心が折れるのを待ちながら、心折れずに走り切る |
前回からの続きです。
トリガタワの坂を登り始めてすぐに
やはり私の方が心拍が高い事は呼吸で判りました。
坂は走力の差を増幅させるのかもしれません。

遠慮せずに先に行って下さい」
と言いながらも、出来るだけヘイジさんに喰らいついていきます。
ダンシングを織り交ぜながら登坂しますが
徐々に差が開きはじめ、心拍が170を超えたところで一気に離されます。

乳酸の蓄積が怖くて守りの走りになってしまいます。
俺ってダメだなぁ・・・
トリガタワにトンネルが完成してからは旧道を通った事がありません。
道がどんな状態か判りませんし、トンネルを使った方が楽だからです。
登り始めは、今日は旧道を通って峠を越えてやるぞと思っていても
いざ、トンネルを目の前にすると気がつけばトンネルを走行しているんですよねぇ~
俺ってダメだなぁ・・・
トンネルの入り口では
ヘイジさんがドリンクを飲みながら待っていてくれました。
「この坂、長いっすね!」
「トンネルが無い時は、もっと長くて急な道があったんですよぉ~」
トンネル内も弱冠登っていてスピードは出ません。
ただ、これだけ立派なトンネルなのに交通量は少ないし
明るさも充分あって走りやすいトンネルです。

下りは私が先頭に立たせていただきました。
時速50kmを越えるスピードで二台のロードバイクがコーナーでたわむれます。
下ハンを握り、顔のすぐそばにサイコンが来るくらい深い前傾をとって
空気抵抗を最小限に抑えます。
長い長い下りが終わっても道は川沿いに下り基調が続きます。
しかしバイクは思ったほど軽く前には進まない。
やはり・・・向かい風・・・
千種町内に入って貴重なコンビニに入ります。
千種高原から戸倉にかけての山並みは、青い空を背景とした雪山が輝いていました。
瀬戸内の雪にはあまり縁のない所からやってきた我々には新鮮に感じます。
自転車で、「思えば遠くへ来たもんだ・・・」
瀬戸内では大きな川幅の千種川も
ここまで上流になると狭い。

時速35~40kmくらい速度が出てもおかしくないんだけど・・・」
先頭交代を繰り返して時速30km以上は維持しますが
どこかフラストレーションがたまります。
出せるところでスピードが出ない・・・
こういうシチュエーションは思った以上に脚を使うんですよね。


向かい風のお陰で、
時折エアロポジションを取らなければならない煩わしさと
面白さに欠ける平坦路が続きます。
下三河まで来た時、向かい風から逃れるために
私はヘイジさんに、ちょっとした提案をしました。
「少し引き返して、寺坂峠を越えて平福に出ようか。
ブログで書いたぴよぴよさんの故郷も通るよ」
「へぇ~面白そうっすね」
常日頃から私の方から坂に登ろうなんて言わないはずなんですがねぇ~
この時ばかりは、ずーっと向かい風で走るよりも
坂登って移動した方がマシに思えたんですよねぇ~
私の案内で寺坂峠を登る事になりました。
ここでもやっぱり千切られちゃいました。

そうそう、杉林があってまるで林道みたいだったよな。
ぴよぴよさんは少年時代を坂と共に過ごしたようなものです。
学校へ行くにも遊びに行くにも必ず坂を通過しなければならない。
200km越えが普通のぴよぴよさんの耐久力は
少年時代の生活に元をたどる事が出来るのかもしれません。

ヘイジさんのお昼ご飯のリクエストは、もちろんホルモン焼うどん!
このブログで、頻繁に紹介していますからね。
特に上ホル別焼き(上ホルモンをうどんとは別に焼いてもらって醤油でいただく)は
気になってしょうがないでしょう。
せっかく佐用まで来たんだから、「新さよ」で上ホル別焼きをいただきました。



