景色の中に子供がいてほしい・・・
ですが、ここも限界集落なのでしょうか・・・
干してある洗濯物に子供の服はありませんでした。

「やっぱり、登りがあって、頂上付近に県境の標識があるんかな・・・」
どんな県境が出てくるのかワクワクしながら進みます。
やっぱり坂はありますね・・・
頂上に県境があるのかと思いきや、坂を下ります。
少し坂を下ったところが県境になっていました。

休耕田が荒れてしまったような景色のなかに、ポツンと県境の標識が立っていました。
しかしながらロングライドで県境を越えるというのは
何回県境を越えても心がときめくものですね。
なぜだか判りませんが・・・
心の中で
「あっ!県境越えた」
ってときめくのです。
ここからしばらく下りが続きます。

「ここかぁ~ここにつながるんや!」
地図では確認しているつもりでも
実際の風景を見て初めて、その道を知る事になるのです。
これもひとつの感動と言えば感動です。
ここから先は、今まで何度も走った事のある道を走るだけです。
ヘイジさんだけは、まだまだ知らない道が続きますがね。
「ヘイジさん、この先坂を登ったら岡山国際サーキットですよ」
「へぇ~ブログによく出てくる、あのサーキットですか・・・
案外近いんですね」
「相生から車で40~50分くらいかなぁ・・・」

この辺はアゼリア館しか無いんですよね・・・
昼には少し早いくらいでしたが昼食をとる事にしました。

いかにも田舎のおじいちゃんといった面持ちです。
(あれ?この景色、どこかで見たぞ・・・・
いつだったかなぁ・・・
そうだ、何年か前、この時間、ここに来て、同じおじいちゃんたちを見てる)
私の心に引っかかったのも無理はありません。
その時の模様をブログに書いていたのですから。
下の写真は2010年6月6日(日)のブログで掲載した写真です。
これと同じ席に座って、恐らく同じメンバーが世間話していました。

(いきなり)
「お前らぁ・・・今日は何年何月何日か言えるか?」
「・・・う~ん、平成6年6月6日か?」
「違うわい、平成22年6月6日じゃ」
「わしゃ、そんなこと聞くから6並びかと思ったわい」
「6並びは西洋じゃ不吉じゃそうじゃ」
「日本じゃ4とか9じゃがのう・・・」
以下続く・・・
「猟友会が間違って仲間、撃っとったな」
「ありゃ熊じゃと思って、もろ撃っとるで」
「熊は見んな」
「ありゃ冬眠するしな」
「猪も最近は少ないな」
「鹿は多いでぇ~」
「鹿はな、ありゃ歯が悪いで・・・やわらかい新芽ばっかり食べよる」
まぁ、こんな他愛の無い会話があったのですが、
あの時のおじいちゃんたちが
またここで同じように世間話に花を咲かせている光景に感動です。
悠久の時の流れ?
田舎時間?
アゼリア館が今も、あのおじいちゃんたちのたまり場だった事に乾杯!
アゼリア館を出た私達は県道90号線を西へ進みます。
「ヘイジさん、今走っている道はメディオフォンド雲海のコースですよ。
ブログでメディオフォンド雲海に出場している
ジェットさんを応援しに行くのがあったでしょ・・・
YKさんがパンクしてタッチの差でジェットさんの応援に間にあったやつ・・・
この道でYKさんがパンクしたんですよ」
「そう言えば、そういう記事ありましたね」
「信号を越えれば坂が始まるんですけど
その坂の頂上付近でジェットさんを応援したんです。
向こう側から、どんどん選手が登って来てね・・・
右折して、更に勾配のきつい雲海の坂へ突入して行くんです。
YKさんにヒルクライムの極意を伝授してもらった坂ですね」
当時のブログに掲載した写真です。


雲海入口までの坂を越えると豪快なダウンヒルが待っていました。
下りの速度の増し方で坂の勾配を感じます。
この春に実際に登った感触よりも下った感触の方が急坂に感じました。
自分で登っておきながら、こんなのよく登ったよな・・・なんて思うのです。
坂を下った終着点に一級河川の吉井川の流れが見えました。
「ヘイジさぁ~ん、ここから片鉄ですよぉ~」
1991年6月に廃線となり、その後西日本最大級のサイクリング道として甦ったのです。
国道374号線に並走する形で、吉井川沿いを南下します。
国道よりも一段高いビューポイントから吉井川の流れを見る事が出来ます。
「いやぁ~この眺めが片鉄やねぇ~」
もちろんここは車やオートバイは入って来れない。
激しい交通戦争の真っ只中で生活している自転車乗りにとって
心から安心してペダルを漕げる場所・・・それが片鉄ロマン街道なのです。
サイクリング道には鉄道であった頃の名残が随所に見られ
それがこのサイクリング道の魅力を一層高めています。
「ヘイジさん、アレが駅の跡ですよ。
記念写真撮りましょうか」

懐かしさと淋しさが漂います。
今では自転車乗りたちの休憩場所か撮影ポイントとして使われています。
片鉄が並走する吉井川流域は
鉄道が開通するまで出雲地方と近畿地方を結ぶ交通の要路となって栄えていきました。
かつて、この吉井川を高瀬舟が行き来していたのです。
船着き場跡が休憩所となっています。


木漏れ日を浴びながら川が見える。
更に南下して行くと鉄道のトンネルをくぐります。


この駅は天瀬駅ですね。

「ホントやねぇ~コンビニの一つも無い」
「すごいね・・・でも腹減った・・・和気で補給する?
あそこならコンビニあるし・・・」

次週はおばさん達と鵜飼谷温泉前の県道を通るんですが
私達は和気ドームを後に更に片鉄を吉井川沿いに南下します。
山陽本線の和気駅周辺まで来ると、
延々続いた田舎が途切れ少し街らしくなってきました。
やっとコンビニで補給出来ました。

ここからサイクリングターミナルまで行って
そこから備前の醤油屋さんソフトクリームを食べに行きます。
案内は猛虎ジャージのフクちゃんです。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
今日は、ここまでしか書けませんでした。
次回も新コース開拓で初めての道を走った事を書くつもりです。
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コギコギさんの近くに片鉄があるのは羨ましいですね☆
でも、何時も自転車は楽しかったらいいねんーて言っておられるので、私もそうでした。また、今度見て下さいね*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ふくちゃんさん
初めまして!!コギコギさんはむしろ全く下見したお話なんてされてなかったんです(*^_^*)それで、ビックリしたんです!!
一人でも 虎 で突っ走って下さいね~
そう言えば以前鳥取市のショップで出会った津山の方に「良いサイクリングコースがあるから冬場走れない時に来たらいいよ」って言われた事があります、土地勘がなくてピンとこなかったけど片鉄の事だったのかな?
一度は行ってみたい所ですね(^^)
そうです!そのためには痛くならないフォームですね。
冬場以外でd(^_^o)

