同一方向に進む自転車乗りにはドラマが生まれ、我々は彼を応援できるのか? |
新しい環境での仕事は、まだまだ要領を得ず、いっぱいいっぱいです。
以前の様にブログの更新が出来るかどうか・・・
そのへんは不安がいっぱいですが
ブログは多くの自転車仲間との交流の場でもあるので
出来る限り、続けたいと思っています。
それでは、さっそくブログの記事を書くとしますか・・・
休んだ分、古い話から始めますよぉ~
この記事は4月8日(日)の出来事を書いたものです。
午前7時15分、私と臨時漕会エースのYKさんは、ある目的を持って
岡山方面へ出発しました。
朝の気温は氷点下・・・
車のフロントガラスを凍らせるほどでした。
しかし、日中の予想最高気温は15度にも達する見込みです。
高気圧に覆われ、晴天であるほど気温差が激しい。
ウエアーの選択が悩ましい、そんな朝でした。
我々の目的は応援です。
メディオフォンド雲海ステージに参加するジェットさんを
コース上で応援しようというのです。
一般道を交通ルールを守って走るサイクリングイベントとはいえ
計測タグを装着してタイムを計ります。
タイムを計るとなると、少しでも速く走ろうとするのが人情。
しかも、ゴール手前7kmでは平均7%のヒルクライムが待っています。
参加経験のあるYKさんによると、速く走る人はガンガン走るそうです。
「がんばって!」
の一言が、苦しい時に、どんなに力になる事か・・・
耐久レースを経験している私には痛いほどわかります。
それともうひとつ・・・
自分が頑張らなきゃいけないんじゃなくて
応援でサイクルイベント見に行けるのは、お気楽でいいかなと・・・
眩しい朝日の中を気持ち良くロードバイクを走らせます。
「YKさん、今日は風が、ホントに無いっすね!」
「そうだな、風が無いと気持ち良く速度が乗る・・・」
気温は低いが日射しに温かさを感じます。
その落差が心地よい。
しっかりと春を感じながら走っていました。
自転車談義に花を咲かせ、いつ終わるとも知れない会話。
すると、後方から声がしました。
「おはようございまぁ~す!」
スマートでカッコイイローディーが私達を追い越していきました。
たぶん・・・私とYKさんが会話している時に後ろに付いていたんでしょうね。
2人の会話に加わる事も出来ず、どうしたものかと思ったはず。
3人列車の最後尾を走っていたら
空気抵抗が大幅に軽減されて、私達のスピードが遅いと感じたかもしれません。
平坦路は、すっと前に出て、私達との距離を順調に離していきました。
ところがです。
前方に、ちょっとした坂が出現しまして・・・
彼は坂が弱い人だったのかなぁ・・・
見る見る彼との距離が縮まって、ついには3人列車が再結成!
別に彼を追った訳じゃないんですけど
自然と追いついてしまったんです。
そうすると、一度、我々を追い越した彼としてはバツが悪かったんでしょうね。
呼吸が乱れる音が聞こえるくらい頑張り始めました。
我々は会話こそしませんが、
千切り合うつもりも無く、マイペースで彼の後ろに付いていたんですが
彼にとっては、すごいプレッシャーだったんじゃないかと思います。
こうなると、下りから平坦路に移っても
我々は空気抵抗が彼よりも少ないわけですから
なかなか離されないわけです。
いつまでも付いて来られてしまう。
言っておきますが、私達は彼を追ったわけでも
千切り合いを挑んだわけでもなく、
普通に走っていたらこうなってしまったわけでして・・・
でも、彼にとっては後ろから煽られているような気分だったんじゃないですかね。
後ろ姿から、かなり一生懸命走っているのが見て取れました。
このあと、信号で彼を先に行かせて
我々は信号待ちに引っかかる様にして彼とお別れしました。
耐久レースでもよくあるんですけど
誰かの後ろに付くと、空気抵抗が軽減するので
前を走っている人が遅く感じるんです。
自分の方が速いと思って前に出ると風の抵抗をもろに受けて
そうそう速く走れたもんじゃない。
気が付いたら、また列車の後ろに戻っている・・・
「YKさん、彼に悪い事しちゃいましたねぇ~
可哀想に・・・追いまわされた感じになって・・・」
自転車乗りは、すれ違いざまの挨拶は手を挙げて爽やかなんですが
同一方向となるとドラマが生まれますね。
見ず知らずの人と列車を形成するのか、
それとも、頑張って追い越すか・・・
結局、見ず知らずの人と千切り合いが始まったり
もしくは仲良くなったり・・・
最近はローディーが多いですから
あちこちでドラマが生まれているんではないでしょうか?