にんにくの風味が味に深さを与えてこれがまた・・・・
ヘイジさんは頬張った瞬間、笑みがこぼれてましたよ。
「新さよ」を出ると、あとは南に向かって千種川を南下するだけです。
海陸風というのは日中、海から陸へ吹く風の方が強いそうです。
晴れた日は海面と地表の温度差が大きくなりますからね。
海風は内陸へ50kmの距離まで遠く吹いてくるそうです。
我々もちょうど海風の射程距離に充分入ってきたようです。
頭を低くしてエアロポジションをとって
先頭交代を繰り返しながら海風を切り裂いて進みます。
行きは揖保川上流から吹いて来る山風に立ち向かい
帰りは千種川河口から吹きあげる海風と闘わなければなりません。
冬ならば北風に乗って最も気持ちのいい区間を
先頭交代を繰り返し、苦しみながら走り続けなければなりません。
「俺、ヘイジさんがいなかったら、とっくに心、折れてましたよ」
「私も、コギコギさんがいなかったら、心、折れてたっす!」
複数走だから頑張れるというのはいい事なのですが・・・
私は、ヘイジさんの心が折れて
「ゆっくり走りましょうか」って言ってくれれば
すぐにでも、ゆっくり走る準備は出来ていたんですけどね。
でも、私の方からは絶対に「心折れたからゆっくり走ろう」とは言えない。
もしかしたらヘイジさんも同じだったかも。
ヘイジさんが手を抜くまで私は手を抜かない。
遅いなりにも頑張る。
男の意地?
結局、ヘイジさんとお別れする、道の駅ペーロン城まで手を抜かずに走り切りました。

寺坂峠まで登っちゃって・・・・
行きも帰りも向かい風で心折れずに走り切っちゃって・・・・
私、前日もLSDとはいえ115km走っちゃってましたし
2日で248kmですか・・・・
体のダメージがぁああ~
走行距離…133.60km
時間…5:40:59
平均速度…23.50km
最高速度…58.71km
積算距離…19227km
消費㌍…2985kcal
補給食…###kcal
心拍…Avg.134 Max.177
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
ちょっと頑張り過ぎて、翌日から数日、かなり疲労してました。
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まさに男の意地ですね(笑)
男というものはいつまで経ってもそういう感覚があるものですよね
小さい時 この側溝を飛び越えられたら男として認められるというような事があり 思い出していました(笑)
それにしても「上ホル・別焼き」美味しそう!!これは食さずには居れませんね
自転車乗りの意地。
あれって何でしょうね? オトコってやつはおもしろい動物ですよねー。
私は、前を曳きはじめると先頭交代を要求しません。
変な意地を張って、消耗して、最後はチーン!
これからは、意地を張るのをやめようと思ってます(笑)
あまり賢い選択ではないかもしれませんね。
翌日の仕事に響きますから・・・
まあ、男の意地って言うのがあるから自転車は面白いのかも。
こんなこと書くと女性から
女にも意地があるのよって怒られるかもしれないですね。
「上ホル・別焼きは」黒毛和牛の3歳未満の雌牛で
しかも出産を経験していないという条件のホルモンです。
そりゃ柔らかくて脂が甘いはずですわ。
ボクも疲れたから先頭を代わってくれとは言えない性格かな。
皆さん、ボクと一緒に走ることがあれば、気を利かせてくださいね(笑)。
グルメ写真、好評なんですよ!
たまに、そんなに美味しくなかったものまで美味しそうに写ってます。
でも、上ホル別焼きは、ほんとに美味しいですよねぇ~
また行きましょう!
私 先日 半島を走った時に トンネルを幾つか走りましたが、トンネルに入った瞬間に目眩がして(@_@)平衡感覚が保てず、ふらついて…危険!!と思い、自転車を引いて越えました。とても不安だったので、今日 耳鼻科に行って検査を受けたら、内耳に異常があるみたい(+_+) 要は 内耳の異常を、視界で補って平衡感覚を保っているから トンネルみたいな 暗い所に入ると 平衡感覚が狂うんですって(-.-)。原因が解って 安心しました。
暗くなってからは ダメ! トンネルは ダメ! でも…走る事をダメ!と言われなかった事に 感謝!です(^O^)
ある程度の実力が無いと無理ですね。
複数走では、ぴよぴよさんの前を頑張って走る事で
ペースを落とす作戦でいかなきゃダメかな。
先頭を引く時は、ゆっくり目でお願いします。
それは注意しないといけませんね。
両手放しは無理してやらない方がいいかもしれませんね。
でも自転車に乗れるという事で安心しました。
私の記憶が定かでないので、ハッキリと覚えていませんが
確か、ヨーロッパのある国では
「自転車に乗れば医者要らず」というような
ことわざのような言葉があるそうです。
ロードバイクは、おばさんの健康にプラスになるはず。
体を傷めない乗り方を伝授するように心がけますね。

