あの人と出会う確率は?雨から逃げる千種川 |
トリガタワトンネルに入ると路面は全面ウエット!

嫌な予感がします。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
とは川端康成の小説ですが
峠の向こうとこちらで天気が違うのはよくあることです。
天気だけならまだしも、気候が違えば文化も違う。
方言だって違ったりします。
トンネルを抜けると雨である可能性は高い。
現にFK氏がそんな体験をしていますから・・・・
トリガタワトンネルは道幅は広く交通量も少ない。
照明も明るい方なので恐怖を感じること無く走れます。
全長1230mの先に
雨は待っているのでしょうか?
トンネルを抜けると、空の色がかなり暗い事に気付きました。
ふもとの気温は確か22℃だったのに
19℃とは!
汗をかいた体に、この気温でのダウンヒルは体を冷やしてしまう。
サイコンの画面でアベレージを確認します。
道の駅みなみ波賀ではAve.24.2kmでしたが、トンネル出口ではAve.21.6kmまで落ち込んでいました。
この落ち込み方を見るといかに私が坂が弱いかが分かりますね。
サイコン画面を見ていると水滴がかかりました。
「あれ?」
今度はヘルメットから「パチッ」と水滴が当たる音。
「うわぁ~今降ってきたのかよ」
やっぱりトンネルの向こう側は天気が違っていました。
急いで走り始めます。
なぜ急ぐのかは分かりませんが、雨の降り始めは急ぐのです。
アベレージがガタ落ちするほど登ってきたのです。
今度はそれを回復させてあまりある長いダウンヒルが続きます。
脚のスネに冷たい雨粒が当たります。
アスファルトに黒い点々がつき始めました。
コーナーではスリップに注意して
直線では漕ぎを入れます。
繊細さと豪快さと爽快感!

どうやら山の上の方だけ雨が降ってきたようです。
自転車をそれほど濡らすことなくギリギリセーフ。
トリガタワまでは揖保川を上流に向かって漕いでいましたが
トリガタワからは千種川を下流に向かって漕いで行きます。
行きと帰りで違う川を楽しめるなんて贅沢な!
雨から逃げを決め、少し落ち着いたところで道の駅ちくさに立ち寄ります。

清流と呼ぶにふさわしい川に下りてみます。
下流で見る川の色とは明らかに違う。


「日本という国は
本当に自然が豊かな国だなぁ・・・」
アメリカ在住のおじさんが日本に来る度に言っていました。
砂漠ばかりの大陸と違って変化に富んでいる。
兵庫県だけでも北は日本海側の雪深い地方から
南は淡路島の瀬戸内の温暖な地域まで揃ってしまいます。
食も違えば文化も違う。
自転車で行ける範囲でそんな違いを楽しめるのです。
ちなみにアメリカだったら3日車を走らせても
同じ砂漠の景色で、
同じチェーン店のバーガーショップで昼ごはんを食べる事もあるそうです。
補給しているところへ観光客のおじさんが話しかけてきました。
「今日は
何キロくらい走るの?」
「レースとかには出るの?」
「やっぱりチームに入っているのかな?」
ちょっと一般の人の質問とは違うなぁ~と思っていたら
息子さんが自転車やるそうで
播中のロードレースに出たりしているそうです。
ちょと長話になりました。
引き続き千種川沿いを下流に向かって漕いで行きます。
中国自動車道の下をくぐる頃には
千種川の川幅も大分広くなって見慣れた千種川になってきました。

明治時代に建設された余部鉄橋は日本海の入り江を跨いで建っています。
雪の日本海を背景に余部鉄橋を走るSLの姿に郷愁を覚えるのは
日本人のメンタリティーに人工物であっても受け入れる何かがあるのかもしれませんね。
この中国自動車道の赤い鉄橋を見る度に
香住の余部鉄橋を思い出すのは私だけでしょうか?
徳久まで来るといつもの70kmコース。
自宅までは40kmほど走らなければなりませんが気分は平常心に戻ります。
滅多に走らないコースから見慣れた定番コースへ入るだけで
ハイテンションから落ち着きを取り戻すのです。
大田井橋の信号待ちから久崎方面へ向かって走り出した時、
対向車線にローディーの姿が!
会釈しながら通り過ぎようとした時
お互いの口が「あ」の形をして止まりました。
「YKさん!」
「もしやと思ったらコギコギさんじゃないですか!」

この時点で、片鉄行って、美作まわってきたそうです。
一体何時から走っていたんでしょうね。
「あっ!雨に濡れていない」
「ちょっとは降られたんですけど・・・」
「岡山方面はダメ、降られた。路面もビショビショ!ほら」
と言って自転車を見せてくれました。
「うわぁ~かなり汚れてますねぇ~」
このあと、YKさんはテクノの坂を登りに行きました。
私は逆方向に千種川沿いを久崎方面に向かいます。
もし、1分でも違っていれば2人は出会わなかったでしょう。
すごい偶然です。
どのくらいの確率なんでしょう?
こういうの何ていうのかなぁ~
袖すれ合うも多生の縁?
違う違う
朱に交われば赤くなる?
もっと違う
類は友を呼ぶ?
走行距離…117.52km
時間…4:45:06
平均速度…24.7km
最高速度…57.8km
積算距離…14538.3km
消費㌍…3020kcal
補給食…###kcal
心拍…Avg.75%(132)Max.88%(156)
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
こういうの相思相愛っていうのかな?
私は帰宅してから、30kmほど、また走りに行ったんですよ。
おバカさんですね。
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特に、梅雨時は。
26日の比叡山ヒルクラ、臨時漕会として、がんばってきます。
初めまして、ONIと申します。
類は友を呼ぶ?の縁がありまして、YKさんと比叡山ヒルクライムで偶然に遭遇してしまいまして・・・
コギコギ日記に訪れました。
これから楽しみに拝見させて頂きます。
よろしくお願いします。
なかなかの人であると推察いたします。
YKさんから、少しお話は伺いました。
一緒に走れるといいですね。
坂はめっぽう弱いのですが
練習日誌の延長でブログをやっています。
是非是非!遊びに来て下さい!

