光のシャワーを浴びながら走るサイクリングコース |
心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りします。
被災地で、また自転車に乗れる日がやって来る事を願ってやみません。
がんばろう、にっぽん!
この記事は4月3日(日)の出来事を書いたものです。
AT値を出来るだけ維持して70km走った後は
筋肉内に乳酸が発生しているでしょうから引き続きLSDをやります。
乳酸が発生すると成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンは優れた脂肪分解能力がありますから
このタイミングでLSDをするとダイエット効果が期待できます。
もちろん、筋肉の回復を促すためにもLSDは有効です。
今回のLSDは赤穂鉄道廃線跡を走る事にしました。
このブログでは、よく登場するコースですが
赤穂鉄道廃線跡は坂越から有年へ千種川沿いを走るコースです。
千種川の眺めと、生い茂る木々のトンネルを走る
私が知る中で最も美しいコースの一つです。
鉄道の廃線跡がサイクリングロードとして人気を集めているものでは
岡山県の片鉄ロマン街道が有名です。
赤穂鉄道廃線跡はそこまでの規模は無いものの
まるで森林浴をするかのように木漏れ日の中を走りぬける気持ち良さは
ここ以外では味わえないでしょう。
なかなか文章では表現できないので
過去のブログの画像の中から出来のいいものを紹介しましょう。
車の離合は厳しいですね。
それだけに車の交通量が少なく自転車が大手を振って走る事が出来るのです。
走っていると、なるほど鉄道が走っていたんだなと思わせるシチュエーションです。
この路線は山陽線有年駅より赤穂までの
12.7キロの鉄道で大正10年4月14日に開業したそうです。
主に塩の輸送のために建設されましたが、地域住民の足としても活躍したそうです。
その後、昭和26年12月12日に国鉄赤穂線が相生~播州赤穂に開業したため、
前日に廃止となったそうです。
赤穂駅跡は山陽百貨店とウエスト神姫のあたりにあったそうですが
今じゃ痕跡すら残っていません。
ジャスコのある辺り、赤穂警察署東という信号付近で
国鉄赤穂線と交差する形で敷設されていたそうです。
鉄道と言っても軽鉄道と言って
私達がイメージする一般的な鉄道と比べれば小さくてかわいい鉄道だったようです。
開業当時、開通式の播州赤穂駅の写真を見てもその規模の小ささが分かります。
昭和26年の廃止の時までお客を運んだ車両はこんなに可愛いものだったようです。
フォードAエンジンを搭載した半鋼製ボディの単端式気動車(たんたんしききどうしゃ)です。
1944年(昭和19年)にはエンジンを外して客車になり、
鉄道の廃止1951年(昭和26年)まで使われました。
「こういうのが昔、ここを走ってたんだぁ・・・」
たぶん、速度も自転車並みのスピードだったんじゃないでしょうか。
道理で自転車で走りやすいはずです。
この道の谷側の木々の向こうは千種川が流れています。
木々が途切れる度に、青い千種川が目に入ってきます。
それだけでも綺麗なのですが、
夕方に走ると、太陽が木々の向こう側にまわり
千種川の川面にも太陽が反射して
横からの木漏れ日が美しい時間帯があります。
木々の向こう側にキラキラ光る千種川。
光のシャワーを浴びながら走る自転車。
かなりレベルの高いサイクリングコースなんですけどねぇ・・・
自転車雑誌、取材に来ないかな?
時間…2:04:31
平均速度…17.4km
最高速度…44.2km
積算距離…13445.3km
消費㌍…841kcal
補給食…0kcal
心拍…Avg.61%(112)Max.72%(131)
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
見慣れた風景、見慣れた道にも、深い歴史があるのではないでしょうか。
いつも走っているコースでも調べてみるときっと発見があるのでは?
あなたの好奇心を満たしてくれるかもしれません。
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