さて、話が少し脱線しましたが
我々はジェットさんを応援するために片鉄ロマン街道を目指しました。
絶好の自転車日和です。
「YKさん、ジェットさんの応援ですが・・・
普通に応援したんでは面白くないので、
伴走して補給食渡すって言うのはどうでしょう?
よくあるじゃないですか、
プロチームのアシストが
サポートカーから補給食を受け取ってメンバーに配ってるでしょ。
あれ、カッコいいなぁ・・・って」
「コギコギさん、肝心なこと忘れてるよ。
ジェットさん、アドレナリン出てるから、速いよぉ~
コギコギさんには追いつけないと思うけど・・・」
「あっ、そうかぁ・・・はっはっはっ!」
YKさんが応援ポイントに選んだのは和気ドームが見える片鉄のコース上。
日射しが眠気を誘うほど穏やかで気持ちいい。
コース沿いに自治会のイベントか何か・・・
手作りの山菜おこわや、コーヒー、その他、もろもろの商品が売られ
小さな、人の群れが出来ていました。
私とYKさんはベンチに腰掛けて
片鉄ロマン街道を次々と走っていく自転車を眺めていました。
MTBあり、ミニベロあり、ママチャリあり、もちろんロードバイクあり・・・
それぞれが思い思いのスタイルで思い思いに自転車を楽しんでいる。
そんな光景は、見ていても退屈しない。
見晴らしのいい農村地帯で、しかも絶好の自転車日和。
少々の人々の声は騒音になりえない。
それどころか子守唄になりそうです。
私はのどかな春を満喫しながらジェットさんが来るのを待っていました。
ところがYKさんが落ち着かない。
「少し、様子が変なんだ・・・・
この時間帯だと、係員がコース上でスタンバイしていてもおかしくない。
ところが、サイクリングイベントをやっている気配さえ無い。
気になるのは・・・・
ジェットさんと連絡をとった時、
他のサイクリングイベントと重なったらしいと言っていた事だ」
「そう言えば・・・ママチャリダーさんも
4月8日に片鉄でメディオフォンド雲海ともうひとつ、
サイクリングイベントがあると言っていました」
「しまった!
コギコギさん、コースが変更されている可能性がある」
「えぇえええ!マジッすか?」
「とにかく、応援ポイントを変えよう!」
コースは本当に変更されているのか?
変更されているとしたら、どんな風に?
私は何もわからないまま、YKさんの勘を信じて
のどかな片鉄ロマン街道を走り始めました。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
今日はここまでしか書けませんでした。
続きは次回、書けると思うんですよねぇ~
仕事が忙しく、ちょっと不安・・・
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コギコギ日記が、無いと落ち着きませんね。
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最近、ファンライド出来ていませんが、また、誘って下さい。
おかえりなさーい。
無理をせずに、ブログはたまーにでいいので書いてもらえれば(笑)
応援にもドラマがあったわけですねー。
自転車を行き交う人を見てるのが楽しいのは、何となくわかります。
YK様より次回の記事も面白いと伺っていたので楽しみにして居りました‼
ですがご自分のペースで Blogの更新が億劫にならぬ様 御自愛ください
ところで先般コメントさせて頂いた車載ベースですが一昨日やっと設置出来ました
誠に僭越ですが 皆様で走られる際には 是非御一緒させてください!!
バイクもブログもマイペースが一番ですね。
お手柔らかにお願いしますよ。
早く先が知りたいっていう事は少なくなったんじゃないですか?
以前と同じようにブログを更新するのは今は少し難しい状況です。
その分、おばさんがコメントで頑張ってくれると嬉しいなぁ・・・
自転車コギコギ日記の読者の中には
おばさんファンも大勢いますからね。
若いのに、よく出来た人ですねぇ~
社会人は厳しいねぇ~
以前の様にブログを更新するのは難しいかもしれませんが
時間が捻出できそうな、瞬間を見逃さず
ぼちぼち更新してみます。
またコメント下さいね。