臨時漕会の魔の山モンバントゥーはトリガタワ |
日曜日である事、朝が早い事、
そして直前の天気予報が雨であった事。
理由は様々に考えられますが
日頃は道幅が狭く交通量も多い国道29号線が走りやすくなっていました。
これも、この梅雨空のお陰でしょうか。
黙々と一人、揖保川を上流に向かって走り続けます。
ただ、暗い雨雲がたれ込めてライトオンで走る区間もありました。
こんな日に自転車が走っているとはドライバーも思わないでしょうから・・・
川を遡って行くというコースは
海陸風の影響で午前中は上流から下流へ
午後からは下流から上流へ風が吹く事が多い。
これは陸地は海面に比べて暖まりやすく、冷めやすいため温度差が生じ
昼間は海から陸へ風が吹き、夜は陸から海へ風が吹くためです。
川面は風を遮るものがありませんから風の通り道になります。
晴れていれば、もっと強い陸風が吹いていたかもしれません。
しかし日射しがないので陸風に力はありません。
この梅雨空だからこそ走りやすいのです。
河口から上流へ向かうだけで景色はドラスティックに変化します。
街から田舎へ、平地から山岳地帯へ
川幅も徐々に狭くなって行きます。
トリガタワに辿り着くまでに、実に3つもの道の駅を通過します。
山崎、播磨いちのみや、そして、みなみ波賀。
道の駅は、どこも地域の特産物などが販売してあって
それらを巡るだけでも旅の気分を満喫出来ますが
トリガタワに行くなら道の駅みなみ波賀は外せません。
出発してから2時間とちょっと。
9時半くらいに到着しました。

ここまで来るといくら国道とはいえ交通量は少なくなります。
山が近く、空気がうまい。
休憩する上で静かであるという事は重要ですよね。

清々しささえ感じます。
あれだけ大きかった揖保川も、ここまで来ればこんなに小さな川になってしまいます。
「フィーイ、フィフィフィフィフィフィーイ」
清流にしか生息しないカジカガエルの鳴き声を聞くと
本当に心も体も癒されます。
道の駅みなみ波賀が外せない理由、その2はうまい補給食がある事。
補給食といえども出来れば地域の特産品を食べたいですよね。
いつもコンビニのあんパンやどら焼きばっかりじゃ味気ない。
せめて道の駅に立ち寄った時ぐらい土地の物を食べたいじゃないですか。
そうすると普通なら併設されているレストランなどで食事となりますが
これでは時間もかかりますし、補給でなくて食事になってしまいます。
そこへいくと、道の駅みなみ波賀には補給食にはうってつけの施設があるのです。
その施設がこれ!道の駅にパン工房があるのです。
地域の産物を材料にしたオリジナルのパンがいただけるのです。
波賀町はリンゴやブルーベリーを栽培しているらしく、それらのジャムなんかも売っていました。
その他に、丹波の黒豆パンや地元の小豆で作ったあんパン、以前に来た時は山菜ピザ、なんてていうのもあったっけ。
ヨーロッパカントリー風のお店で、
地元の女性職員が京都の製造元で作り方を研修したそうです。
見ていると食パンなんかを普通に買って帰るおばさんもいたりして
もしかして日常的に地元の人も利用しているかもしれません。

やっぱコンビニで食べるのとは違うわ!

田舎の婆ちゃんが作りましたっていう感じ。
おはぎのあんとも違うんだけども、素朴な味です。

あと、地元のリンゴを使ったリンゴソフトもいただきました。爽やかなリンゴ味のソフトクリームでした。
いかにもリンゴです!っていう味。
わかるかな?
せっかく自転車でいろんな所行くんですから
そこの場所でしか食べられない物を食べたいですよね。
これは自転車に限らず、旅という要素があれば車でも電車でも同じでしょうね。
ここの道の駅にはテント張りの仮設店舗で
自然薯の天ぷらなんかも売っていました。
この前は山菜おこわだったかな。
何百円かでちょっとつまみ食いできるものがある。
ねっ!自転車で立ち寄りたい道の駅でしょ!
道の駅みなみ波賀を出て引き続き国道29号線を北上すると間もなく斉木口を左折して国道429ご線を西へ向かいます。
いよいよトリガタワヒルクライムです。
折しもクランクをノーマルに変えたばかり。
スプロケは25Tのまま。
27Tに変えておけばよかったかなぁ・・・
まあ、フロント39T、リヤ25Tでどこまで頑張れるか試してみましょう!
トリガタワトンネルへは6~9%の登りが続きます。
コンパクトクランクの時はフロント34T、
リヤ24Tで登っていました。
登ってみると、39Tと25Tでも案外普通に登れました。
といっても私は坂を攻める人ではないので
あくまでも心拍はAT値付近までしか上げませんけどね。
時速は一ケタ。ゆっくりとマイペースで登って行きます。
左手にふもとから続く棚田が見えます。
この辺の田んぼは休耕田が少ないですね。
棚田といっても最近じゃ休耕田ばかりというのもありますから。
右手の集会所では、おばちゃんたちが集まって何かしている。
葉わさびの加工かな?
畦の草刈りをしているおじさんに・・・
田んぼに入っているお婆さんは
腰を屈めすぎて、後ろから見るとお尻しか見えない。
のどかだなぁ・・・
トンネルの手前で後ろを振り返ってみる。
結構登って来ているなぁ・・・

終戦までは姫路の兵隊が雪中行軍の訓練を行った程、
自然環境の厳しい場所だったのです。
ツール・ド・フランスの山岳ステージで有名なのが
魔の山モンバントゥーですよね。
トム・シンプソンがレース中に昏睡して死亡した所と言えばお分かりでしょうか。
2000年にはランス・アームストロングとマルコ・パンターニが死闘を繰り広げた山です。
そしてトリガタワは我々臨時漕会にとって、モンバントゥーなのです。
まだトリガタワにトンネルが無かった頃
そこには道幅が狭く急峻な峠道が存在するのみでした。
冬は雪に閉ざされて自転車では行けない。
10%以上の坂なんて普通に出てくる峠でした。
相生からトリガタワに登って帰ってくる。
120kmもの距離と激しい峠を越えて帰ってくる事が
臨時漕会のメンバーの目標だったのです。
トリガタワに行って帰って来れれば一目置かれる。
そんな存在の場所だったのです。
男同士の集団って、そんなところないですか?
子供っぽいって言っちゃあ、そうなんだけど・・・
これが出来れば認めてやるっていうようなことありますよね。
トンネルまでに行く途中、
左折すれば旧道を登って以前と同じように急峻な峠道を走る事が出来ます。
わたしゃ今回はトンネルを通りますがね。
なんせ25Tですから・・・
ちなみにトンネルが出来てから旧道を走った根性のあるメンバーはいません。
さて、いよいよトンネルに入ります。この前、FK氏が走った時はトンネルの向こうは雨だったようでドロドロになって帰ってきました。
峠の向こうとこちらでは
天気が違うというのは良くあることです。
トンネルの向こうが雨だったら嫌だなぁ・・・
ライトオンしてトンネルに突入!

路面がウエットじゃないかぁ~
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
時間の関係で今日はここまでしか書けませんでした。
続きは後日必ず書きます。
このあと、ビックリの偶然がありました。
果たして雨に濡れずに走れるか?
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